2017年5月12、13、14日とバルセロナのセルバンテス公園にて、第17回国際新バラコンクールが開催されましたので、見に行ってきました。本日は会場の模様のレポートです(下に続く…)。
日差しが強い汗ばむ気候
私達がセルバンテス公園に行ったのは最終日の14日の正午ごろでした。
まだ5月だというのに照りつける太陽で汗ばむ気候。前回、ここに来たのはもう5年前のこと。その時は、会場で水のペットボトルを配布していたので、今回も、と少し期待したのですが、今回は特に何もなかったです、残念…。水は公共の水道を案内されました。かなり暑いので、この季節に公園を歩く場合はペットボトルのお水を持参ですね。園内には売店などもございません。
こちらが公園の入り口です。
バラ愛好家で賑わう休日
公園に入ると、あちこちにバラが植えてあります。そこではバラ愛好家の人々が、一眼レフカメラを片手にひたすらバラを撮影していたり、家族や恋人とバラを背景にセルフィ(自撮り)をしていたり、匂いを嗅いだり、バラの姿形を鑑賞していました。
セルバンテス公園は、1965年にオープンした公園で、数多くのバラが植えてあることで有名です。約87000平米の園内には11000以上ものバラが植わっているそうです1 。
園内はバラの種類によって、区分が分かれているのか、オールドローズのエリア、つるバラのエリア、ミニバラのエリア、などなどがありました。
新バラコンクール
国際新バラコンクールが開かれるだけあって、園内には既にバラがたくさん咲いています。ただ、先週の木曜日に、スコールのような大雨が降ったのと、昨日、今日と夏日がやってきたこともあり、バラの中には既に散っているものや、暑さで萎れかかっているものも散見されました。それが少し残念だったかな。でも、綺麗に咲いているバラもたくさんありましたよ。
前回来た時は、コンクール用のバラは、ツボミばかりだった記憶があるのですが、今回は、コンクール用のバラが一番綺麗に咲いていました。さすが、この3日間に合わせてコンディションを整えてきただけのことはあるという咲きっぷりでした。
コンクール用の新バラ
コンクール用のバラは、新バラというだけあって、名前はまだ付いていないのか、番号で書いてあるのが多かったです。
バラ園を見渡すと、真紅のバラはあまり見当たらなかったです。グラデーションのかかったバラが全体に多い印象でした。
中には、パンジーみたいな変わったバラもありました。オランダのバラのようです。
ハチさんも、バラの蜜を吸って、コンクールに参加していました。
こちらは紫色のバラとピンク色のバラ。ともに薄色ですが、ため息が出るようなグラデーションです。かわいいなぁ。
コンパニオンプランツも
バラだけではなく、その周りのコンパニオンプランツたちも素敵でした。
バラの周りにたくさんの小さな花たちが咲いていて、素敵なローズガーデンができていました。
セルバンテス公園の情報
以上、バルセロナのセルバンテス公園のバラの花を見てきました。
5月はバラの季節。しばらくはバラの花でいっぱいの公園を楽しむことができるので、バラ好きの方が、もし5月にバルセロナにいらっしゃる機会がございましたら、ぜひセルバンテス公園に立ち寄ってみてくださいませ。5月以外でも、バラの咲く時期にはたくさんのバラが咲いていますよ。
セルバンテス公園(El Parc de Cervantes)
住所:Av Diagonal, 706
入場料:無料
開演時間(目安):10~21時(4月1日~10月31日)、10~19時(11月1日~3月31日)。10時開園、日没に閉園2 。
アクセス:緑の地下鉄3番線のZona Universitària駅からディアゴナル通り沿いに西方面に歩いて数分のところにあります。
ちなみに、セルバンテス公園には、新バラ以外にも、たくさんのバラが咲いていました。いくつかのバラについては、以下の記事で名前と写真を紹介しています。
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