Puppy Linuxを古いWindowsXPパソコンに入れる際の注意点

前回は、実家の車庫にて忘れ去れていた10年以上前の母のパソコン(WindowsXP)を子供用のパソコンに復活させようという記事を紹介しました。

昔のWindows XPパソコンを復活させて子供用のLinuxパソコンに
昔のパソコンとか、カメラとか、ガジェットとか、突然、使ってみたくなることってありませんか? 私は、自分が購入した電化製品って、なんとな...

今回は、私が実際にLinuxをPCにインストールした際に、エラーが出たりしたので、自分の経験から注意した方がいいなと思った点を紹介します。



LinuxはまずDVDから起動してお試し

Linuxのディストリビューションには様々なタイプがあります。無料でダウンロードできるので、いろいろ試して見られるのは楽しい点でございます。

ただ古いパソコンの場合は、メモリなどハードウェア的な制約から、うまく動かなかったり、異音がしたり、動いても動作が遅すぎる、といった問題が発生する可能性があります

なので、まずは、OSのISOイメージファイルをDVD(CD)に焼いてみて、DVDからLinx OSを起動して、自分のPC上できちんと動くか確認することをおススメします。

実際、私が使用したパソコンは12年前のソニーのVaioだったのですが、メモリが512MBだったからか、合わないハードウェアがあったのか、パーツが古くなっていたのか、はっきりした原因は分かりませんが、最新版のUbuntuは、古いPCで試すと、スピーカーから異音がして、動作も妙に遅くて、実用に耐えないことが判明しました。

PCに詳しい人ならいろいろイジれば、解決したのかもしれませんが、こちとら、そういうの素人ですから、あっさりあきらめました(^-^;

古いPCにはPuppy Linuxが良い

結局、軽い・場所を取らないと言われているPuppy LinuxをDVDから起動させたら、すんなり動いたので、よし、このPCにはPuppy Linuxで行こうと決意した次第です。

Puppy Linuxは、日本語版も公開されていますし、軽いし、私みたいな初心者でもとっつきやすいLinuxだと思います。

http://openlab.jp/puppylinux/

ハードディスクにインストールする

そのまま毎回、DVDからPuppy Linuxを起動して使用することもできたのでしょうが、毎回DVDから起動するのも面倒だな、と思ってLinuxをPCのハードディスクにインストールしようと思う方もいるでしょう。私もそうでした。

Puppy Linuxは軽いOSなので、パソコン内にWindowsと共存する形でインストールすることが可能です。

EXEファイルからインストール

Puppy Linuxのインストールには、いくつか方法があります。

Windowsが起動する場合は、

方法があります。

Windows 7、8など現役で使っているパソコンにLinuxをインストールする場合は、Exeファイルをダウンロード&実行する方法が一番手っ取り早いかもしれません。

ISOイメージファイル(DVD,CD)からインストール

一方でDVDにISOイメージファイルを焼いた場合は、同じDVDからハードディスクにインストールすることができます。この場合、

  • OSをフルインストールする
  • Frugal インストール(質素なインストール)をする

の2種類の方法があります。

Puppy Linuxはフルインストールではなく、Frugalインストールを推奨しているので、私もハードディスクへインストールする際にはFrugalインストールを行ないました。

(追記 2018年4月12日)

当初、私はFrugalインストールを行なったと思っていたのですが、あんたのやってることはFrugalインストールじゃないよ、というご指摘を、コメント欄よりSakaiさんからいただきました。

Frugalインストールについては、別途、記事の途中(Frugalインストールのエラー)で補足説明をしています。Frugalインストールは、WindowsとPuppy Linuxが、同じパーテーションで共存できる便利な方式とのことです(*^^*)。

いざPuppy Linuxをハードディスクにインストール

さっそく、Puppy Linuxのデスクトップからインストールアイコンをクリックして、「Frugalインストーㇻ―を実行」を選択し、実行してみました。

なんかよくわからんけど、ポンポンポンと指示に従って、上手くいったぞ!なんて思ってたら、

やっちまいました。

エラーが出た。立ち上がらない…

再起動して、ハードディスクからLinuxを立ち上げたら、エラーでました。

え?なんで?Linuxが立ち上がらないんですけど…。

Windowsを選択しても、「リカバリーを始めます」となってしまう。

え?Windowsも消えちゃった?

一瞬青ざめました。

そのときの画像は残ってないので、イメージなんですが、

こういう画面が立ち上がったときに、Puppy Preciseをクリックしてもエラーになっちゃうのです。

さらに、Windowsをクリックすると、リカバリーが始まってしまう。

ひえー。

Windowsは消えていない

まずは、焦ることなかれ。Windowsは消えたわけではありません。

先ほどの画面の一番下に表示されていたAdvanced menuをクリックすると…

こんだけオプションが出てきまして。このうち

「Microsoft Windos XP Home Edition (sda2)」

を選ぶと、普通にWindows XPが起動します。なので、パニくってWindowsのリカバリーを開始しないように注意いたしましょう(^_^;)

Frugalインストールのエラー

それにしても、なぜPuppy Preciseをクリックするとエラーになっちゃうのでしょう。

Frugalインストールの方法は、こちらのリンク先の「Frugal Install to Hard Disk」という項目にあります。

How NOT to install Puppy Linux (to hard disk)
How NOT to install Puppy Linux to hard disk

