【フィリップス・ヒュー】LED電球一つあれば、音声で明かりを操作できるのが画期的!

デジタル製品
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スペインのアマゾンでフィリップス・ヒュー(Philips Hue)のLED電球がお安くなっていたので、深いこと考えずにポチってしまいました。実際使ってみたら、すごく便利!本日は音声で簡単に操作できるスマート電球のお話です。

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気軽にアマゾンで注文

我が家には、Alexa Echo DotやGoogle Home Miniといったスマートスピーカーがあり、天気を聞いたり、タイマーセットに利用したり等々、それなりに活用しております。

ある日、スペインのAmazonでオランダ家電メーカーのフィリップス(Philips)のスマート電球が安くなっていたので、思わずポチっと注文してしまいました。日本でも同じタイプがありますね。

色が様々に変化するフルカラーだと7500円弱とお高くなってくるのですが、ホワイト(電球色)だと2000円強のお値段になっています。我が家でゲットしたのは、この一番お手頃なお値段のホワイト(電球色)です。

電球とスマホだけで動いちゃう

この電球に何が惹かれたって、Amazon EchoのようなAlexa端末で音声操作ができる点です。しかも、電球1個で。1つくらいお試しでゲットしてみるか、と思ったのでした。

フィリップスのスマート電球は以前からありましたが、Hueブリッジというスマートデバイスが別途必要だったので、敷居が高かったんです。ですが、今回のフィリップスのHueはブルートゥース通信で制御するので、電球とスマホだけで動いちゃう!という画期的なもの。

なお、アマゾンのショップには、Hueブリッジがないと動かないタイプのLED電球もたくさん掲載されているので、お間違いのないように。必ず「Bluetooth(ブルートゥース)」と書かれているものを選びましょう

注文した翌日に届き、配達員の方に感謝!

この緊急事態宣言のさなか、注文した翌日には届いたので、やはりアマゾンのサービスはさすがです。そして、わざわざ届けてくれた配達員の方にも感謝です。

最近はコロナ禍から、ドアの前に配達員の方が来た段階で、「ここに荷物を置いておきますよー」とドアを開けない状態で会話し、配達員の方が去った時点でドアを開けるというパターンが常態化しています。お互いその方が安心だよね、的な。

いざ開封!

というわけで、アマゾン段ボール箱を開けると、こんな感じのパッケージが出てきました。

スペイン版なので、ソケットはE27です(日本だとE26)。

中を開けると電球がコロン、と一つ。あとQRコード等が明記された説明書です。

電球の表面をチェックすると、ちゃんとブルートゥースマークが書かれています。

どうやって接続しよう…

まず思ったのは、

どうやって接続しよう…

Philipsのアプリがあるので、それに接続すればいいのかな、と思い、AndroidはGoogle Playからダウンロードしてきました。LED電球のタイプによってアプリが複数個あって、少し戸惑いました。

フィリップスのアプリからはじめたものの…

付属の説明書にあるブルートゥース対応のQRコードからアクセスするか、こちらのアプリになります。

‎Philips Hue Bluetooth
‎Philips Hue Bluetooth を使用することで、照明体験が変わります。Philips Hue Bluetooth アプリは、Philips Hue Bluetooth 対応ライトをコントロールするアプリです。1 部屋で最大 10 個のライトをコントロールし、どのようなシーンでも完璧な雰囲気を演出します。...
Philips Hue Bluetooth - Google Play のアプリ
Bluetooth ライトをコントロールし、完璧な雰囲気を演出する最も優れた方法です。

アプリをダウンロード・インストールしたら、こういうガイダンスに従っていきます。

音声アシスタントを使用しますか、と聞かれ、まぁ、うちにあるAmazon Echoにつないでみたいので、「はい」を選択して、と進んでいたら完了できるはずなのですが、Amazon Echoがある場合は、このアプリは必要ないかもしれません。

