7歳以下の子どもの英語にお勧めのユーチューブチャンネル7選

幼児の教育
この記事は約11分で読めます。

前回の記事では、幼稚園児の子どもの英語学習として、ユーチューブのビデオを利用することのメリットとデメリットについて考えてみました。こちらの記事です。

子どもの英語学習としてのユーチューブ視聴、メリットとデメリット。
今回は、ユーチューブは、子どもの英語学習の教材になりうるかということを記事にしました。英語を聞かせるために、ユーチューブで子どもに英語のビデオを見せるメリット、デメリット。英語力アップにはどの程度の効果があるのかを考えます。

今回は、幼稚園児の子ども(男の子)が喜びそうなユーチューブの英語のチャンネルやビデオを紹介したいと思います。言うなれば、我が家の3歳の息子がキュレーションした、英語のユーチューブチャンネルの紹介です(下に続く…)。

スポンサーリンク

Twenty Trucks

まずは、Twenty trucksというユーチューブのチャンネルです。

Twenty trucksは、とあるアメリカ人のパパさんが、2歳の子どもが「働くくるま」つまり各種トラックに興味を持ち始めたものの、既存のビデオでは直ぐに飽きてしまったため、子どもが喜ぶビデオを自分で作りたいと思いたち、作曲家の兄弟さんの協力を仰ぎ、働く車のビデオクリップを各所から集めながらオリジナルビデオを作ってみたら大ヒットしちゃった、というビデオが集まったチャンネルです1

20台のトラック、というとおり、ショベルカー、ダンプカー、消防車、パトカー、など働く車の種類ごとのビデオとなっています。

こちらのリンクで紹介するのは、そのトラックたちのまとめソングとなっているビデオです。

Kids Truck Video – I Love Trucks for children

他の車別のビデオもぜひ見てほしいのですが、これらビデオのために作曲家の兄弟さんが作って歌っている曲が、なにげにクオリティ高すぎなんです。童謡というテイストではなくて、ロックとかフォークとかポップとか大人のジャンルの曲調で、大人が聞いても楽しいです。最初のビデオは9年前にユーチューブにアップされたものなので、かなり歴史がありますね。でも、古さを感じさせない楽しい作りになっていると思います。20台のトラックシリーズの他に、20匹の犬Twenty dogsのシリーズもあります。

うちの息子は、2歳過ぎたころ、たまたま目にしたこちらのTwenty Trucksチャンネルのモンスタートラックのビデオにハマり、そこから彼のユーチューブ人生がはじまったのでした。モンスタートラック(Monster Truck)の他にも、ショベルカー(Excavator)、インパクトハンマー(Impact Hammer)、ミキサー車(Cement mixer)、フードトラック(Food Truck)、フォークリフト(Fork Lift)などのビデオもお気に入りのようです。

Blippi

お次のチャンネルはBlippiというユーチューブのチャンネルです。

Blippiも、アメリカのビデオで、2~7歳の子どもを対象としたチャンネルです。開始されたのは2014年はじめ2 。Blippiという名前のお兄さんが、実写とアニメの両方で登場しながら、働く車、アルファベット、恐竜、など様々なテーマを紹介しています。

こちらは、りんごの収穫から箱詰めまでの模様をレポートしたビデオです。アメリカではこんな風にりんごが収穫されて店頭に並ぶんだー、と大人が見ても勉強になります。

Fruit for Kids with Blippi | Apple Fruit Factory Tour

Blippiのお兄さんは、動きや声が独特で、ピエロのようにおどけたりします。その動きが子どもには面白いみたい。また、実際に本物のヘリコプターに乗ってみたり、体当たりなレポートが見ていて面白いです。アルファベットの書かれた箱から、アルファベットにちなんだものが出てくるビデオも良いです。いずれの内容も子どもを意識して、きちんと作り込んであります

Coilbook

お次は、coilbook™ | Learning For Childrenというユーチューブのチャンネルです。こちらのチャンネルは、やはりアメリカ発ですが、3Dで子供向けのマルチメティアコンテンツを作って紹介しています。こちらのチャンネルは、スペイン語バージョンもあるのが特長的です。