こちらによりますと、Puppy Linuxのハードディスクへのインストールは、Windows XPで起動する場合は、WindowsのパーテーションにBootフォルダを作成して、上のページにあるZipファイルをダウンロードして、Bootフォルダにコピーすれば良いとのこと。

もしエラーが出るとしたら、

  1. WindowsXPのディスクチェックが必要
  2. WindowsXPのディスクチェック後、grubinstall.exeを再び走らせる必要がある
  3. パーテーションの番号が間違ってる

という可能性があるとのことです 。

これをもとに考えますと、私の場合、エラーが出た時点で、再度、Windows XPから起動して、この操作を試せば良かったのかなという気がいたします。

というわけで、再度、Frugalインストールにチャレンジした記事をアップしておりますので、Frugalインストールについては、こちらの記事を参照していただければ幸いです。

Puppy LinuxのFrugalインストールにチャレンジ!
さて、1年前に母の古いWindowsXPパソコンにPuppy Linuxをインストールした記事を書きました。 この時は、やり方がよ...

おまけ【邪道?】新たにパーテーションを作成して、PuppyLinuxをインストール

そして、以下はわざわざLinux用のパーテーションをPC内に作成して、Puppy Linuxをインストールした記録です。

実際には、こんな面倒なことをしなくても、既存のWindows内にインストール可能なのがPuppy Linuxの素敵な点らしいので、本当はあまり意味がないのかも…。

ですが、こういうことも可能だよ、ということで、下に記録を残しておきます。

というわけで、パーテーションを分けるために、今度は、Puppy Linuxが入ったDVDから、RAMモードで起動します。

そしてPuppy Linuxが立ち上がったら、メニュー→システム→ディスクのパーテーション操作でPuppy Linux用のパーテーションを作成します。

こちらのサイトが参考になりました。

WindowsXP と 子犬(Puppy Linux) の デュアルブート ( パソコン ) - 「コッツプレイス」 の ブログ - Yahoo!ブログ
古いノートパソコンで Puppy Linux が快適に動いています。 Puppy Linuxは、起動したときに、「ワンワン」と鳴くんですよね。 でも、子犬ではなく成犬の鳴き声でした。 しかし、毎回起動のたびに、CDを入れるのも面倒です。 ま...
パピーリナックス

Linux用のパーテーションのフォーマットはいろいろありますが、私はext2でフォーマットしてみました。

パーテーションの分け方、ちょっと複雑

さて、Windowsで使用している際には、エクスプローラーで見ると、CドライブとDドライブに分かれていました。

が、Linuxから見ると、

Sda1、Sda2、Sda3と分かれていて、

  • Sda1 リカバリ―領域
  • Sda2 Windowsが入っている普通のCドライブ
  • Sda3 Dドライブ

となっていました。

私のPCでは、このSda3を3つに分割してSda4にPuppy Linuxをインストールしましたが、実際には、4つまでしかプライマリパーテーションは分割できないので、

  • Sda1 リカバリー領域 (NTFS、プライマリ)
  • Sda2 Windowsの入ったCドライブ (NTFS、プライマリ)
  • Sda3 拡張パーテーション
  • Sda5 (FAT32、論理)
  • Sda6 (Linux Swap、論理)
  • Sda4 Linuxを入れるドライブ(Ext2、プライマリ)

といった形で、Sda3だった場所を、3と4に分けて、さらにSda3を論理パーテーションで2つに分けて作成しました。

LinuxのOSはプライマリのパーテーションにしかインストールできないので、それ以外を論理パーテーションに入れるというやり方を取りました。

WindowsXPと共存して、とか考えなければ、こんなにパーテーションを分けなくても良いと思うのですが、ご参考までに。

というわけで、無事ハードディスクから立ち上がったPuppy Linux。

Puppy Linuxのデスクトップ画面。ワンちゃんのお顔がカワイイですね。

無事ハードディスクにインストールできて、問題なく使えています。

コメント

  1. Sakai T より:

    Puppy Linux の frugal install には専用のパーティションを用意する必要がありません。また、swap ファイルを作成すれば、swap パーティションを用意する必要もありません。パーティションの切り直しをしなくてもインストールできるということが Puppy Linux の「売り」なのです。

    最初のインストールがうまくいかなかったのには別な原因があると思います。(例えば、windows の「休止状態」を利用して終了しているとか)
    もう一度、よく検証していただいて、記事を訂正してくださるようにお願いします。間違った情報が広まるのは困ります。

    • Sakaiさん、
      コメントありがとうございます。専門的な知識のある方からのご指摘、恐縮です。
      Puppy Linuxの入ったWindowsXPのパソコンは現在、日本にありまして、当分の間、検証することができないので、現時点でフォローできる内容にて訂正いたしました。
      当方のような弱小ブログは影響力も弱く、間違った情報が広まるような可能性はとっても低いと思うのですが、間違ってるのが分かった時点で、訂正するのはとっても大切と思います。ご指摘ありがとうございました。

  2. Sakai T より:

    早速のレスありがとうございます。

    残念ながら、参照先のコッツプレイスさんの説明が正しくありません。Linux 専用のパーティションと swap パーティションを作成して、Puppy Linux をインストール (full or frugal) することは確かに可能です。しかし、そのようなことをしなくても、Puppy Linux の frugal install は windows のパーティション (fat32 や ntfs) にインストールすることができます。おそらく、この点が一般の人にとって理解不能なのでしょう。

    windows を残したいから、あるいは、windows と同じパーティションだとインストールが失敗するから、新規パーティションに Puppy をインストールする、という考え方は誤解です。

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