食中毒や熱やらで、前回の多肉ブログからすっかり更新が空いてしまいましたが、本日は、我が家の最近の多肉の動向を紹介します。
梅雨のないスペインでは、6月に入ってから真夏日が続いています。もう外は暑いのなんの、犬の散歩も一苦労です(早朝勝負しかない)。我が家の多肉植物を見てみましても、元気な多肉もあれば、瀕死の多肉もあります。今回は、元気な多肉植物から紹介しましょう。
木箱の寄せ植え多肉
まずは、木箱に寄せ植えをしたベランダ日向の多肉植物。
木箱の多肉植物たちは、すこぶる元気ですが、前回の顔ぶれから少し変化があります。
5月24日にアップした記事にあった寄せ植えが下の写真になります。
この後、飼い犬ネモに何度か多肉植物が襲われまして、いくつかの多肉が瀕死の状態に。それを取り除いて、新たに家にやってきたセンペルビウムとキムナッキーを足したのが新しい木箱の寄せ植えとなりました。
こちらが地味に変わった部分。
センペルビウムと、
キムナッキーです。
キムナッキーは、冬生育型で、木箱に植わった多肉の中では、唯一毛色の違うものなのですが、調子も良さそうなので、このまま居座っております。
で、こちらが現在の様子。
クリッシーライアン(左上2番め)の下の葉がごそっとなくなっているのは、飼い犬ネモの仕業です。もともと大きくて元気な株なので、犬にムシャムシャされても、すくすく育っているのは頼もしい限りです。
日陰で静養中の寄せ植え鉢
一方、飼い犬ネモに襲撃されて、瀕死の状態になった多肉、および、成長があまりみられず元気のなかった多肉植物を、別の鉢に寄せて、日陰に移動させたのがこちらです。
アメチスチヌム(Pachyphytum amethystinum)と、玉連(Sedum furfuraceum)は、成長が殆ど見られなかったので、小さめの別鉢に入れて様子を見ようと思ったのでした。一方の、黒いセンペルビウムと桜吹雪(Anacampseros rufescens variegata)は、ネモ犬に襲撃されて相当に弱ってしまっていました。
センペルビウムは、黒い中心部しか残っていないし、桜吹雪も、新葉のところしか残っていない上に、暑さのためか株全体がシワシワになっています。買ってきた頃の、プリっとした葉の感じはどこへやら、です。復活するか分からないけれど、別鉢に入れて、ベランダ日陰で様子を見てみようと思ったのでした。
こうして、別鉢にして2週間くらいが経ったでしょうか。まずまずの復活度合いです。アメチスチヌムは、ピンク色が薄くなってきたけれど、葉がしっかりしてきた気がします。玉連も、触っても株がガタガタしなくなりました。黒いセンペルビウムもしっかり根付いている感じ。唯一、桜吹雪は…、まだシワシワの状態は改善されていません。でも、現状維持してくれているので、このまま様子を見ていきたいと思います。
リトープス
お次はリトープス。
冬生育型のリトープスですが、脱皮も無事完了して、とっても元気です。現在、ベランダの日陰コーナーに生息しています。我が家にある多肉の中では、一番水をあげる頻度が少ないかもしれません。それでも、元気に育ってくれているので有り難い限りです。
室内のハオルチアたち
以前、ベランダ日陰に置いてあったら茶色に変色してしまったハオルチアたちですが、室内に置いてからはすっかり元気を取り戻しております。たとえば…
玉扇
冬の間からベランダにいて茶色っぽく変色してしまった玉扇(Haworthia Truncata)。室内で静養するうちに、緑色の部分が増えてきました。
シンビフォルミス
こちらは、シンビフォルミス(Cymbiformis)の親株の脇から出てきた子株を別鉢にしたもの。親株よりも旺盛に大きく成長してきています。普通の植物と一緒で、多肉植物も、小さめの鉢で育てて、根が回ったら一回り大きな鉢に、鉢増ししていくというやり方が、早く成長するのかもしれません。この小さい鉢にいるシンビフォルミスがダントツにすくすく育ってるのを見ると、そんな気がいたします。
オブツーサ・ピリフェラ
安定の成長を見せるのが、オブツーサ・ピリフェラ(Obtusa Pilifera)。脇からもムクムク子株が出てきています。ただし、オブツーサは、以前子株を分けて、小さな鉢に移したら枯れてしまったことがあったので、子株がそれなりに大きいサイズになるまでは、このまま親と一緒に成長させておこうと思います。
ハオルチアを中心とする室内組は、総じて元気です。やはり夏の日差しは、ハオルチアにはきつすぎるんですね。でも、実際は、室内ではなくて、いつかベランダ日陰に、棚を作って遮光して、そこにハオルチアを置きたいと思っているのですが、どうなることやら…。もうすぐ日本への一時帰国日が迫っているので、このまま夏は室内で越すことになりそうです。
次回は、夏の暑さで、元気のない多肉植物を紹介します。
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