ウェルシュコーギーペンブローク

ネモが家に来るまで
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コーギーを飼おうと思った直接のきっかけは、軽率で恥ずかしながらテレビアニメでした。
そう、コーギーが出てくるアニメといえば、Cowboy Bebopです。
実はアニメって何気に疎くて日本にいたときは全然知らなかったのですが、こっちにいるといろいろ触れる機会が増えるわけです。
とりわけ、隣に住んでいるカップルのうち男の子の方が、アジア映画の雑誌のデザイナーなもんだから、いろいろマニアックなビデオ持っているわけ。「Cowboy Bebop」もスペイン語字幕で、彼がデザインしたというスペシャルDVDパックで貸してくれました。限定500個だからお店には売ってないらしい。
この「Cowboy Bebop」に出てくる犬アイン君がとってもかわいかったのでした。最初は普通に見てたんだけれど、何度か見ているうちに、「この犬可愛くない?」「実在する犬種かなぁ」なんて話になって。DVDの巻末にあるスペシャル映像でアインのやつがあって、それを見たら、犬の種類が出てきた。
ウェルシュコーギーペンブローク
……聞いたことのない名前だが。ネットで調べると出てくる出てくる。写真も出てくる。わぁ、本物だぁ、と。
そして、コーギーを飼おう!
と相成ったわけ。

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コーギーってどんな犬?

さて、ウェルシュコーギーペンブロークを飼おうと決定したはいいですが。どこにいるんだろう?ペットショップ?もうゼロから全然分からない。そこから私の犬に関するオンラインサーフィング猛勉強が始まりました。
・ もともとはイギリスの犬らしい。エリザベス2世も飼ってるらしい。
・ 頭の良い犬らしい、云々。コーギーの性格や特質は、ウェブページをググってたらわんさか似たようなのが出てきました。
・ どうやら、日本ではCMに出たりでかなり人気があるらしい。飼い主の方々の楽しいブログもたくさんみかけました。
・ 入手方法としては、ペットショップ、仲介業者、ブリーダー経由などがあるが、急がないならブリーダー経由がお勧めらしい。
そっか、ブリーダーさん経由か。
しかし、スペインじゃどうなんだ……。
スペインで、コーギーは見たことありません。
インターネットでは、日本語で検索するとコーギーの情報はたくさん出てくるのに、スペイン語で検索すると、中南米のページしか出てこない。スペインはどうなの?と、英語で検索すると、アメリカ合衆国の情報が大量に。そうか、コーギーはアメリカでも大変人気があるんだねぇと納得。
でも、スペインは?限りなく情報皆無。スペインのブリーダー検索ページなんかあるけれど、コーギーのブリーダーはゼロって出てきちゃう。個人の売ります・買いますで数名コーギーの子犬を紹介しているスペイン人はいたけれど、随分過去のだったり、なんとなく個人の人にコンタクトするのは気が引けてしまう。
私が見かけたのは、マドリッド地方、ナバーラ地方、バレンシア地方といった場所の個人の方の売ります情報でしたが、既に過去の情報でした。
スペインでかつて犬の仲介人をやっていた人が、友人の友人にいることが判明し、コーギーのことを聞いてもらったら、やはりスペインにコーギーのブリーダーはいないとのこと。一番良い方法は、イギリス、アイルランドあたりから連れてくることだそう。
犬の輸入ねぇ……。
ですが、1件だけ。ホント1件だけ、マドリッド地方にコーギーの繁殖を最近始めましたという人がいることが判明しました。さっそくコンタクトを取ると、快い返事が。「これから繁殖開始すれば、数ヵ月後にはお届けできます。その前でも犬舎を見学にいらっしゃることもできますよ。どちらにお住まいですか」と。わーい。そこで、自分たちは夏以降に子犬を受け取れれば良いので、そんなに急いではいないことを伝えました。
すると、ピタっと返事が来なくなったのです。夏以降で急いでいない、と書いたので、向こうもなんだぁって、安心しちゃって連絡が途絶えちゃったのかもしれません。結局、理由は分かりませんでしたが、コーギー探しは、再び振り出しに戻ったわけです。
(追記)ずっと後になって気づいたのですが、このマドリッドのブリーダーさんは、その後、倒産してしまったみたいでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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この記事を書いた人
クレウエタン

7歳の息子の子育て、13歳のコーギー犬、ベランダ園芸(多肉植物や胡蝶蘭)が主なテーマ。最近は、ラズベリーパイ、AI、パソコン、スマホのアプリ、プログラミングにも興味あり。

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暮植譚~クレウエタン

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