ネモの去勢手術 その3

獣医にかかる
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エリザベスカラーネモ
さて、去勢手術をしたネモですが、術後の回復はいかに。。。

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手術当日:

さて、手術を終え、病院の中ではしっかりした足取りだったネモですが、外に出ると、ヘタっとなってしまい、動かなくなったのでした。そうして、家まで担がれて帰ったわけです。傷口は、ガーゼにテープで固定されています。次の診療は5日後ですが、それまでガーゼが剥がれないようにするのがベターですが、万一剥がれてしまった場合は、精製水と消毒液を付けてください、と言われました。
家に到着したネモに、エリザベスカラーを装着します。意外にも素直に装着するネモ。まだ安定剤が効いているのか、静かにすやすやと眠っておりました。しかし、午後8時を過ぎたあたりから、かなり落ち着きがなくなりました。ピーピーピーピー、鼻を鳴らすのをやめません。麻酔が切れて、傷口が痛いのかなー、かわいそうなネモ、って思っていたのですが、相変わらずピーピーピーピー、3時間くらい、部屋をうろうろして、そして、やってしまったのは、
おしっこ
そう、傷口が痛かったんじゃなくて、ずっとおしっこを我慢していたんです。家の中では絶対に用を足さない子ですので。
しかし、出てきたものは通常のおしっこというよりは、明らかに手術中に注入されたと思われる生理食塩水、色的にはビタミンC入りって感じの不必要に黄色い液体です。あー、やっぱ手術したんだ、っていうのを改めて感じたのでした。それからは落ち着きを取り戻したみたいで、すやすやと眠ったのでした。もちろん、これから3日間、抗生剤、安静剤、炎症止めは定期的に投与しなければなりません。

手術翌日

翌日目を覚ましたネモはもうかなり元気です。散歩しても大丈夫そうな感じだったので、近くの公園に行きます。もちろん、時間はいつもよりもずっと短くですが、とことこ、とことこ、歩いては、用を足して、ネモは、満足そうに朝の散歩をしました。
おしっこが近い可能性があるので、昼にも散歩に行かせて、結局1日4回、外へ出しました(いつもは3回)。家の外では、エリザベスカラーを外して散歩するので、隙あらば股間の様子を伺おうとするネモですが、そこは素早く制止。家の中では、エリザベス・カラーを常に装着していますが、案外気にならない感じで、普通に過ごしていたのでした。
一番苦労したのは、お薬の投与。全然飲みたがらないので、食事に混ぜてみることにしたのですが、薬が混ざっていると気づくみたいで、全く口にしてくれません。仕方なくオリーブオイルをかけて、臭いを緩和させた後、ようやく食べてくれたのでしたが、これもオリーブオイルがかかっていない場所で、薬の臭いを感じてしまうと再び食べるのをやめてしまうのでした。

手術2日後

ずっと元気な様子。傍目には手術したという雰囲気はありません。近所の犬とも普通に挨拶しましたが、飼い主さんに事情を話して、念のため、長時間の接触は避けるようにしました。散歩は本日も1日4回。

手術3日後

昨日と同じく元気。本日で、安定剤と消炎剤の投与は終了です。これまで、お薬は餌にまじえて与えていましたが、いい加減この方法も、限界が見えてきました。というのも、お薬を混ぜるがために、餌をやるのに、30分くらいかかってしまうのです(なかなか食べてくれないため)。明日以降は抗生剤の錠剤の投与のみとなるので、強引に口に入れる方式、に変更しようと思ったのでした。散歩は1日4回。

手術4日後

かなり調子も戻ってきているみたいなので、散歩を通常どおり1日3回に変更。餌もおクスリを混ぜずに与えるようになったので、食べるのも早い。家の中でも、元気いっぱいに走り回っています。

手術5日後

獣医さんに術後の経過を見てもらいにいきました。結局、外れることのなかったガーゼを取ってもらい、本日からは何もガーゼをつけずに、乾燥させて様子見に。朝晩は、消毒液で傷口を消毒するように、とのこと。
前回の血液検査で、血小板の値が低かったために、フィラリアだか、何とかだか、2種類くらい病気の疑いがないか、血液検査を依頼していたのですが、これは陰性であったとのこと。ひとまず安心です。とはいえ、抗生剤はこれから3週間投与し続けてくださいと言われました。うーん、実際に病気かどうかも分からないのに、抗生物質を与え続ける……、これはちょっと疑問に思った私でありました。

手術1週間後

ネモの調子は、もう、かなり普通です。散歩の時間も通常どおりの量に戻しました。ただ、気になるのは朝方、あるいは昼間、と嘔吐しているみたいなのです。ある時は液体だけ、ある時は餌も含めて。嘔吐の回数が少なくとも3回確認できたので、ちょっと心配になりました。
考えられる唯一の原因といえば、絶対抗生物質なんです。人間でも、健康な身体に、抗生物質を飲ませ続ければ、胃は荒れるし、抵抗力も落ちますよね。ネモなんか、生まれて今まで一度も抗生物質なんて飲んだことなかったわけだから、余計に強く効いているはず。確かに、血小板の値は低かったかもしれないけれど、それだけを理由にこれ以上、抗生物質を飲ませることにどうしても納得がいかなくて。実際、疑いのあった感染症の検査ではシロだったわけだし。
という、飼い主の独断にて、本日をもって、抗生物質を飲ませるのを止めにしたのでした。以降、ネモは嘔吐することなく、元気になっていったのでした。

手術10日後

本日をもって、エリザベスカラーの装着も止めました。これまでエリザベスカラーに関しては、あまり抵抗することもなく、すんなり装着に応じていたネモですが、長期間の装着により、ちょっとストレスみたいな感じが見られてきたので、もう傷口も大分良くなっていることですし、いいだろうと思いまして、決断した次第です。傷口は、最初は気になってちょっと舐めたりしていたのですが、気になっていたのは、5日前にガーゼを外した際に、残ってしまったテープの糊の跡だったみたで、舐めては綺麗にふき取っていました。そんな糊が残っていたなんて、飼い主でさえ気が付きませんでしたよ。ホント、綺麗好きなネモなのでした。

手術2週間後

再び、獣医さんで術後の経過を見てもらうことにしました。全快の指示が出るまでは、診察料は手術代の中に含まれているので、追加費用なく診てもらえるのはありがたいです。簡単なチェックが終わって、本日をもって完了とのこと。もう、獣医さん行かなくってもOKなんだよー。ネモもがんばった!のでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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この記事を書いた人
クレウエタン

7歳の息子の子育て、13歳のコーギー犬、ベランダ園芸(多肉植物や胡蝶蘭)が主なテーマ。最近は、ラズベリーパイ、AI、パソコン、スマホのアプリ、プログラミングにも興味あり。

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暮植譚~クレウエタン

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