多肉植物、寄せ植えから独立へ

多肉植物
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去年の11月より育て始めた多肉植物。これまで、ほとんどの多肉を大きめの鉢で寄せ植え的に栽培してきました。ですが、春がやってきたのを期に、思い切って一株ずつ独立させることにしました。今日は多肉植物の独立のお話です(下に続く…)。

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寄せ植え的に育ててきた理由

去年の11月から始めた多肉植物の栽培。これまでの記事で紹介してきたように、エケベリア鉢透明プリプリハオルチア鉢渋い系ハオルチア鉢、など複数の多肉を一つの鉢で管理してきました。その理由としては、

  • 多肉の個々の株が小さかった
  • ベランダが狭くてそもそもスペースが限られている
  • 一つの鉢にたくさん多肉が植わってると華やかで見栄えも良い

などがありました。2017年3月末現在もこの条件は大して変わっていません。

寄せ植えで不都合なこと

ただし、寄せ植えをしていて少し不都合なことも出てきました。

一つは、同じ鉢の多肉植物の中で成長にバラツキが出てきた、ということです。大きく成長する多肉もあれば、ほとんど成長してない多肉もある。もちろん、成長してくれるのは多いに結構なのですが、成長している多肉にばかり鉢内の栄養が行ってしまわないかしら、とか、あまり大きくなっていない多肉植物とバランスが悪くなってきたな、という気がしてきたのです。

また、水遣りの頻度も気になってきました。同じ鉢で、この多肉は乾いてきていて水を必要としているのに、こっちはまだまだだな、という水遣りのペースのズレ。別々の鉢であれば、適宜必要とする多肉の鉢に水をあげられますからね。

実のところ、一般論で考えて、寄せ植えがいいのか、個別鉢がいいのか、という点については判断は難しいと思います。それぞれ栽培している環境や季節、多肉をどう見せたいかといった個人の趣味や嗜好によって違ってくると思うので。ですが、私の環境的には、いまこそ独立させよ!という司令が出た気がしたのでした(誰から?)。

気軽に鉢を変えてみる

こういう時でも、気軽に鉢を変えることができるのも多肉植物の良い点です。多くの植物の場合、成長が早いので、寄せ植えにしていると土の中で根が互いに絡まっていたりして、根を傷つけやしないかドキドキしながら、実際、ちょっとは傷つけて植え替えしないといけません。

ですが、多肉植物は植えてから4ヶ月経った今も、多肉周辺の土からすくいあげるようにゆっくり掘ってみると、簡単に取り出すことができました。冬の間だったからなのか、多肉は成長が遅いからなのか、あまり成長していなくて、互いに根も絡まり合ってもいなくて、スポっと取り出すことができました。うーん、楽です。とはいえ、しょっちゅう、鉢を変えたり環境を変えたりすると、多肉植物にとってもストレスになると思うので、何事もほどほどに、がいいのでしょう。

さっそく作業開始

まずは気になっていた渋い系ハオルチア鉢。こちらがこれまでの様子です。

ハオルチア12の巻がどどーんと大きくなって、他はそれほどでもないのが気になっていました。なので、この鉢のハオルチアたちをみんな独立させます。

一方で、花芽がいっぱいの透明プリプリハオルチア鉢は、花芽が付いているだけあって、結構なエネルギーを消費している感があるので、鉢替えはもう少し先に行なうことにしました。そして、ハオルチアは全部まとめて、ベランダの日陰(日の出の光が一瞬当たるだけの位置)に移動。ハオルチアコーナーを作りました。さりげなく新顔のガステリア子亀姫もおります。

木製のトレーを下に置いたのは、鉢が小さいので、犬や子供や、もちろん大人もぶつかった際に、「おむすびコロリン」方式で、ベランダの下へ落下…となるのを防ぐためです。

 

一方、エケベリア鉢はもともとこんな感じでした。

まずは、とりわけ成長が顕著だったクリッシーライアンと名称不明のエケベリアを独立させることに。

こちらがクリッシーライアン。脇からは子株も出てきています。

 

こちらは名称不明のエケベリア。クリッシーライアンほどじゃないけど成長しています。

 

あとは、逆に、ほとんど成長している感がないうえに、触るとグラグラしていたアメチスチヌムを別鉢にしました。大きい鉢にいたため、土が乾きにくくて、根がしっかり育っていないのかなと思ったので。

そして、残りの4つは、寄せ植えのままにしたのでした。これでしばらくは様子を見ようとお思います。

コメント

  1. 初めまして!ex blogからやってきた金沢のかなです。かなの魅惑のらんの管理人です。スペインでの多肉栽培、楽しんでいますね。私は蘭栽培専門ですが、多肉植物も好きです。スペインやポルトガルの野原でオフリスの群生地見たいなあ〜

    • かなさん、コメントありがとうございます。素敵なランをたくさん栽培されているんですね。羨ましい!オフリスという蘭も恥ずかしながら初めて知りました。ユニークな形状で素敵な花ですね。私の住んでいるあたりに咲いているのか定かではありませんが、これから注意して見てみたいと思います。

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