ネモの去勢手術 その2

獣医にかかる
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サガロネモ
さて、去勢手術をすると決めてから、次はお願いする獣医さんの選定。
最初は迷いました。
が、検討した結果、家の一番そばにある有名な獣医さんにすることに決めました。
前にも書いたのですが、そこはスペインでも有数の動物病院で、整形外科、神経科、みたいに動物病院のくせして(失礼!)、細かい専門に分かれていてお医者様が24時間体制で複数いる、みたいなところなんです。で、高い。
普通なら、よっぽど難しい病気を抱えた動物の飼い主さんが最後の砦、みたいな感じでやってくる所なんでしょうけれど、私は家から一番近い、という理由だけでお付き合いを開始したわけでした。
今回も予算をお願いしたところ、去勢で300ユーロ。手術代、事後の問診含めたお値段ですが、やっぱ高めかなー、と思いつつ、歩いて5分という距離には抗し難く、また去勢手術とはいえ、麻酔使った立派な手術ですから、きちんとしたところにお願いしようと思い、ここに決めました。

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いざ手術へ

最初は血液検査。ネモは1歳半なので、事前検診は血液検査だけでOKでした。
血液検査では問題ないとのことだったので、1週間後に手術決定。
前日の夜から絶食、当日朝は水を飲ませない状態で、午前8時に動物病院へ。
待合室には、私らの他にネコの飼い主さんとワンちゃんの飼い主さんがそれぞれ一人ずつ。ネモは、ちょっとだけ落ち着かない。
落ち着かなくて、周囲をうろついていたハエを思わずパクリ。
ゲッ
絶食中なのに、ハエをパクリ。ギャー
ネモはなぜか、飛んでいる虫をパクリと食う癖があります。こんな時にそんな癖が出現! かなり焦った私ですが、「ハエの一匹くらい大丈夫じゃねー」のRの一言で、しぶしぶ落ちついたのでした。その後、またハエが一匹、飛び回っていたので、実はネモはハエを食べ損なったのでありますように、と祈ったりして。つーか、秋の朝の動物病院の待合室になぜハエがいるのじゃ!
まぁ、そんなこんなで、ネモを看護士さんたちに預けまして、我々は退散。

手術は、無事成功

そして、待つこと、正午ごろ、獣医さんから電話がありまして、ネモ手術は無事上手く終了したとのこと。午後4時から8時の間に迎えに来てください、とのことでした。
そうして、ネモのストレスを思えば一刻も早く迎えにいくぞ、と午後4時ジャストに病院へ。麻酔も覚めていない弱々しいネモがひょろひょろ出てくるかと思えば、獣医さんに連れられて、足取りたしかな長い犬がカツカツ床を鳴らして出てきました。あら、元気そう。
これから3日間、消炎剤、鎮静剤、抗生物質の三本柱のお薬を服用しないといけないそう。消炎剤と抗生物質は錠剤、鎮静剤は注射器で口に運ぶ液体。こりゃまた、薬をめぐるネモとの格闘に苦労しそうだな、と覚悟したのでした。
ただし、手術直前に再び行なった血液検査で、血小板の数値が少ないことに気づいたとのこと。ノミ・ダニ・蚊などを媒介としたウィルス性の病気に感染している可能性もあるので、同血液で病気の検査を行なっておきますね、とのことでした。これはちょっと心配です。うーん、ダニ・ノミ除け首輪はいつもしているし、寄生虫駆除薬も、フロントラインも定期的に施しているんですけれどねー。
そして、かかった費用ですが、手術代などの去勢費用に加えて、事前の問診やら、血液検査やら、事後の薬代やら、エリザベスカラーやら、血小板の数値のせいでのさらなる血液検査やら、で総計450ユーロ近くになっておりました。今回の去勢手術は、言いだしっぺな私の出費なんです。とほほ。
とはいえ、ネモの去勢手術は無事終了したのでした。
足取り軽そうに見えたネモですが、一歩病院を出ると、動かなくなってしまったので、仕事も中断して病院に駆けつけたRが15キロのネモ巨体を担いで家まで帰ることとなったのでした。
頑張ったぞ、ネモ。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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この記事を書いた人
クレウエタン

7歳の息子の子育て、13歳のコーギー犬、ベランダ園芸(多肉植物や胡蝶蘭)が主なテーマ。最近は、ラズベリーパイ、AI、パソコン、スマホのアプリ、プログラミングにも興味あり。

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暮植譚~クレウエタン

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