ここで、紹介するのは2つのビデオ。

色や文字を学ぶ

まずは、色や形や文字を英語で紹介するシリーズです。

Learn Colors and Race Cars with Max, Bill and Pete the Truck

オリジナルの3Dの映像で、色や形などの英単語をわかりやすく発音してくれます。うちの子は、このビデオをみながら、ブルー、イエロー、レッド!と色の名前を発音しています。車が部屋の中をレースしながら走り回るのを見るのも面白いようです。

本格的な車の3Dアニメ

もう一つCoilbookのビデオから、Real City Hereoesのシリーズです。本格的な3D の映像で、パトカー、消防車、ゴミ収集車という働く車のストーリーを紹介しています。

下に紹介するのは、パトカーのサージェント・クーパーというビデオ。

Sergeant Cooper the Police Car – Real City Heroes (RCH) – Videos For Children

パトカーのサージェント・クーパーが、交通違反をして逃げ回る悪い車とチェイスしている3Dのアニメーションです。よくできていて、かなり予算をかけて作っている感があります。パトカーシリーズには最近になって続編が追加されました。

うちの子どもはこのパトカーが大好きで、何度も何度も見ています。オレンジ色の車とカーチェイスするシーンがお気に入りのようです。

USP StudiosのKids Channel

次に紹介するのは、USP StudioのKids Channelというユーチューブのチャンネルです。USP Studioは、2013年に開始されたプロジェクトですが、車や動物のオリジナルのアニメキャラクターが出て来る子ども向けのビデオのチャンネルを多数製作しており、累積再生回数は10億回を超える人気なんだとか3 。英語の他にもスペイン語やドイツ語など様々な言語のチャンネルがあるようです。

その中から、今回は2つのシリーズのビデオを紹介します。これらのビデオの特長は、車をモチーフにしたオリジナルのキャラクターが多数登場するのと、ゾンビ、魔女、モンスターといったお化けがよく登場することです。各シリーズが相互に関係しあっていて、別のシリーズのキャラクターが突如出てきたりします。お化けのような怖いものが好きなお子さんが喜びそうです。

Road Rangers

まずは、Road Rangersというシリーズです。パトカー、救急車、消防車、乗用車、ゴミ収集車という5台の車をモチーフにしたヒーローたちが、レンジャーとして悪者やお化けに立ち向かうというストーリーになっています。

下のビデオは中でも、ハロウィンがテーマのもの。ゾンビやモンスターをモチーフにしたコワい車のキャラクターも多数登場します。

流れる音楽もオリジナルで、つい口ずさみたくなる楽しい内容です。

Road Rangers | It’s Halloween night not a Road Ranger in sight | scary song for children

Liitle Red Car Rhymes

お次は、Little red car Rhymesというシリーズです。こちらは、赤い小さな車のキャラクターが、ハロウィンの怖い世界を探検したりするストーリーです。ストーリーといっても、会話はあまりなく、英語の童謡を、お化けのパロディにしたものの音楽がメインです。昔ながらの英語の童謡の一部が、ゾンビや幽霊やモンスターの単語に変換されて歌われていて、なかなか楽しいです。英語の童謡に馴染むのに良いビデオと思います。

Little Red Car Rhymes – little red car | scary nursery rhymes | compilation for kids

 

子どもユーチューバー:Gabe and Garrett

ここまでは、子ども向けに製作された車が主人公のビデオたちを紹介してきました。これからは、子どもが主人公の、いわゆる子どもユーチューバーのチャンネルを紹介していきます。

まずは、Gabe and Garrettのユーチューブチャンネルです。

こちらは、カリフォルニア出身のGabeこと10歳のガブリエル君とその弟で8歳のガレット君というユーチューバーのチャンネルです。二人がユーチューブを始めたのは2010年とのことですが、今やチャンネルの登録者数は100万人を超える人気のユーチューバーとなりました4

子どもたちを主人公にして、脚本や演出などもきちんと考えて作られている感のあるビデオです。ドローンを利用した撮影も随所に見られます。

下に紹介するのは、視聴回数が3億回を超える彼らの代表作です。

警察に扮するゲイブ君たちが、車からポイ捨てする悪い子ども(ガレット君)が乗った赤い車を追跡して、逮捕するというストーリー。

Sidewalk Cops 3 – The Litterer

何か子どもを惹きつけるものがあるんでしょうね。視聴回数が3億超えようと3歳の子どもにはそんなこと分からないはずなのに、我が息子が真っ先に惹きつけられたのがこのビデオでした。もうこのビデオ、何回リピートしたか分かりません。小さい子って泥棒と警察の遊びが好きだったりしますよね。このビデオにはそういうドロケイ的要素が詰まっているのかなと思います。

