ネモが到着するまでの真相

  
さて、コーギーのネモがやってきました。ちょうど1週間前に到着して、今だんだんと新しい環境に慣れてきているところです。
実は、ネモが家に来るまで大変でした。
確かに、生後2ヶ月を過ぎたあたりから、ブリーダーさんからの連絡が途絶えてしまって、Eメールは来ないし、電話でも1度話しただけだったので、変だなぁと思ってはいたのです。
その1度、電話をしたときも、ブリーダーさんはそれまで眠っていたみたいだったのですが、大丈夫、大丈夫と言い、来週にはお届けできるわ、と話していたのですが、途中からブリーダーさんのしゃっくりが止まらなくなりました。私は最初、酔っ払っているのかしら、と思ったのですが、ブリーダーさんは特に何も言わなかったので、しゃっくりがひどくなってきたところで、電話を切り上げたのでした。
その翌週も連絡が来ず、ネモが家に来ることはありませんでした。

悲しい事実

そして、6月中旬に届いたご主人からのEメールで、ブリーダーさんが、本日亡くなられた、との連絡を受けたのです。
もともとご病気だったようなのですが、こちらはまったく気づくことはありませんでした。
そして、そういう事情から、ネモも、生後2ヶ月を過ぎたあたりから、兄弟犬と共にイタリアで預かってくれる方のご自宅へ移り、そこで過ごしていたらしいのです。
6月の第1週に開催されたリヨンでのドッグショーには、ネモら子犬たちも駆けつけたようですが、イタリアからやってきて、久々にブリーダーさんご本人とお会いしたのでしょう。今、思えば、私も無理にでも行けば良かったのかもしれません。
ブリーダーさんには直接お会いする機会のなかったことが悔やまれますが、電話や手紙のやり取りからも、犬を家族同様に大切にする非常に思いやりのあるお方だということが伝わってきました。
本当にご冥福をお祈りします。
そして、ネモのお届けは、ブリーダーさんのご主人Sさんが行なってくれることになりました。
まずは、育ててくださったイタリア人Dさんが、イタリアからフランスのブリーダーさん宅まで車で連れてきます。そこで、犬たちは数日お休みした後、フランスからこちらまで車でやってくることになったのです。ご主人Sさんは、スペインのご自宅に戻るためには、私たちの住んでいる都市を通らなくてはいけないからと、その途中で、こちらに寄ってくださるのでした。
当日、ご主人Sさんが、車後部のトランクを開けると2匹の犬が元気よく飛び出しました。ネモは生後4ヶ月近くの子犬さん。子犬ってサイズじゃなく、もうデカイ。もともと生まれたときに、400グラムを超えていただけあって、体格も大きいのでしょう。4ヶ月弱なのに、既に8キロ超えています。もう一匹、2歳のメスの犬さんがいたのですが、その子より既に大きいのです。
ご主人Sさんは、実業家をされている初老の穏やかなセニョールでした。奥さんが亡くなられたばかりで大変な状況にあるはずなのに、私たちの家までネモを届けてくださって、本当に言葉がありません。

コーギーを飼うアドバイス

さらにSさんは、ネモがこれまで食べていたロイヤルカナンのフードを5キロほどプレゼントしてくださり、ネモを飼うにあたって、いくつかのアドバイスをしてくださいました。
・ わがままな行為をしたときはビシっと叱ってあげてください。
・ 子犬のころは食事をして2時間後くらいにトイレに行きたくなるので、外に出してあげてください。
・ 5時間以上家を留守にするのはできれば控えた方が良いです。
・ 将来、どうしても飼えない事態が生じてしまった場合は、連絡してください。いつでも引き取りにきます。
・ 何か疑問な点があれば、Sさん、あるいはイタリアで育ててくれていたDさんに質問してください。
そして、ネモのお金の残りの半額を渡すと、「これはイタリアで育ててくださったDさんにお渡ししておきます」とおっしゃられました。申し訳ないので、お金を別途包もうとしましたら、「これは、今後ネモを育てるために使ってください」とおっしゃられ、受け取ろうとはしませんでした。本当に、紳士的な態度に感動しました。
さて、到着したネモですが、長いドライブに備えてお薬を飲んでいたみたいで、初日は大人しくて、痛々しい目をしていて、可哀相!って同情していたのですが、慣れてくると元気いっぱいの仔になりました。
心も体も子犬さんで、歯もこれから永久歯が生えてくるみたいで、むず痒いのか、噛むカムかむ。
さらに、食後や寝る前の1時間は茶色い悪魔となり、暴れまくります。
突然、アグレッシブ犬に豹変するので、最初は、何これ?って驚いて、トラウマか何かと思って、心配したのですが、ブリーダーさんのご主人に問い合わせしたところ、イタリアで育ててくれたDさん夫妻からメールが届きました。
どうやら、以前は兄弟犬たちとの喧嘩ごっこタイムだったらしい(3番目の写真はイタリアから届いたもの)。
これまでイタリアで兄弟犬たちとみんなで暮らしていて、犬社会にどっぷりと漬かっていたわけですが、これからは私らとの人間社会に慣れてもらうわけで、犬と人間の共存に向けた歩み寄りの取り組みが開始されたというわけです。

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