※ この記事には、毛虫の写真が出てきます。苦手な人は以下スル―してくださいませ。
多肉植物って比較的害虫とは無縁の生き物だと思っていました。
これまで育ててきた多肉植物は、害虫がやってきて取り除いたという経験はなかったので、手入れが楽でいいわーと思っていました。
なので、ある晩のこと、多肉植物の鉢の中に猛スピードで動き回る茶色い毛虫を見つけた時も、あぁ、鉢に迷いこんでしまった毛虫かなーくらいにしか思わず、放置していたわけです。
ですが、一晩経った昼のこと、ふと鉢を見ると、
えっ
同じ毛虫がまだいる…
すんごい猛スピードで鉢の中を徘徊しています。
どういう毛虫かといえば、こんなのです。
写真中に「神風玉」と書いてあるのは、先日我が家でお亡くなりになった多肉の神風玉の名残です。画像の多肉さんとは関係ありません。
この毛虫、私が見ている間は、鉢の縁の黒い壁を脇に見ながら猛スピードでぐるぐる周回しているのですが、ふと目を離すと、中央の多肉植物に近づいて、なんだかムシャムシャしてるんですよ。
えっ
食べてる?
毛虫って、多肉食べるの?
写真を撮ろうと思った時にはもう、毛虫は素早く多肉植物から離れて、鉢の縁の周回コースに突入しています。
なんとしてでも、証拠の現場は写真に撮らせないぞという姿勢が感じられます。
昨今の不倫騒動で揺れる政治家や芸能人よりもよっぽど慎重派な、文春砲もたじろぐ毛虫です。
でも、明らかにかじられています。
写真の右上の葉っぱが明らかにかじられているので、この毛虫、やはり多肉目当てで、この鉢にもぐりこんだのは間違いありません。
それにしても、なんの幼虫でしょう。
私は、毛虫には全く詳しくない人間なのですが、ちょっとググってみたところ、どうやら、スジモンヒトリという蛾の幼虫のようです。
たいして悪さはしない幼虫のようでしたが、多肉さんをこれ以上食べてもらっては困るので、他の場所へ移動させました。
人間が食べられる多肉植物も存在するくらいですから、多肉植物を食べたいと思う毛虫さんだっているのでしょうね。
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