昨年の11月より我が家のベランダに多肉植物が導入されました。
あれから4ヶ月が経ち、毎日見ていると気づかないんですが、写真を見比べてみると随分大きくなってきました。これから何回かに分けて、ここ4ヶ月の多肉植物の成長を振り返っていきたいと思います(下に続く…)。
そうだ!多肉植物を育てよう
最初に多肉植物を購入しようと決意したのは、2016年11月2日のことでした。木枯らしの吹きすさぶ中、近所の歩いて10分くらいのところにある大きめのガーデニングのお店に行ってみました。そして、購入したのが3株の多肉植物でした。
一つ目はこちら。ピンクで可愛かったから。購入してすぐに株を大きめの鉢に植え替えたときの写真です。
二つ目はこちら。緑の透き通る感じが素敵だったので。
そして、三つ目はこちら。多肉コーナーにあったのですが、果たしてこちらも多肉なのかしら。普通の植物に見えますね。ちょっと肉厚だけど。
それぞれの名前はというと…、実は…、知りません…。お店でも多肉植物、というジャンルでドサっとまとめて置いてあるだけだったので、各鉢には名前すら書かれていなかったのです。
もっとも、スペインでは、多肉植物はスクレンタス(Suculentas)って呼ぶので、お店ではスクレンタスって書いてあったのですが。
きっかけはテレビドラマ
最初に申しておきますと、私自身、多肉植物の知識はほぼゼロの状態でした。今まで、うちではバラ、胡蝶蘭、カラー・チューリップ・ヒヤシンスなどの球根植物、シクラメン、パンジーやゼラニウムなど、数々の植物にトライしてきましたが、恥ずかしながら多肉植物とは縁遠かったのです。
はじめて多肉植物を知ったのは、テレビドラマを通じてでした。
NHKのBSプレミアムのドラマで2014年から2016年にかけて放送されていた「植物男子ベランダー」です。こちらは、いとうせいこうさんのエッセイ『ボタニカル・ライフ 植物生活』、『自己流園芸ベランダ派』をもとに作られたドラマで、田口トモロヲさんが主演されています。田口さんはもちろんのこと、安藤玉恵さんや松尾スズキさんといった他の出演俳優陣もかなり良い味を出していて、じわじわくるドラマです。このドラマ、スペイン人の夫も大好きで、シーズン1から3まで、録画したものを毎回楽しみに拝見していました。NHKさん、さらなる続編期待してますよ!
いとうせいこうさんの原作も購入してしまいました。
こちらが続編です。
『ボタニカル・ライフ 植物生活』は電子書籍はないのですが、続編の『自己流園芸ベランダ派』の方は電子書籍もあります。電子書籍でも読めるとお手軽にパソコンやスマホにダウンロードできるので、本当に便利です。
これらエッセイも、いとうせいこうさんの人柄が出ていて、植物への愛情が感じられつつ、思わずクスっと笑ってしまうようなエピソードが満載の良書です。
さて、ドラマの中では、田口さん演じるベランダーは、多肉植物を育ててはいなかったのですが、ドラマ中のミニコーナーに、「愛の多肉劇場」というのがあったのです。まさに多肉植物たちが主人公のドラマ。幻玉、オーロラ、火祭とか、多肉植物を知らなくも、ミニコーナーを見ているうちになんとなく名前を覚えてしまうという…。
そんなわけで、多肉植物の存在を知ったわけです。さらに、子供が生まれて以来、うっかり植物への水遣りを忘れたのが何回か続き、ついに3年越しのシクラメンを枯らせてしまったのを機に、水遣りの頻度が少ない多肉植物に惹かれて、我が家にも導入しようと決意するにいたったのでした。
こうしてやってきた多肉植物たちですが、もう少し詳しく多肉のことを知りたいと思い、種類などを調べてみることにしました。そこで気になったのが、ハオルチアという多肉植物だったのです。
次回は、多肉植物ハオルチアについて書いていきたいと思います。こちらからどうぞ。
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