新しい多肉植物が来た~ワカメそれとも魚の骨?

多肉植物は、バラエティに富んでいて、変わった形状が多いのも特徴的。

そんな中で、以前から気になっていたフォルム(形状)の多肉植物がありました。

ズバリ、それは

ワカメ

陸に存在しているのに、それも、どちらかというと乾燥した場所を好んで存在しているのに、何が楽しくって海藻みたいな形状をしているんだ、お主は!

と突っ込みを入れたくなるような多肉植物。それがワカメのような多肉植物でした。

本日は、ワカメのような多肉商物、でも実は魚の骨だったフィッシュボーンカクタスのお話です。

我が家にいたワカメっ子多肉

わが家のワカメっ子多肉といえば、少し前にお迎えしたこの多肉さんです。

未だに名称不詳な多肉さんです。

が、最近、さらにワカメっぽいのが存在しているのが分かり、常々気になっていました。

今回、ちょうど近所のショッピングセンターに遊びに行ったときに、そのワカメちゃんに出会ってしまったので、衝動買いしてしまいました。

フィッシュボーンカクタス

私はワカメ、と思ったのですが、こちらのお名前は、フィッシュボーンカクタス。

直訳するなら、魚の骨のサボテン、というわけです。

そっか、これを命名した人は、きっとワカメなんて見たことがなくて、魚の骨、って思ったのでしょうね。

フィッシュボーンカクタスは別名で、ジグザグ・カクタスとか、リックラック・カクタスと呼ばれているよう。あぁ、ワカメ・カクタスとも呼ばせたい…。

フィッシュボーンカクタスの種類

フィッシュボーンカクタス~魚の骨サボテンと巷で呼ばれるものにはいくつか種類があるようです。魚の骨サボテンは通名なので、それっぽい形をしたものはみな、同じ名前で呼ばれているけど、実は少し違う、というわけで、ちょっと調べてみました。

いずれも、クジャクサボテン科の植物なのですが、葉っぱが似ているため、花を咲かせるまではなかなか見分けが付かないようです。

元祖フィッシュボーンカクタス

Selenicereus anthonyanus

1つ目の、フィッシュボーンカクタスは、Selenicereus anthonyanusという学名のもの

Selenicereusの、Seleneは、ギリシア神話の月の女神であるセレーネーに由来しており、cereusはラテン語で「ろうそく」の意味です。フィッシュボーンカクタスは、夜に香り高いお花を咲かせることから「ろうそく」という言葉が付いたようです。

anthonyanusは、お花の発見者にちなんで。厳密にいうなら、1950年に初めて花を咲かせることに成功したアンソニー博士(Harold E. Anthony)にちなんだ名前のようです。

南メキシコの標高180-500メートルのあたりにに生息しています。半日陰~日向で育ち、冬は気温4度まで耐えられます。晩春から初夏の夜に、紫色の香り高い花を咲かせます[^1] 。

ハクビクジャク(白眉孔雀)

Epiphyllum anguliger1Emma Lindahl

もう一つは、Epiphyllum anguligerという学名を持つフィッシュボーンカクタスです。日本では、ハクビクジャク(白眉孔雀)というお名前もあるようです。

先ほどのSelenicereus anthonyanusと葉(正確には葉状茎)の形が酷似しているので、見ただけではなかなか分かりにくいのですが、花の色が違います。ハクビクジャクの花の色は中央が白で周囲がアイボリーなのです。夜に咲く花で、高い香りを放つという点は共通しています。

また、花の咲く季節も、初夏ではなく、晩秋から初冬という違いがあります。

メキシコ産という点は一緒ですが、標高1100~1800メートルに生息していて、発育に適した気温は16度~25度。半日陰から日向で育ち、できれば10度以下は避けたいという特性があります[^2] ので、冬場は家の中で管理した方がいいかもしれませんね。

月下美人とは違うの?

Epiphyllum-oxypetalum-whitelight-front-long

また、上記の魚の骨サボテンことフィッシュボーンカクタスに似ているものとして月下美人があります。いずれもサボテン科クジャクサボテン属の多肉植物なので、似ているといえば当然なことなのかもしれません。

その学名は、Epiphyllum oxypetalumEpiphyllumは、ギリシア語で「葉の上の」という意味。oxypetalum は、ラテン語で、「先のとがった花びら」という意味です。

メキシコ原産で、南アメリカ諸国に広く生息しています。花の色は白で、香り高いお花が夜に咲きます。寒さに弱く、5度以上の環境を好むので、冬は室内で管理するのが無難なようです。

日本では月下美人で有名ですが、中国では「曇花一現」、スペイン語圏では「夜の愛人」「夜の貴婦人」などと呼ばれています[^3]。

お花が楽しみ!

今回、私が入手したフィッシュボーンカクタスは、白眉孔雀(Epiphyllum anguliger)でした。

ハクビクジャクは、10度以下は避けた方が良いようですが、お店からいただいた紙には、気温が「2-3度でも大丈夫」と書かれていたので、実は寒さに強いのかもしれません。それは冬が来れば分かるかな。

晩秋にかけて夜に良い香りのお花が咲くらしいので、今年は数か月後にはお花が見られるということですね。楽しみです!


【今回紹介したフィッシュボーンカクタス】

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