5月になり、多肉植物は花を咲かせるものもあれば、子株がどんどん増えてくるものがあったり、一方、全く変化のないものもあったり、その成長は様々です。そんな中、ちょっと元気のないのが、透明の多肉植物ハオルチア。本日は、ハオルチアのお話です(下に続く…)。
ハオルチアの室外組の鉢に異変が
我が家のハオルチアは、軟葉系・硬葉系ともに室内組と室外組がいます。
今まで室外で管理してきた鉢の一つ、透明ハオルチア鉢。ここには3つのハオルチアが植わっていました。ツルギダさん(Turgida)とオブツーサさん(Obtusa pilifera)とシンビフォルミス(Cymbiformis)さんです。
ここ1ヶ月ほど、小さな白い花がたくさん咲いて、鉢の中は大変賑やかでした。
花が終わり別々の鉢に独立
ですが、そろそろ花も終わる季節となったので思い切って、それぞれのハオルチアを別々の鉢へ移すことにしました。これで、一緒に植わっているハオルチアはゼロとなったわけです。
なぜ、別々の鉢にしたのか。それはやはり、一緒の鉢にいても、生育のスピードが違ったり、元気だったりそうでなかったり、株ごとにバラツキが出てきたため、個別の鉢にして、各株にあった環境へ移してあげたいなと思ったためです。
ツルギダさんの変色
とりわけ、透明ハオルチア鉢に植わるツルギダさんの調子がよくありません。今となっては透明ではなく、なんだか曇って茶色くなってきました。粉をふいているような感じです。
実際に比べてみましょう。
こちらが我が家に来た当初の2016年11月のツルギダさん。黄緑に近い緑色でプリプリしていてみずみずしいです。
一方、こちらが本日2017年5月3日のツルギダさん。
……。
明らかに色が変わっています。
原因はやはり…
一体何が起こったんだろう。変わったことといえば、全体に水々しい緑が失われて、うっすらと白い粉がふいているようにも見えます。外側の葉は赤っぽく変色している部分が目立ってきました。
よく観察してみても、虫が付いている感じでもない。やはり、これは…
葉焼けだよねー。
ベランダの一日3時間くらいしか直射日光が当たらない場所に置いている鉢なのに、やはり直射日光が当たるだけでダメなのかなぁ。ツルギダさんがこんなに繊細な多肉だったとは、意外でした。
植え替えを実施
とにかく、植え替えを実施しました。小さな素焼きの鉢に一つづつ入れていきます。
植木鉢に底石を敷いて、その上から小さな砂利を2~3センチくらい入れて、そのうえからサボテン用の土を入れる。最後に小石を表面にまぶしてできあがり。1つの鉢が3つになりました。
こちらが単独鉢になったオブツーサさん。同じ環境にいたはずなのに、オブツーサさんはとっても元気
一方、シンビフォルミスさんは、外側の葉が赤っぽくなっています。が、これはうちに来た時からずっとだし、内側はみずみずしい緑なので、大丈夫かなと思っています。外側の葉っぱがしなっとしているので、そろそろ水をあげた方がいいかも。
ツルギダさんも、単独鉢となりました。
元気がない、というか変色したツルギダさんは、室内組の仲間入り。実は、室内もガラス越しに朝、直射日光が当たることは当たるんですけどね。室外よりはマシかな。胡蝶蘭が元気に育っている環境だから大丈夫かな。とにかく、これで様子を見ることとします。
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