最近、キックスターターを見るのが好きなのですが、また魅力的なものを見つけたのでポチリしました。本日は、キックスターターのプロジェクトのお話です。
えっ?何コレ的な動きのラジコン
5歳の息子がラジコン好きのため、最近、動くおもちゃが我が家に増えつつあるわけですが、まだ飛ぶタイプのラジコンは持っていません。
飛ぶラジコンといえば、最近熱いのがドローンですよね。垂直に上昇して、空中で停止して、カメラも撮影できちゃうみたいな。最初は物珍しい動きでしたけど、最近はテレビやユーチューブ等でドローンを見る機会も増え、その動き方にはもっぱら慣れつつあります。
そんな折にキックスターターで不思議な動きをするラジコンを見つけました。ドローン的な動きとは明らかに違う、なんていいますか、虫みたいな蝶々みたいな動き。ってか、これ虫じゃん?それとも鳥?
その名もMetafly(メタフライ)→下の動画を再生すると説明の音声も出ます(英語)。
Metafly(メタフライ)…。名前を聞いても、その姿を見ても、敵なんだか味方なんだか分からない未確認物体ですが、それ以上に動き方がすごくユニークです。
虫のラジコン?蝶のラジコン?鳥のラジコン?Metafly(メタフライ)はお顔がちょっとメカニックなので近未来的な感じもする一方で、幼い頃に父とした昆虫採集を思い出すようなノスタルジーも感じさせます。
というのも、「バイオミメティクス」いわゆる「生態模倣科学」に基づいて設計されている、というのが、このMetafly(メタフライ)の特徴なんですって。だから、鳥のような虫のような新しいんだけど馴染みのある動きを実現しているみたい。
フランスの会社のプロジェクト
さっそく気になるのが、こちらのMetafly(メタフライ)の開発者。ページをみたところ、フランスのマルセイユのEdwin Van Ruymbekeさんという方でした。40年前、おじいさんの代から飛ぶ技術を開発していらっしゃる方で、過去にはバイオニックバードという製品を世に出しているとのこと。技術的にもしっかり研究している感じかな、と私は感じました。
ラジコンで操作
しかも、これ、ラジコンで操作するの?
Metafly(メタフライ)は、かなり細かい動きでもラジコンで操作できるらしい。ラジコンの操作可能範囲は100メートル。うん、かなり広い。私はそんな遠くまでこの子を飛ばす勇気はない。
スピードは時速18キロまで
スピードは時速18キロまで出るらしい。けっこう早いですが、これは多少風が吹いていても耐えてくれるってことかしら。以前に開発されたバイオニックバードが結構風には弱かったらしく、その辺を改良しての結果のもよう。
ただし、まれに他の鳥が仲間と間違えて寄ってきたり、突進してきたりする可能性はあるらしい(^^;。
室内でも使える
そんなにスピードが出るなら、近くの公園でMetafly(メタフライ)を早く飛ばしてみたいわ、という衝動にかられますが、一方で室内でも遊べるのも魅力的なところ。ビデオ中にもあるように、比較的狭いお部屋でも軽々とMetafly(メタフライ)が舞っている姿がありました。
耐衝撃性もある
しかも、Metafly(メタフライ)は、軽くて、耐衝撃性も強いらしい。重さはなんと10グラム以下。大きさは、羽を広げると30センチ弱になるようなのですがね。どんだけ軽いの!という感じです。
動画中にも、その辺の木にぶつかっても全然平気な様子が映っていました。というのも、よく曲がる素材を使用しているので、衝突しても衝撃をうまく吸収する作りになっているようです。
ちなみに翼の素材は、カーボンファイバー、液晶ポリマー、OPPです。
バッテリーの持ち時間は?
Metafly(メタフライ)のバッテリーの持ち時間は8分、と短めですが、12分でチャージが完了するようです。プレッジで選択できるパワーバンクがあると、その場ですぐにチャージできるみたい。パワーバンクは、1500mAhの小型の充電パックで、その重さも64グラムと軽く、持ち運びにも便利。一度パワーバンクをチャージしておくと、Metafly(メタフライ)を20回もリチャージできるようです。
Kickstarterでポチりました
というわけで、私のスイートスポットにヒットしたメタフライ!。思わずポチってしまいました。
お値段は、
- メタフライ単体で79ユーロ(早期割引で69ユーロ)+送料(日本なら3ユーロ)
- パワーバンクやUSBケーブルなどのアップグレードキット付だと99ユーロ(早期割引で89ユーロ)+送料(日本なら3ユーロ)
です。日本円だと、早期割引換算の69+3ユーロつまり8970円前後から購入可能という感じですね。
製品の発送は、2019年9月を予定しているとか。Kickstarterのプロジェクトは、どれもそうですが、普通のオンラインショッピングのウェブサイトと違って新規のプロジェクトを支援する形になるので、製品の発送が遅延することも多々あります。なので、気長に待つのが良いでしょう。でも届くのは待ち遠しい!(^^)!
Metafly(メタフライ)のKickstarterでの申し込みの締め切りは2019年5月2日までです。ご興味のある方は、ぜひKickstarterのページをのぞいてみてくださいませ。
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