多肉植物エケベリア鉢のここ4ヶ月の成長を振り返る

多肉植物
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前回の記事で、同じ鉢に植える多肉植物の組み合わせを考えてみましたが、それを踏まえて、鉢をいくつかのグループに分けてみました。その後、多肉植物を買い足したので、現在我が家には、16種類の多肉があります。今回は、私がエケベリア鉢と呼ぶ鉢に植わる7種類の多肉の4ヶ月間の成長を見てみたいと思います(下に続く)。

エケベリア鉢を作る

当初の顔ぶれはこんな感じでした。

上から時計回りに、カランコエの一種(多分)、ハオルチア・十二の巻(多分)、エケベリアの一種(名前不明)、エケベリア・プリドニス(多分)、ハオルチア・シンビフォルミス(多分)、となります。「多分」とか「名前不明」になっているのはお店で購入した際に、種類のタグが付いていなかったので、ネットや本で調べて、これかなと自分で類推するしかなかったからです。

このうち、ハオルチアの2種は別鉢にして、カランコエの1種も別鉢に。残るエケベリア2種を、今回買い足した多肉と一緒に大きめの鉢に植えることにしました。

さて、買い足した多肉植物ですが、今度はスペインの植物のネット通販に挑戦しました。ネット通販だと、植物の名前も詳しく書いてあるから、育て方なども探しやすいです。私が住んでいるのはカタルーニャですが、今回注文したのは、スペインのムルシアにある通販のショップです。はじめての利用でしたが、スムーズに購入することができました。スペインなので、国内なのに荷物が届くまでとんでもなく時間がかかることがあるので、事前にネット等で評判をチェックするのは必須です。あ、これは日本も同じですね。

これが、エケベリア鉢の多肉植物たち。2016年11月16日時点の写真です。

一番上のものから時計回りに以下のようになっています。ついでに購入したお値段も書いてみました。皆、夏生育型の多肉植物です。

  • 玉連(Sedum furfuraceum)-セダム属 。10度以下の寒さは苦手。 2.5€(300円相当)
  • ブロンズ姫(Graptopetalum bronze)-グラプトペタルム属。マイナス2度まで耐え、夏は半日陰。2,50 €(300円相当)
  • プリドニス(多分)-エケベリア属。真夏以外は日向で丈夫。2.5€(300円相当)
  • クリッシーライアン(Echeveria Chrissy ryan)-エケベリア属。マイナス1度まで耐え、夏は半日陰。0€(お店のオマケでした)
  • エケベリアの一種(品種不明)-エケベリア属。真夏以外は日向。2.5€(300円相当)
  • 雅楽の舞(Portulacaris afra variegata)-ポーチュラカリア属。寒さが苦手。結構大きくなる?。0€(お店のオマケでした)

そして、真ん中の多肉が

  • アメチスチヌム (Pachyphytum amethystinum)-パキフィツム属。マイナス7度まで耐えるが、暑さが苦手。3,00 €(360円相当)

こうしてみると、全然エケベリア鉢ではないですね。エケベリア3つしかないし。

我が家の生育環境

こうして品種同士の特性を比較してみると、暑さが苦手だったり寒さが苦手だったり、かなり違いがあるのですが、ここで我が家の生育環境を見てみます。

場所は、東向きのベランダ。ベランダに太陽が直射する時間は、だいたい以下の通りです。

  • 春夏4~9月が7~13時
  • 秋冬10~3月が8~11時

もちろん時期で上下はありますけど、基本的に一年を通じて半日陰なんです。

気温は、ベランダに置いてあるNetatmoのウェザーステーションの記録を見るとこんな感じです。

  • 春夏4月~9月の気温が8~30度
  • 秋冬10月~3月の気温が5~25度

ちなみに、今の季節(3月15日)だと一日を通じて、だいたい12~22度ってところです。今年は冬に一日だけ夜中に2.3度という日がありました(1月18日)。幸い枯れた多肉はありませんでしたが…。

最低湿度は以下のとおりです。

  • 春夏4月~9月の最低湿度が15~33%
  • 秋冬10月~3月の最低湿度が21~69%

というわけで、真夏と真冬を覗いては温度の変化が比較的少なく、太陽もそこまで強く当たる環境ではないので、普段は、多肉植物たちは同じ場所に固めて置いてあります。夏になったら日陰の場所などに適宜分散して置く予定です。

エケベリア鉢の4ヶ月間の成長

さて、ここでこの4ヶ月のエケベリア鉢の成長を見てみます。

2016年11月16日

 

2017年12月28日

 

2017年1月13日

 

2017年1月31日

 

2017年2月16日

こうやって見てみると、雅楽の舞、玉蓮、プリドニスはそんなに成長していない一方で、クリッシーライアンと品種不明の緑のエケベリアの二人組だけがグングン成長している感じです。とくに、クリッシーライアン。来た時はとっても小さかったのに、みるみるうちに巨大化してる感が。

 

そして、上の3月7日の写真にあるように、クリッシーライアンには、小さな子供みたいなのが葉の中から見えてきました。成長力旺盛で鉢から出てきそう。この子たち夏型だったよね。冬なのに、なぜ成長する…。いいんですけどね。

 

上の写真からは、アメチスチヌムの、「あんたたちジャマ!」という声が聞こえてきそう。エケベリア二人組はそろそろ独立させた方がいい感じです。

 

マイペースなのはブロンズ姫で、この多肉はよく葉がポロポロ落ちるのですが、落ちた下からさらに小さな新しい葉がたくさん生えてきていました。うん、ちゃんと生きてる。

というわけで、今回は、エケベリア鉢と呼んでいる7種類の多肉が入った鉢を紹介しました。次回は、ハオルチア鉢についてです。

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