幼稚園へ行き始めた時期の言葉の発達

幼児の教育
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前回の記事では、幼稚園に行くまでの我が家の言語環境について書きました。今回は、幼稚園に行くようになる頃の言葉の発達についてお伝えします(下に続く…)。

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日本語は3語文

スペインでは、9月から学校が始まるうえに、学年の区切りが1月~12月なのです。このため、12月生まれの我が子は最年少の2歳9ヶ月より幼稚園に通いはじめました。

この段階で、日本語は3語文が話せるようになっていました。「日本のパトカーでなくて、カタルーニャのパトカーでもなくて、アメリカのパトカーが欲しかったの」といった複雑なことも言えました。

幼稚園が始まる前の夏休みの時期に、日本へ一時帰国して、私の父母や妹とみっちり交流していたので、余計に日本語が発達したというのもあります。

多言語環境にある子どもは、言葉が出るのが遅くなりがち、と聞いていましたが、実質、うちの子は、多言語環境じゃないんでしょうね。家では基本日本語オンリーだったので。

スペイン語とカタルーニャ語はさっぱり

一方で、スペイン語は、こんにちは(オラ、Hola)、さようなら(アディオス、Adios)、ありがとう(グラシアス、Gracias)、車( コーチェ、Coche)は分かってるようでしたが、自分から積極的に言う感じではありません。スペイン語はあまり好きではない感じ。一応、父親の言葉なんですけど…。

週に一度、夫の実家に遊びに行くのですが、スペイン語は華麗に無視するので、義母(子どもの祖母)は悲しんでいましたよ。義妹は昔、保母さんをしていたので、子どもの扱いも慣れたもの。会うたびに辛抱強く我が子にスペイン語を教えてくれていました。これにはホント感謝!

カタルーニャ語はこの世に存在しないも同然でした。幼稚園はカタルーニャ語なんだけどね。

英語は単語が出てくる

車が大好きな子だったので、Youtubeで勝手に英語のビデオを見ていました。私達夫婦は、家の中で英語を話すことはないし、親が強制したわけでもないのに、子どもが妙に英語のビデオを好むため、前世はアメリカ人なんじゃね、と疑っていました。モンスタージャム、みたいなコッテコテのアメリカ文化の車も大好きだったし、前世はテキサスにいたよね、などと子どもをイジってました。反応はなかったですが。

このため、スペイン語より英語の方がまだ出てきていました

車(car)、警察(police)、消防車(fire engine)、ショベルカー(excavator)なんかは妙に発音の良い英語で言ってたし、Fingar family の曲がお気に入りで、Mommy finger♪と歌ってました。キラキラ星の曲も、日本語と英語の両バージョンをぎこちなく口ずさんでいました。

でも、英語が話せるっていう感じではなく、単語が出て来るレベル。我が家は今のところ、英語には力は入れていないので、軽く親しんでくれればいいやモードです。

幼稚園でやっていけるかしら

このように、日本語はかなりうまくなってきたけど、幼稚園で使われるスペイン語やカタルーニャ語はさっぱりの我が子。こんな状態で、幼稚園できちんとやっていけるのか、正直不安ではありました。だけど、子どもは柔軟性があるから、実際に行ってしまえばなんとかなるのかな、とも思っていました。なんだかんだ言って深くは考えてなかったんですね。

そして、9月から始まった幼稚園。来ましたよー、大変な日々が…。次回は幼稚園に行き始めた頃のお話です。

 

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