アマゾンEchoがあれば自動でやってくれる

というのも、私の場合ですが、電球を天井のソケットにクルクルまわして設置しまして、スイッチを付けるとピカっと光りますよね。

スイッチを入れて電気が光っている状態で、上記のフィリップスのアプリで設定を開始したのです。

すると、設定の途中で、とつぜん家のAmazon Echo Dotが反応して、「ライトを認識しました。アレクサ 電気を消して、と言ってみてください」とお話を始めたのです(我が家の場合、スペイン語設定になっているので、スペイン語で話しかけられました)。

ええって思って、試しに「アレクサ、電気を消して」と話してみたら、電気が消えて、それで設定完了。結局、フィリップスのアプリは使用しませんでした。すごい、楽ちん。

なお後日、フィリップスのアプリでも接続しようと思ったのですが、既にアマゾン・アレクサのアプリでつながっているからか、電球を認識してくれませんでした。

同じく、グーグルホームでも接続できなかったので、どれか一つのアプリでつながったら、あとは認識できないのかもしれません(あくまでも私の想像ですが…)。

フィリップスのLED電球Hue(Bluetooth)はここが便利!

というわけで、実際にフィリップスのLEDのスマート電球(ブルートゥース版)を使い始めて数日が経ちました。実際の感想を書いてみます。

電気の点灯・消灯が音声でできる

まず便利だなーと思ったのは、音声で電気を消したり、付けたりができるところです。我が家でたった一つのLEDスマート電球を設置したのは、ズバリ寝室

だって、眠るときにわざわざスイッチを押して電気を消すのって面倒ではないですか。

「アレクサ、電気を消して(実際は、Alexa, apaga la luz)」というと、スピーカーから短く「Si(はい)」という声がして、電気が勝手に消えるんです。「おぉー」っと家族たちからも感嘆の声。

あるいは、寝るときに寝室に入ってから、真っ暗な中でスイッチを探すのも、ちょっと…というときに「アレクサ、電気を付けて(実際は、Alexa, enciende la luz)」というと、電気がパッと付くのです。うーん、素敵。

ただし、手動で壁のスイッチで電気を消してしまうと完全に電球がオフになってしまって、Alexaにいくら話しかけたところで反応はしてくれません。壁のスイッチで電気が付いた状態で、電気のオン・オフをアプリや音声認識でコントロールする必要があります。

明るさの調整が音声でできる

さらに、すっごく得した気分になったのが、50パーセントとか70パーセントとか、明るさの調節ができるという点です。

これまでの我が家の電気はすごくベーシックな照明器具で、壁にスイッチが一つあるだけの簡単なものでした。夜などは特に、天井からの光は明るすぎるなーと感じることが多々あり、明るさが調節できればな、でも工事するまでではないなぁ、と考えることがありました。

しかしこの電球は、そんな工事は一切必要なく、明るさの調整ができちゃうんです。しかも、音声で指示できる。すっごく画期的です。

具体的には、「Alexa、電気を60パーセントにして」と言うと、電気が60パーセントの明るさに変化します。夜は、暗い方が良いから「Alexa、電気を10パーセントにして」って言うと、それだけで明るさが変化。うーん、すごいわ。

アレクサのアプリからも操作可能

さらに、音声での指示だけではなく、Alexaアプリを触って照明の点灯・消灯、明るさの調整も行なうことができます

スマホのアレクサのアプリを開くと、トップ画面の右下の「デバイス」という項目をクリックします。デバイスページの画面上部に「照明」とありますが、これをクリックすると…

Primera Luz(最初の明かり、の意味。スペイン語でスミマセン)ときちんと、電球が認識されています。音声認識だけではなく、ここのボタンをオン・オフすることで電気の点灯・消灯もできます。

さらに、Primera Luz(この名前は編集可能)をクリックすると詳細画面が現れて…

この明るさのバーを左右に動かすことで、電球の明るさも調整できます。

うちの場合、時に「アレクサ、電気を付けて!」と音声で言うと、子供が気づいてはしゃいで、「アレクサ!」で電気を付けたり消したり…の電気遊びみたいになって困るので、こっそりアレクサアプリで明るさを調節することも多々あったりします(^^;。

注文する前の注意点

さて、そんなとっても便利なフィリップスのスマートライトですが、いざ注文する前に気を付けるべきこともあります。私の場合注文してから気づいたのですが(怖)。

1.自宅の電気ソケットはLED対応しているか

最初は、まさに自宅の電気ソケットがLED自体に対応しているかどうかですね。

基本、天井に設置してある照明で、白熱灯を使用していたソケットであれば、LED電球は普通に使えます。こういう感じの電球だったらLED対応はしているはずです。

Photo by Taofeek Obafemi-Babatunde on Unsplash

我が家のソケットは12年前に設置したものですが、当初は普通の白熱球を使用していました。

こういう感じの電球でした。

Image by Daniel Reche from Pixabay

これを数年前にLED電球に換えたのですが、問題なく利用できています。

ただし、日本の場合、長いタイプの蛍光灯のソケットに、種類の違うLED電球を付けて発火したといったケースが報告されているので、蛍光灯を使用している場合は、設置するLED電球が手持ちのものに合うタイプのものかきちんと確認した方が良いです。

あと、LED電球は高熱や湿気に弱いので、電気を付けた状態で直射日光がもろに当たる場所(屋外など)や、お風呂場などでの使用は控えた方が良いです。

2.電気ソケットの型は合っているか

これは何気に重要なんですけど、設置するソケットのタイプが購入する電球のタイプと合致しているか、です。

今回おススメしているPhilipsの電球は日本だとE26型、スペインだとE27型になります。

このEナントカ型が、設置した場所の照明のソケットと合致するか事前に確認することが大切です。海外通販で注文したりすると、うっかり別のタイプのソケット用の電球を買ったりしてしまうので。私は事前に確認しなかったのですが、たまたま合っていて良かったぁ、とひやりとしました。

また白熱灯で小さいタイプのもので、E17というのもあります。Philipsのスマートライトのラインナップにもありますが、2020年5月時点でHueブリッジがないと動かないタイプのみ(ブルートゥース対応ではない)なので注意が必要です。

3.スマホがブルートゥース対応している

最近のスマホはほとんどブルートゥース対応しているので、問題ないとは思うのですが、今回のフィリップスの電球の設定をする際にはスマホのアプリが必要になります。

電球一つで動くようになるのは画期的なのですが、スマホのブルートゥースと通信させるので、手元にブルートゥース対応のスマートホンがあることが前提です。

なおサポート対象のモバイルOSは、

  • Android 7.0 以降
  • IOS 11 以降

となっています。

4.AmazonのEcho端末があるとなお便利

フィリップスの電球ヒュー(Hue)は、基本アプリで操作できますし、Alexaをスマホにインストールすれば音声操作もスマホから可能になります。ですが、自宅にAmazon Echoなどのスマートスピーカーがあるともっと便利です。

スマホからだと、まずスマホを探して、ボタンを押して…と操作が多少面倒になるのに対して、家にポーンとAmazon Echoを置いておけば、遠くから大声で「Alexa 電気を付けて!」と言うだけで自宅の電気がパッと付くわけですから。なので、Echo使いの人は余計に便利さを実感できると思います。

なお、フィリップスのスマートライトのブルートゥースタイプは、Google Home(Google Assistant)でも機能します。一方、SiriやMicrosoftのCortanaはHueブリッジ経由のみ動作するようです(フィリップスのホームページより)。我が家では最初にAlexaに繋いでしまったからか、Google Homeでは認識してくれないのですが、もう少し試行錯誤してみます。

まとめ

というわけで、音声で照明の点灯・消灯・調光ができるフィリップスのブルートゥース対応スマートライトを実際に使った感想を書いてみました。

わずか2000円ちょっとで、明かりの調節までできちゃう天井の照明器具をゲットできて得した気分です。

これに慣れてしまうと、壁のスイッチを押すという作業すら面倒になってしまうのが恐ろしいです。文明の力ってすごいわ。

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