多肉植物って、水やりの頻度も少なくて良いし、手がかからなそうっていうイメージがあります。が、実は、何気に奥深いんじゃないかと感じている今日この頃。本日は、多肉植物の水やりについてのお話しです。
多肉植物の水やり
普通の植物に比べると、多肉植物の水やりは本当に少なくていいし、手入れもそんなに難しくないし、楽よね、というイメージがあります。
実際、そうなんだろうなと思います。
以前育てていたバラなんぞに比べれば、もうなんと楽なことか。
毎日、やれ、葉ダニだ、芋虫だ、ハチだ、カナブンだ、ウドンコ病だ、なんて苦労はありませんからね。
多少、お水をあげ忘れたところで、多肉の元気さは変わりません。シナシナになってても、お水をあげるとシャキッと復活する生命力の強さ。
いやー、私も見習いたいですよ、人生の先輩!
それでも、油断すると、あららなお姿になってしまったりするわけで(特にハオルチア系とか帝玉とか)、綺麗なお姿をキープしておくためには、時々はきちんと気にかけておかないとね、というのが多肉さんなのではないかと思います。
本日は、新入りのマルバマンネングサと神風玉についての水やり話を少々。
マルバマンネングサ
黄色い葉っぱ
7月末に、近所のホームセンターで購入した多肉植物、セダムのマルバマンネングサです。
購入当時はこんな感じでした。
緑と黄色のグラデーションがステキ!と思って手に取った私。家に帰ってからも、しばらくは玄関の日陰コーナーに飾っていました。目立つし、カワイイし。
ですが、黄色い葉がポロポロと落ちてきました。
ん?
毎日、葉っぱがどんどん落ちてきます。
んんん?
えっと、もしかして、水不足?
そう思って、水をあげました。そうしたら、黄色い部分がみるみる消えていきます。
あるものは剥がれ落ち、あるものは緑色に戻る。
もしかして、黄色いグラデーションって思っていたところは、単に枯れかかっていただけ?
たぶん、そうです。
ネットで検索して出てくるマルバマンネングサは、青々としています。普通に草、って感じ。
この黄色い感じは、枯葉、だったのねー(;^ω^)。気づかなくてゴメンナサイ!
多肉だからって、あまりにも水をあげてないと、こうやって枯れてくるのねー、と勉強になりました。
日陰でカビ?
そして、数日後…
玄関に、マルバマンネングサが見当たらない。
母に聞くと、
「あ、あれ?、外に出しておいたわよ。なんか土にカビ生えてたから」
えええ、カビ?
多肉植物だし、家に来てから一度しかお水をあげてないのに、カビって何?
そうです。忘れてはいけません。ここは高温多湿な日本の夏。
日の当たらぬ場所に水をあげて置いておいたら、あっという間にカビが発生してしまうのかも。気を付けないといけませんね。
やはり日向が似合う多肉
庭に移動されていたマルバマンネングサを発見。
家に来たときとは、うって変わって、黄色の部分がほとんどなくなり、緑の小さな葉が次々に出てきています。
やはり日の当たる場所がお好きなんですね。カビもなくなるだろうしね。良かった、良かった。
水やりして日陰に置くとカビが生え、日向で水やりをしなさすぎると黄色く枯れる。
多肉とはいえ、水やりのバランスには気を付けないといけませんね。
神風玉
シワシワ模様?
さて、こちらは、冬生育型で、玄関の日陰コーナーに鎮座している新風玉ことケイリドプシス・プランシー。
わが家に来た当初から、気になっていたのが、葉の表面をじっと見ていると、浮かび上がる横縞模様…。
拡大してみたのですが、分かります?
これは、こういう模様なのかな、と思っていました。
プリプリに戻る
ですが、水をあげること数日、横縞模様は消えていました!
水不足でシワシワになっていただけでした。
こちらは水を久々にもらってプリプリしている神風玉。
拡大した写真を見ても、ほら、シワシワも完全に消えています。
横縞模様が見えてきたら、水をあげるサインだぞ!ということを学んだのでした。
神風玉は、普段は日陰の玄関に置いていますけれど、マルバマンネングサのように土がカビたら困るので、水をあげた日は、1日は日向に置いてあげるようにしています。
※本記事で取り扱った多肉植物は以下のページでも購入できます。
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