雨にも負けず脱皮中のリトープス

多肉植物
この記事は約3分で読めます。

頻繁に水遣りをする必要のない多肉。あんまり成長している感が見られない多肉。だからこそ、花芽が伸びたり、花が咲いたり、何か変化があると、おぉっという驚きのある多肉。今日は、脱皮するリトープスの様子です(下に続く…)。

三寒四温と雨

日本には三寒四温という言葉があります。3日間寒い日が続き、4日間暖かい日が続く、そうやってだんだん暖かくなって行く春先の気候のことです。三寒四温とは、もともとは中国や朝鮮半島の冬の気候の様子を意味する言葉でしたが、日本では春にこのような気候の変化が見られるため意味が転化したのだとか。

私の住むスペインは、地中海性気候です。日本と違って、冬に湿気があり、夏が乾燥している気候。でも、春先の気候は日本と似ているなと思います。低気圧と高気圧が交互にやってきて、雨が降ったと思えば、暖かい日がやってくるというサイクル。最近のバルセロナも、雨がよく降ります。中でも先週の土曜日はかなり強く降りました。家に設置されたアンテナにも影響があったのか、いくつかの地上波のチャンネルが見えなくなったほど。ここは昭和か!っていう瞬間でした。

濡れてないでリトープス

そして雨といえば、不安になるのが多肉の様子。とりわけ、現在脱皮中のリトープスが派手に雨に濡れてしまうと、二重脱皮を起こしかねないので、急いで様子を見てみます。案の定、普段は雨の当たらない場所に置いている多肉植物ですが、こうも雨が強いとそんなの関係なく濡れている様子。急きょ避難勧告が発動され、リトープスは室内に取り込まれました。そして、翌朝晴れたら再び外へ。そこまで神経質にならなくても良いのかもしれないけど、なんせ初めてのことですから。はじめての子育てや犬育てが神経質気味になってしまうのと少し似ている?

さて、現在のリトープスの様子を見てみましょう。雨にも負けずに頑張っています。

2017年3月25日の様子。

 

たとえば、こちらの2016年2月16日の写真と比較すると、その成長は一目瞭然です。

 

ここから個別に見てみましょう。

2017年3月25日の脱皮第一号の福来玉君。

 

3日後の28日の様子。さらに開いてきた感じ。

 

もう一つの福来玉も、少し開いてきた。3月25日。

 

3月28日。下に割れて来た感が。

 

ほとんど動きのなかった紫勲もここに来て割れだした。3月25日。

 

3月28日。中から割れ目がわずかに見えてる。

3つのリトープスともに順調に割れてきている感じです。

なんせ多肉の脱皮なんて、はじめてのことなので、全てが新鮮に思えます。脱皮と言えば、カブトムシや蝶々やら、昆虫の世界のことって思っていましたから。あちらの世界もかなりの神秘ですけどね。あ、ヘビも脱皮しますね、って話がズレてきました。

とにかく、生きた宝石リトープスは脱皮をして、春を迎えるのでした。

コメント