多肉沼へ~多肉植物好きがハマる10のステージ

前回の記事では、近所の花屋で新たに多肉植物を衝動買いしたことを紹介しました。小さな多肉植物の鉢を前に、どうしようと考えていた時、私はハッとしたのです。

確実に、「多肉沼」って存在しますよね。本日は、「多肉沼」のお話です(下に続く…)。

多肉沼って何?

そう、最近思うのは、多肉沼って確実に存在してますよね、ということです。

多肉沼って何?という方のために、少し補足しますね。

カメラのレンズ沼みたいなもの

ナントカ沼というのは、例えば、一眼レフを買うと、セットのズームレンズから始まって、単焦点の標準・望遠・広角レンズ、マクロレンズ、大三元だの小三元だの言われる高級ズームレンズ、超望遠レンズ、超広角レンズ、魚眼レンズ、オールドレンズ、などなど、次から次へと欲しいものが出てきて、終わりなき購入活動の底に沈んでいくのです。家にレンズが数十本、いや数百本みたいな強者もいるとかいないとか。この現象を、レンズ沼にハマると言ったりします。

多肉沼のステージ

同様に、多肉植物も、そういう沼があるのではないかと思うのです。一眼レフカメラのレンズ沼のような、一度踏み入れてしまった者は容易に抜け出すことのできない、深い深い沼が…。

たとえば、こんな感じです。勝手に独断と偏見で、各ステージを想定してみました。

ステージ1

最初は、花屋の店頭、はたまた100円ショップで手にした小さな小さな多肉の鉢を一つ家に持って帰り、窓辺に飾っておくだけで満足していたはずでした。

ステージ2

が、気がつけば、その鉢の数が1つ、2つと増え始めています。あ、昨日もまた1つ買ったんだっけ、みたいな。ステージ1をすっ飛ばして、最初から複数個を大人買いしちゃった方もいるかもしれません。

ステージ3

お次は、増えてきた多肉を、プランターや大きめの鉢にまとめて植え替えてみます。多肉ってまとめてみると、グンと存在感を増しますからね。水遣りの頻度は少ないから、そんなにやることないんだけど、用事もないのに、多肉植物の鉢の周りを衛星のようにぐるぐる回りながら、人知れずニヤニヤ。そして、いいねー、と満足していたのでした。

ステージ4

が、気がつけば、テラコッタの鉢やカラフルな鉢に個別に植えてみたら可愛いかも、なんて思って、小さな鉢をいくつも買ってきて、植え替えてみます。うん、いい感じ、と満足してたはずでした。

ステージ5

が、ツイッターやらインスタグラムやらブログやらで、素敵な鉢に寄せ植え多肉をしている写真を見て、あぁ、自分もこんな風に素敵な寄せ植えができたらなぁ、と思い始め、気がつけば、雑貨店に走り、可愛い鉢を物色していました。

多分、私は今、これくらいの場所にいるかも。これからどういう沼が待っているかといえば、そうですね、これは私には未知の世界なので、勝手に想像してみます。

ステージ6

オシャレな雑貨屋で買ってきたブリキやガラスの可愛い鉢に多肉を寄せ植えしてみました。あら、いい感じ。こんなに簡単に素敵な多肉鉢ができてしまうなんて!雑貨屋めぐりが楽しいこと。

おそらく、このあたりからだんだん家の中の多肉鉢が増えてくるはずです。早い人では、多肉スペースを確保するべく、棚やスタンドを増設するようになるかもしれません。

ステージ7

ですが、そのうちに、多肉の植木鉢のデザインにこだわるだけじゃ物足りなくなり、中の多肉の種類も気になりだします。多肉植物と言ったって、アロエ、エケベリア、オロスタキス、ガステリア、カランコエ、クラッスラ、グラプトペタルム、コチレドン、セダム、セネシオ(セネキオ)、センペルビウム、ハオルチア、パキフィツム、あと何だっけ…、とにかく種類がたくさんあるんです、それらを、もっともっと、集めたくなってきたーと多肉狩りに繰り出します。もう多肉なんて呼ばない、セダムとかエケベリアとか、「属レベル」で各多肉植物を呼称するようになります

ステップ8

この辺りから、多肉鉢に凝る派と、多肉植物の種類に凝る派が分化してくるかもしれません(あるいはその両方!)。

多肉鉢に凝る派

多肉鉢に凝る派は、市販の多肉鉢では、満足いかなくなって、自作してみたくなりました。ほら、多肉ってリメ缶(缶をリメイクしたもの)やリメ鉢(植木鉢をリメイクしたもの)と相性良いですからね。ペンキを塗ったり、装飾したり、カワイイ!それっぽくなってきました。

多肉植物の種類に凝る派

多肉植物の種類に凝る派は、同じ種類の多肉植物でも、レアなものが気になりだします。なぜ、あれはあんなに高いんだろう、へぇ希少な種類なんだー、高くっても欲しいぃぃぃ、ハイ、諭吉さんのお出ましです。

ステップ9

多肉鉢に凝る派

多肉鉢に凝る派は、自作した鉢がたくさんできても入れる多肉植物がなければ、どうしようもないので、さらに多肉植物を買い込みます。寄せ植えなんて、1つの鉢にたくさん入っちゃうから、買う多肉の数も天文学的数字に増えていきます。

そして、自作の多肉鉢に、明確なコンセプトが生まれはじめます。独自のスタイルってやつです。数多くの多肉の中から、自身のコンセプトにマッチするものをセレクトし、そのコンセプトに合う多肉鉢をデザインしていきます。

多肉植物の種類に凝る派

多肉植物の種類に凝る派は、せっかくレアな多肉が手元にあるんですもの、増やしてみたくなります。葉挿ししたり、種から芽を出させたり、新種を作ろうと交配したり、自宅が植物学のラボラトリになっていきます。

ステップ10

多肉鉢に凝る派

多肉鉢に凝る派は、オリジナル多肉鉢を作ったはいいけれど、全てを家に置いておいたら、家中が多肉鉢だらけになってしまうので、できたそばから誰かにあげたり、売ったりするようになりました。

多肉植物の種類に凝る派

多肉植物の種類に凝る派は、多肉たちを増やしたはいいですが、全てを家に置いておいたら、家中が多肉植物の子株だらけになってしまうので、ある程度成長したそばから、誰かにあげたり、売ったりするようになりました。

ステップ??

そうすると、またスペースが開くので、オリジナル鉢を作り、多肉を買い、多肉鉢を作り…、ほら、終わりのないループにハマっていきます。あるいは、ものすごい新種の多肉ができちゃった。オークションにも参戦してみようかな。

やはり、深い深い多肉の沼がそこにはあったのでした。

「ステップ??」はもう私の想像の範囲を完全に超えてるんですけど(このため記述もかなり適当)、まずはステップ10まで到達できたら、それはもうプロなんじゃないかと私は思います。いや、私がもう、プロ認定しちゃいます。

終わりなき挑戦者の方々へ

さて、多肉沼の存在を検証すべく、各ステージを勝手に作ってみましたが、皆様はどの辺りにいらっしゃったでしょうか。

「お前は甘いな、まだお前の知らない世界があるんだぜ」という多肉プロの方々、恐れ入ります。世の中には知らない方が幸せな世界があるのかもしれません。

というわけで、この先にはどんな沼が待っているんでしょう。考えたくないわー、と思いながら、まずは目の前にある衝動買いの多肉さんをどう調理しようか考えあぐねている私がいるのでした。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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