ネモ、お腹ピーで病院に行く

獣医にかかる
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今月は立て続けに二回も、ネモは救急で動物病院に運ばれたのでした。
その一回目は、2月10日のこと。
ネモの嘔吐と下痢でした。
下痢は今回が初めてというわけではなく、ネモを飼いはじめてから9ヶ月。2回ほど結構ハードな下痢を経験していました。その時は、市販の下痢止め薬を継続的に飲ませて治癒させたのであります。
しかし、今回は何か違ってたのです。

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食欲と元気の有無

前の2回の時に、獣医にも行かずさほど気にしなかったのは、食欲もあったし、元気さも普通にあったんですね。便がゆるいだけで、そのほかは全然変わらない感じでした。
今回は、その食欲と元気がない。
その日は朝からいつものように、散歩に出かけました。もともと体力が有り余っている犬で、一時間普通に散歩をしたところで到底疲れない犬なので、さて、本日はどう疲れさせてやろうかしら、ボール遊びをもう少ししようかな、と考えながら散歩していたわけですが、
1回目のウンコ→普通
2回目のウンコ→ちょい柔らかめ
3回目のウンコ→かなり柔らかめ
4回目のウンコ→???
5回目、6回目、7回目→!!!ちょっと、ちょっとー!!!
朝の散歩でネモは普通、1回か2回、ウンチをします。長めに散歩したり、他の犬たちとたくさん遊んだりして興奮した時は、3回目に突入することもあるけれど、4回はめったにないし、続けざまに、5回、6回、7回と立ち止まって、殆ど水みたいな便を出しているのを見た時は、こりゃ普通じゃないと思いました。
家に帰ってから、さらにショックだったのは、フードを全然食べてくれないこと。いつもの食いしん坊ネモはどこにいったのかしら、と。食欲がないというのはすごくショックでした。そして、嘔吐。さらに家の中でも下痢を。
ネモは家の中では絶対に排泄はしない子なので、あぁもう普通じゃないと。しかも血便。
即、近所のハイソな動物病院へ行くことにしたのでした。
病院までは歩いて5分くらいなのに、全然歩いてくれない。血便もどんどんひどくなって。だから14キロの巨体を気合で持ち上げて、ワッサワッサ走りました。女のワタシにはきつい作業で、もうゼーゼー言いながら、休み休み行ったのでした。

診断結果は?

動物病院では、予約なしの救急対応なので、結構待たされました。その間も、ネモは吐くは下痢るは。そのたびに看護婦さんが床を綺麗にしてはくれるんですけれど。
ようやくお医者様に見てもらって、最初に疑われたのは、パルポウィルスでした。でも、予防接種はきっちりしているので、それはなし。だったら、寄生虫? お腹を触診した感じでは、異物を飲み込んだ様子ではなかったようです。
でも、寄生虫予防のお薬は、12月に飲んだばかりです、というと、だったらそれも違うかもね、ということになり。念のため、寄生虫の便の検査をしてみますが、おそらく、大腸炎か、胃腸炎でしょう、と言われました。
胃腸炎だと抗生物質を飲んだ方がいいけど、ただの大腸炎の可能性も高いから、今日のところは、下痢止めだけ飲んで様子を見ましょう、ということになりました。
お水は、一気にあげずに、冷たいお水を少しずつあげてくださいといわれ、お腹に優しいドッグフードも購入し、これを1週間は食べさせてくださいといわれ、とりあえず帰宅。
ですが、家に着いても、血便が止まらなくて、トマトソースみたいなのまで出てきて、ワタシも全泣き状態でした。
下痢止めの薬は、液体状で、注射器で飲ませないといけないタイプ。こんなのネモが飲んでくれるわけないじゃん、と。
案の定、注射器を口の中でピューとしようとすると、ネモは嫌がって暴れるし、ピンクの液体はその辺に飛び散るし、最悪。何で、お医者さんがやってくれなかったんだろう、と思うわけですが、ネモが結構暴れていたので、こりゃ無理だと、手前でやってくれと判断されたんだろうと思います。

注射器による犬の薬の投与の方法

仕方ないので、インターネットで、「注射器による犬の薬の投与の方法」 的にググって、情報摂取して、気合で薬を飲ませました。口の横つまり奥歯のあたりから注射器を差し込む感じで、ピュっとすると、結構、うまく行きました。あぁ、もうワタシもプチ獣医。
でも、それから、しばらくしてもネモの様子が変わらないので、再度、お医者さんに電話すると、薬が効くまでに時間がかかるので、あと2,3時間様子を見てみてください、と言われました。
勘弁してよー、と泣き泣き状態だったのですが、午後6時を過ぎたあたりから、ネモの様子が落ち着いてきました。出せるものも全部出てしまったと思うし。そうして、排泄行動もしなくなったのでした。
その夜は、お腹に優しいドッグフードを少量、茹でたお米(おかゆ)と一緒に混ぜてあげると、ネモはパクパク食べてくれました。食欲も戻ったみたいで一安心。
その翌日は、俄然快方に向かいました。獣医さんからも連絡があり、便に寄生虫はいなかったとのこと。大腸炎だったのでしょう、と言われました。
そして、2日後からは便の状態もほぼ元に戻ったのでした。
ネモの回復力に感謝!
しかし、何が原因であのような大腸炎になったかは謎のまま、事件は迷宮入りとなったのでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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この記事を書いた人
クレウエタン

7歳の息子の子育て、13歳のコーギー犬、ベランダ園芸(多肉植物や胡蝶蘭)が主なテーマ。最近は、ラズベリーパイ、AI、パソコン、スマホのアプリ、プログラミングにも興味あり。

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暮植譚~クレウエタン

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