子どもユーチューバー:Hulyan Maya

こちらもアメリカで人気のHulyan Mayaのユーチューブチャンネルです。

ロサンゼルス出身の8歳のフリアン君と5歳のマヤちゃんというユーチューバーのチャンネルです。ユーチューブを始めたのは2010年からといいますから、フリアン君がまだ1歳になるかならないかの頃からですね。チャンネルの登録者数は120万人以上。Yahooのニュースで、ユーチューブで100万ドル以上稼いだ家族として紹介されたこともあります5 。ご両親はフィリピン出身の方々で、英語も独特のアクセントがあります。すごく両親の愛情が感じられるビデオなので、そういうのが人気の秘訣なのかなと思います。

下に紹介するビデオは、オモチャ屋さんに行って、モンスタートラックのオモチャを購入して、家に帰って開封する、という内容のビデオです。

Unboxing Monster Jam Truck HIGHER EDUCATION

2013年のビデオなので、フリアン君もまだ小さいですね。彼らのチャンネルは、買ってきた未開封のオモチャを開ける様子を紹介する、いわゆる開封レポートのビデオが多いです。モンスタートラックのオモチャは一時期フリアン君がハマっていたみたい。モンスタートラックのオモチャの開封レポートは、うちの息子のお気に入りです。

子どもユーチューバー:Ryan Toys Review

最後に紹介するのは、同じアメリカで人気のRyan Toys Reviewのユーチューブチャンネルです。

テキサス出身の6歳のライアン君というユーチューバーのチャンネルです。ユーチューブを始めたのは、2015年といいますから、これまでのユーチューバーたちに比べると新参な感じですけれど、チャンネル登録者数は740万人以上と、その数ハンパないです。

下のビデオは、このチャンネルの代表作。2015年7月に公開されたものですが、これまでの視聴回数はなんと6億6千回以上!(2017年4月30日現在)。2年足らずで6億超えって想像つきません…。眠っていたライアンに大きなカーズの柄の卵がプレゼントされて、中を開けたらたくさんのオモチャが出て来たというビデオです。

100+ cars toys GIANT EGG SURPRISE OPENING Disney Pixar Lightning McQueen kids video Ryan ToysReview

ライアンのビデオには、よく中にオモチャの入っている卵型のケースが出てきます。あるいは、バッドマンやスターウォーズのキャラクターに扮したパパや叔母さんと寸劇してる様子なども、よく登場します。上のビデオで、本棚にちらっと日本語の絵本が見えるので、パパが日本人か日系人の方のハーフちゃんなのかな、とも思います。

こちらのビデオも、視聴回数6億超えなんてお構いなしの息子がセレクトしてきて、リピートしているものなので、子どもを惹きつける何かの要素があるんでしょうね。息子は、大量のミニカーをダンプカーにドサーっと載せるシーンが好きなようです。

まとめ

以上、我が家の3歳の息子がキュレーションした幼稚園児の子ども(男の子)が喜びそうなユーチューブの英語のチャンネル7選を紹介してきました。前半は、車を主人公にした子ども向けのビデオ、後半は子どものユーチューバーのチャンネルでした。

結果的に、英語のビデオと言いつつ、アメリカ合衆国出身の方のビデオばかりとなってしまいましたね。さすがアメリカはスケールがでかいというか、ユーチューブの先進国というべきか。スペイン語のチャンネルに比べると完成度の高いビデオが多いし、視聴回数やチャンネル登録者数もハンパないです。

今回は、英語のチャンネルばかり紹介しましたが、うちの息子は日本語のチャンネルも好きで見ていますよ。その時の気分で、今日は日本語の日だったり、英語の日だったり、スペイン語の日だったり、日によって見る言語が変わりますけどね。一緒に見ている私の方がビデオをいろいろ分析しちゃってるかも。

テレビやビデオの見せすぎはよくありませんが、子どもの興味に応じて、適度な範囲で見せてあげるといいのかなと思っています。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました