【子ども】日本にはあって海外(スペイン)にはない予防接種

気がつけば、我が子は3歳5ヶ月。受けさせるべき予防接種の数もすっかり減ってきました。あとは日本に一時帰国した際に、日本脳炎を接種するかな、という程度。

赤ちゃんの頃は、もう毎月のように予防接種があり、毎回ドキドキしながら病院に行ったのを記憶していきます。そして、何度となく副作用とも戦いました。今回より何回かに分けて、子どもの予防接種のお話をします。まずは日本と海外(スペイン)の違いについてです(下に続く…)。

予防接種する?しない?

予防接種を受けさせるべきかどうか、副作用などもあり、予防接種を受けさせないという方針の親御さんもいらっしゃるかもしれません。

私自身は、予防接種は基本全て子どもに受けさせるという方針です。安全が確認されていない予防接種は嫌なので、毎回、予防接種を受けさせる際には、きちんと本やネットで情報を調べて、該当する予防接種で、何か問題が起こっている事例がないかなどの確認はします。ですが、国や地域で定期化されている予防接種のほとんどは何年も実績があるものですから、基本受けさせて構わないと思っています。ただし、子宮頸がん予防ワクチンは見合わせると思います。

日本と海外(スペイン)の予防接種の違い

私は海外(スペイン)に住んでいますが、子どもが生まれてからは日本に毎年2ヶ月ほど滞在してきました。日本に一時帰国した際には、市役所の保健予防課へ行き、スペインの予防接種と日本の予防接種を比較して、何か受け忘れているものがないか確認していました。

予防接種の種類

日本とスペインの予防接種にそこまで大きな違いはありませんが、日本とスペインの予防接種の具体的な違いを言うと以下の通り(2017年5月4日現在)。

  • 日本BCG日本脳炎のワクチンが定期接種です(スペインは存在せず)。
  • 日本水疱(水ぼうそう)のワクチンが定期接種です(スペインは2016年から定期化、それまでは11~12歳のみ)。
  • 日本小児用肺炎球菌のワクチンが定期接種です(スペインは2016年から定期化、それまでは任意)
  • スペインおたふくかぜのワクチンが定期接種です(日本は任意)
  • スペインC型髄膜炎のワクチンが定期接種です(日本は存在せず)。
  • スペインはB型髄膜炎のワクチンが、2015年10月より任意接種です(日本は存在せず)。

これ以外は定期接種も任意も、受けるべき予防接種の種類は一緒だと思います。つまり、

  • 定期接種:四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)、Hib(ヒブ)、B型肝炎、麻しん(はしか)、風しん
  • 任意接種:ロタ

という点は共通しています。

予防接種の頻度

初めて、日本の市役所で予防接種の種類を確認したのは子どもが2歳になる直前のころだったのですが、行なうべき予防接種がほとんど全て完了していたので、係の人が驚いていました。日本は、副作用の面などを重視して、一度に何種類も予防接種を受けさせない傾向がありますよね。このため、ワクチンのカレンダーを個別に組んで、きちんと接種の間隔を置いて、こまめに受けさせる印象があります。

一方、スペインは、一度に複数の予防接種を行なう傾向があるように思います。それだけ副作用のリスクは増えると思いますし、私もそれで苦労しましたが、病院に行く回数が少なくて済むし、1回でたくさんのワクチンを摂取するので、特定のワクチンを受け忘れるというリスクは減ります。

BCGと日本脳炎と水ぼうそう

日本にも滞在するけど、基本スペイン在住の我々にとって頭の痛いのが、日本にはあるけど、海外(スペイン)にはない予防接種のワクチンの存在です。

具体的には、BCG日本脳炎、そして、うちの子の世代は水ぼうそうがそれに該当しました。我が家は、結局、BCGは受けませんでしたが、水ぼうそうは接種しました。日本脳炎も接種しする予定です。

BCG

BCGを受けなかった理由は、時期が過ぎていたため。日本でBCGを受けるのって、1歳未満が基本です(標準的な接種時期は生後5ヶ月~8ヶ月未満)。1歳未満で日本にいたときは、予防接種の確認をしなかったので気づかなかったのです。次に日本に行った際にはもう2歳近くになっていました。日本のお医者さんに相談したら、BCGのワクチンが有効、つまり、結核が重症化するのは1歳未満なので、2歳近くなった今、予防接種をしてもあまり意味はありませんよ、と言われたので、BCGをすることはありませんでした。

水ぼうそう

水ぼうそうは、2016年よりスペインでも定期接種になったので、今は問題ありませんが、それまではスペイン国内で接種するのは実質不可能だったのです。任意でさえムリっていう状況。病院にも薬局にもワクチンが置いてなかったのです。なので、日本に帰国した際に2回とも受けさせました。

日本脳炎

日本脳炎は、スペインには病気さえ存在していません

ですが、日本にも定期的に滞在しますし、これから先、子どもが日本で暮らす可能性もゼロじゃないしと思うので、今年の夏に接種をする予定です。標準的な接種開始期間が3歳からと言われましたので。

ですが、日本脳炎の発生が見られる県で養豚場が近くにあったりする場合はもう少し早い時期からの接種が推奨されていると思います。推奨接種時期については、お住まいの自治体に聞いてみるのが一番です。

まとめ

以上、日本と海外(スペイン)の予防接種の種類を比較しながら、日本にはあってスペインにはない予防接種、逆にスペインにはあって日本にはない予防接種などを見てきました。

日本と海外を往復されるお子さんを持つ親は、常に両国の制度の違いの中で、自主的に情報を探し、両国に共通していない予防接種を受けさせるべきかという決断を迫られます。両国に共通していない予防接種というのは、片方の国に病気が存在していなかったり、ワクチンが新しくて認可されていなかったり、病気に対する認識が違ったり、と様々な背景があります。それを理解しつつ、自分の子どもに適した選択肢を見つけていければなと思っています。

次回は、我が子が実際に直面した予防接種の副作用についてのお話を取り上げます。こちらの記事になります。

【子ども】肺炎球菌の予防接種で副作用が出た
子どもが小さいうちは毎月のようにある予防接種ですが、予防接種によっては、副作用が強いのとそうでないのがあります。わが子の予防接種でも、毎回厳戒態勢を敷く予防接種が存在していました。
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