虫に気をつければ何とか育つ植物とは

植物のおはなし
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これまで我が家のベランダで育てた植物を育てやすさで分類しております。

世話が大変な植物とは
ケアが大変な植物、それは、ダントツで、バラです。バラは強い植物ですが、綺麗な姿を維持しようと思うと、地道なケアが大切になります。
普通に育てるのが大変な植物とは
これまで私が育てた植物について、ケアが大変云々以前に、普通に育てるのが大変だったという植物を紹介します。

今回はその第3弾ですが、虫のケアさえしていれば、簡単に育てられますよという植物たちです。

ですが、この「虫のケアさえしていれば」というのがクセもので、私もそうですが、

「ベランダだしご近所さんの手前ちょっと…」

「犬や子供がいるので…」

「私はエコロジー派なので」

などといった様々な理由で、殺虫剤のような薬剤を使うのが抵抗ある場合だと、実は栽培の難易度が増すポイントになってしまうんですね。ここでは、どの植物にどういう虫がつきやすいか。そして、薬剤をなるべく使わずにどう撃退するかなどをコメントしていきたいと思います。

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薬剤を使わずに虫を駆除

実は、薬剤を使わずに虫を駆除しようと思ったら思ったで、いろいろな方法があります。たとえば大きく分けて言ってしまえば、

  1. 手で取る
  2. ガムテープやセロテープで一気に取る
  3. 葉水をして水圧で虫を蹴散らす
  4. 牛乳やコーヒーなど害のない製品で虫を参らせる
  5. エコに気を使った市販の無害な製品を使う

などの方法があります。5の、市販の無害な製品が使えるのが一番良いのでしょうが、スペインではなかなかそのような有能な製品が見つからない。このため、試行錯誤しながら1から4の方法を実行するわけです。さて、どの植物にどんな方法が通用するやら。

パンジーはアブラムシ

まずはパンジー。パンジーは一年草です。なので、来年のことを考えなくていいので、花屋から買ってきて、そのまま鉢増ししてベランダに置いておけば、次々と花を咲かせてくれます。パンジーの開花時期は、だいたい10月~5月なので、花が少ない秋冬にベランダを彩ってくれる貴重なお花です。しかも、冬は虫が少ない。なので、基本パンジーは虫は気にしなくて大丈夫です。ただし、花が終わり始める春のころ、だんだん茎が徒長しはじめて、株全体の格好が悪くなってくる時期(つまり春)に、アブラムシがやってきます。我が家の場合は、もうもうビッシリとお出ましになりました。マメな人は、セロテープやらで取り除くと良いでしょう。マメな人は、です。私は一年草でも、来年花が咲くかもなんて、淡い期待を抱いて、鉢をそのまま残していたのですが、大量のアブラムシで心が折れました。やっぱりパンジーは一年草だよね、なんて自分に言い聞かせて…。

バジル、パセリ、ラベンダーはハダニ

ハダニ、これはベランダの植物における最大の敵です。上の階のベランダで雨が遮られて、直接雨に降られることの少ないベランダの植物たち。ですが、その分、乾燥しがちなので、ハダニの温床になるんです。その最大の被害者は何と言ってもバラ、です。バラについては、同テーマの第一回のページをご参照くださいませ。

しかし、それに負けず劣らずの被害者となったのがバジルとパセリでした。バジルは室内にあるときは良かったのですが、ベランダに移したが最後、餌食ですよ。まさにハダニの餌食。美味しいんだろうなぁ。

このハダニへの対抗策はいろいろあるんですけど、まずバラと同様で、頻繁に葉水をおこなうこと。水圧でハダニを追いやるとともに、葉が乾燥しすぎるのを防ぎます。ハダニは乾燥が大好きなので。数が少なければ、見つけ次第、セロテープ作戦もいけます。あるいは、牛乳スプレーを葉に散布という方法もあるのですが、これはベランダではキツイです。何がって牛乳の匂いが…夏場はそのまま葉の上でヨーグルトになっちゃいそうで。あと、葉がベトベトになるので、触るとなんとなくウエっていう気持ちになります。なので、私は基本的にバラに葉水するついでにバジルとパセリにも葉水する作戦を主としていたのですが、かなりマメにやらないと厳しいです。私はマメではなかったので、ハダニに敗北しました。

もともとバジルとパセリは、あとでお料理に使えたらラッキーみたいな感覚で栽培を始めたのですが、ハダニに食われて白と緑のマダラ模様になったバジルやパセリを食べるのはちょっと無理で、結局、料理には使わず仕舞い。なんのため、お主はここにいるのかね、みたいな状況になってしまったのでした。バジルのお花は綺麗でしたけどね。

同じくハダニが付いたのは、ラベンダー。とはいえ、うちのラベンダーは、イングリッシュラベンダーだったのですが、ラベンダーの葉はもともと細く小さいので、バラやバジルなど他に美味しい植物があるうちは、ハダニはあまりラベンダーには付きません。バジルやバラがハダニに敗北した戦場を徒労して彷徨っていて初めて、あれあれラベンダーの葉が白っぽいぞと気づくレベル。だから対処しはじめるのに時間の猶予がある、そういう植物と思います。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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この記事を書いた人
クレウエタン

7歳の息子の子育て、13歳のコーギー犬、ベランダ園芸(多肉植物や胡蝶蘭)が主なテーマ。最近は、ラズベリーパイ、AI、パソコン、スマホのアプリ、プログラミングにも興味あり。

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暮植譚~クレウエタン

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