前回は、南ヨーロッパに存在する犬のリーシュマニア症について調べた記事を書きました。
今回は、実際にネモの首輪を交換してみます。日本ではまずお目にかかれない製品であるスカリボー(Scalibor)。リーシュマニア症を防ぐための首輪は一体どのようなものでしょうか(下に続く…)。
スカリボ-(Scalibor)って何?
スカリボーは、Merck Sharp & Dohme Animal Health社が製造している犬につくノミやダニを防止する首輪です。いわゆるノミ取り首輪ですね。また、リーシュマニア症を媒介するサシチョウバエに対する防虫効果があります。薬効成分は、デルタメトリンが40mg/g。調べたところ、デルタメトリンは通常、農薬や殺虫剤に使われる成分のようです。薬の持続期間は4~6ヶ月。生後7週間以内の子犬や皮膚の広範囲に怪我のある犬は使用できません。
さっそく首輪を付ける
というわけで、今回は、さっそく買ってきたScaliborの首輪を付けてみます。
こちらが製品のパッケージです。
首輪は、長さが48センチの小・中型犬用と、65センチの大型犬用の2サイズがあり、ハサミで切ってそれぞれの犬に合う長さに調節するようになっています。うちのネモには48センチサイズがハサミで切ることなくピッタリのサイズです。
箱を開けると、説明書と首輪の入った袋が入っています
袋を開けると、中から首輪が出てきました。この白い首輪にリーシュマニア症を媒介するサシチョウバエなどを寄せ付けない薬が付けられているのだとか。確かに触ってみると、ちょっと粉っぽい感じで、手に薄っすらと白い粉が付くような感じです。
これを直接ネモの首に付けて、出来上がり!
うちは、ネモが家に来てからかれこれ9年近く、このScaliborの首輪を半年に一度付け替えています。だから、リーシュマニア症には縁遠いと思っているのですが、つい最近、その検査を受ける羽目になりました。詳細は後日、記事にしたいと思います。
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