Cloudflareの設定を元に戻したらPage Not Foundで超アセッた話

ワードプレス
この記事は約5分で読めます。


Photo by Moritz Kindler on Unsplash

ここ1か月ほど、当ブログでは、サイトの高速化を頑張ってみよう計画を実施していました。

本日は、そのさなかでやっちまった!と本気で焦ったお話をいたします。

それはズバリCloudflareというサービスを導入したときのことです。

スポンサーリンク

Cloudflareって何?

Cloudflareというのは、これまで私も良く知らなかったのですが、Cloudflareという別の場所に、画像その他をキャッシュさせて、自分のサーバーの負荷を選らして、サイトを高速化させるためのものらしいです。

いわゆるCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)の一つなのですが、CDNのサービスを提供する会社の多くが月額等の有料なのに対して、Cloudflareは無料でいろいろできちゃうのが嬉しいところ。タダなんて、敷居低いじゃないですか。というわけで、試してみました。

具体的な方法については、「Cloudflare 設定」等でググっていただくと色々出てきますので、この際省きまして、とにかく、比較的ワンタッチで変更できるのです。

こちらでやることといえば、Cloudflareでほぼ半自動的に設定をしたのち、ドメインを登録している会社のページ(私の場合はエックスサーバー)のネームサーバー上で変更を行なうことくらい。

簡単に設定できたが…

うわーい簡単!

そう、行きは良い良い、だったのです。

実際、Cloudflareのサービスを利用してみて、良かったです。以前の記事で紹介したサイトのスピード測定のランクはおおむねアップしました。

ただし、Google Speed Insightのモバイル版だけは、あまり効果がないというか、あんまりスピードアップはしなかったです。

また、Minifyっていうんですか、HTML、CSS、JS等の最小化をCloudflare側でもできるのですが、それをやったら、ページのレイアウトが崩れて悲しいことになったので、急きょ最小化は取り消すことに。

もとに戻す際には×印で削除してはいけない

とにかく、Cloudflareが便利なのはわかった!とはいえ、再度動作確認のため、一度Cloudflareをやめて、ネームサーバーをエックスサーバーに戻そう!って思って、カジュアルな気持ちでエックスサーバーのインフォパネルから、ドメインパネルに入り、ネームサーバー情報を元に戻しました。

うん、カジュアルな気持ちで。

ところが、何時間か経っても、どうも変更が反映されません。というか、Cloudflareのキャッシュが残っていて、変更したエックスサーバー側ではなく、古いキャッシュのページがサイトに表示されている感じがしました。

なので、おーい早く変更されろ!とばかりにCloudflareの設定をざっくり削除したのです。具体的には、このページの、×印を片っ端から、クリックして、設定を切っていきました(後述しますが、これはやっちゃダメ!)

すると…えっ…

サイトにつながらなくなった。

ブラウザのURLのボックスに、何度kureuetan.comと入力しても、うんともすんとも言いません

Page Not Found状態。

ヤバイ、設定ミスった?

お願い、「無効なURLです」、なんて言わないで!しかし、状況変わらず。

Cloudflare側の設定も消えてるから手動で設定する必要あり

仕方ないから再度Cloudflareにネームサーバーを向ける形で、元に戻そうと思って、Cloudflareのページに行くも設定が消えちゃってる(私が消したんです、ハイ)。あれ、分からん。最初は、半自動的にページが設定してくれたのに、×印をクリックで消してしまったものだから、今度は自力で設定しないといけないみたい。ひえー。

なんとか、エックスサーバーのDNSの情報を見ながら、再設定してみましたが、全然ページが戻ってこない。Page Not Found。いーやぁぁぁぁ。

それから、ググりの嵐で、どうにかページがもとに戻らないか試行錯誤を重ねました。あーもう、さっぱり分からん。

時間が解決するという単純な解

やっぱり、DNSをエックスサーバーに戻そう。そして、朝イチでサポートセンターに電話しよう、そうしよう。そんなことを考えながら、さらにググりの嵐を続けていると…

本家エックスサーバーからのこんな情報が

ネームサーバーの設定 | レンタルサーバーならエックスサーバー
レンタルサーバー「エックスサーバー」のご利用マニュアル|ネームサーバーとは、ドメインの運用サーバーを決定する仕組みとお考えください。エックスサーバーで独自ドメインを使用するには、ネームサーバーをエックスサーバー指定のものへご変更ください。

これ、何の変哲もないネームサーバーの設定についての案内ページなのですが、下の方にこんなことが書いてある。

※ネームサーバーの変更が完全に反映されるまでには一定時間必要となります。数時間~24時間程度を目安としてお待ちください。

えっと、時間が解決する…ということ?

待てばよいということ?

確かに、自分のドメインのメール宛てにメールを送ってみると、ちゃんと届くし、送信もできる。ドメインのメールサーバーは生きてるみたい。ってことは、自分のドメインのページも待てば、ただ待てば復活する?

というわけで待つことさらに1時間。

すると…

戻ってきました!!!!!

DNSの変更には時間がかかることを知る

そうです。DNSの変更、ネームサーバーの変更には時間がかかるのです。

最初にエックスサーバーからCloudflareに変更した際には、エックスサーバーのキャッシュがあったおかげで、時間がかかったことを感じなかったのでしょう。さらに、再びCloudflareからエックスサーバーに戻した時も、今度はCloudflareのキャッシュがあったから、分からなかったのでしょう。あの、Cloudflareの設定画面で片っ端から×印を押すまでは…。

あの×印を押した瞬間に、Cloudflareのキャッシュが消えうせ、悪夢の画面Page Not Foundが表示されたのでした。たぶん、ページがダウンしてたのは2~3時間くらい?。でも、どうしてよいか分からなかったので、めちゃめちゃ長く感じられたのでした。

というわけで、

CDNのCloudflareとはいえ、ネームサーバーの変更が反映されるには数時間単位の時間がかかる、ことを学んだのでありました。

本日の言説

Cloudflareからネームサーバーを元の設定に戻す際には、×印は決して押してはいけません。Page Not Foundが頻発します。放っておけば数時間単位で少しずつ元に戻っていきますので、気長に待ちましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました