「お試し去勢」を実施(後編)

昨日の続きですが、「お試し去勢」に至るまでの道のりです。
cafeteria2
さて、こちらスペインで、去勢反対派がとっても多いのには驚きました。お世話になっている犬の訓練士さんに言わせれば、
「部屋の中であちこちにマーキングしたり、発情中のメス犬追いかけて失踪するような場合は去勢した方が良い。アグレッシブな性格も多少は緩和する場合もある」とのこと。
逆に言えば、アグレッシブな性格を緩和したくて去勢したとしても、もしかしたら意味ない可能性もあるわけです。
お散歩仲間の方で、問題行動がきっかけで犬を去勢した人が一人だけいるのですが、彼女に言わせれば、とにかくマウンティングがひどくて、4歳の孫娘が遊びに来るとその子にもやるからどうしようもなかったとのこと。去勢後は随分緩和されたけれど、時々はやるらしい。
その犬くんは、私も毎日のように見るけれど、確かに、あららって行動をする子ではありますが、本能からというよりクセでやっている感じ。だから、見ていて危ない感じはしないんですね。ネモと遊ぶときにもガウガウと声だして喧嘩っぽい態度で挑むのですが、本気で噛み合う様子もなく安心して見ていられます。
一方のネモは、マウンティングについては、やる寸前に制止しているから、そこまで大変なことにはなっていないのだけれど、
1.最近家の中に一箇所だけマーキングエリアが出来てしまった。これ以上増えるのは勘弁。
2.散歩中のトラブル(発情中の雌犬追いかけての失踪願望、他のリーダー気質の雄犬との闘争など)を避けたい。
3.私が女性なため、すこぶるナメる態度を取るようになってきた
が気になる3大理由という感じ。あとストレスがかかるのか、興奮で目が血走っていることが結構ある。
しかし、それもこれも人間のエゴなのかなぁなどと思い始めてきて、やっぱり去勢は止めておこうかと思っていた矢先に耳寄りな情報が。
どうやら、「お試し去勢」ができるらしい。

お試し去勢とは?

これは、手術をするのではなく、皮下に科学物質を注入することで去勢したのと同じ状況を作り出すのだそうです。有効期間は6ヶ月~10ヶ月。これを過ぎるとまた元の状態に戻るのだけれど、本当に去勢を行なう前に、果たして行動面で効果が見られるかを判断するのに良いのだとか。従来型のホルモンの注入を行なう方法とは異なり副作用も確認されていないらしい。これまでオーストラリアで開発・試験されていたお薬が、ようやくスペインでも認可されたとか。
これは犬の訓練士さんがお世話になっている獣医さんからの情報でした。手術のように麻酔する必要もなく、注射を1回するだけで半年以上効果が持続するというわけ。
個人的に少し気になるのは、副作用のこと。本当にないの?と。新しい薬みたいだし。
とにかく、訓練士さんが懇意にしているという、その獣医さんに連絡をする。獣医さんは訓練士さんと同じく、自宅訪問で仕事している人。病院までいちいちネモを連れ歩く必要もないので、こちらも有難い。まずは電話していろいろ聞いてみると、獣医さん個人の信条としては、やはり去勢にはあまり積極的でないのですが、このお薬はお勧めとのこと。
「なぜ去勢があまり勧められないかというと、色々な犬を見てきましたがね、やっぱ去勢するとどうしても太るんですよ、すごく。肥満が原因で、年取ってヘルニアになったりするのを見ていると可哀想でね。」
だから、太るかどうかも含めて、去勢後の変化を見る意味でも、このお薬で試してみるのが良いというわけでした。副作用もホルモンを打つのとは違って確認されていないとのこと。副作用については、疑い始めるとキリがないから、獣医さん信頼してエイヤ!でやるしかない。
そして先日は25日の午後7時。ピンポーンとドアホン鳴らしてやってきた獣医さんは、ネモに聴診器を当てつつ、基本情報(ワクチン、病気がないかなど)をチェックしてから、注射のようなモノを背中にブスっとやってくれました。で、完了。早い!
「これから10日間は、逆にもっとアグレッシブになるかもしれないけど、それから徐々に下がってきて、個体差もあるけれど6~10ヶ月、去勢した状態が持続します。その後、元に戻りますので、その時の変化を見て、本当に去勢する必要があるかどうか決めればいいですよ」とおっしゃっていました。
今のところ、ネモに特に変化はなく、無邪気にまったりしております。
cafeteria1

スポンサーリンク
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

フォローする

ブログランキング:コーギー

ブログランキング参加中

にほんブログ村 犬ブログ コーギーへ
スポンサーリンク
error: Content is protected !!