日本の幼稚園に体験入学の準備

幼児の教育
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前回の記事では、日本に一時帰国している間、日本の幼稚園に体験入学させてみるという決意を紹介しました。今回は、実際に入学させるための準備をしたお話です。

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2日で準備

日本にやってきて、幼稚園に体験入学させてみようと決意し、実際に私が昔通っていた幼稚園に見学に行き、いざ行かせてみようと決意してみたものの、実は、結構な準備があるんですね。

幼稚園の制服やカバンなどは、短い期間ですからと貸してくださいました。

用意するもの

ですが、いくら短い期間とはいえ、子どもが幼稚園で快適に過ごすために、最低限の準備をしなければいけません。たとえば、

  • 幼稚園に来ていく白いシャツを準備
  • 給食に使用するフォークやスプーン、コップを用意
  • 白い上履きを用意

これくらいまでは、ショップに直行すればいいので余裕です。しかーし、

  • 給食袋を制作
  • 上履き入れを制作
  • お着換えを入れる袋を制作
  • 大きめの布バッグを制作
  • 座布団を制作
  • ランチマットを制作

来ましたよー、てづくり!

手作りすること

そういう私は、自慢にもなりませんが、手作り系は本当に苦手です。ミシンとか使うと楽しいけれど、亀みたいに遅いペース。ミシン縫うのに、事前に仕付け糸で手縫いしないとダメなくらい慎重にやらないとアブナイ。本来なら、新学期に備えて、時間をかけて作ることもできるのでしょうが、今回は、金曜日に見学に行って、月曜日からスタートですからね、実質2日間しかない。この2日で、すべてのグッズを制作するのかー。

そういう私は、自慢ではありませんが、手芸するなら最強母がおりました。若いころ本格的な洋裁学校に通い、祖母から和裁を伝授されたという、和裁・洋裁どっちもOKな心強い母が。というわけで、情けない話ですが、母の手を借りながら、こうしたグッズを制作しました。さすが、早い!軽く待針で縫う箇所の見当をつけたらあとは直接ミシンですごいスピードで制作していきます。土曜日に布を裁ち、日曜日にすべて縫い上げました。母強し、そして感謝!です。一通り、子供の名前を各グッズに記して出来上がり。何とか間に合いました。

スペインの学校でもいろいろ用意するものはありましたが、バッグのサイズ指定はなかったし、すべて市販のもので事足りましたからね。でも、こういう手作りグッズの洗礼を受けると、いよいよ幼稚園に行くんだなという気分が盛り上がってきて、それはそれで楽しいものがあります。孫のグッズのために一気に手作りさせられた母は大変だったと思いますが…。

いざ当日

いざ幼稚園初日当日。

うちの子は、睡眠時間が本当に短い。短いというのは、大人と同じ時間だけ寝る感じなのです。足りない分は、長めに昼寝をして補っている感じ。長い昼寝をやめさせれば良いのでしょうが、一度寝るとテコでも起きないので、なかなかそれも難しく…。

前日はなかなか眠れず

というわけで、幼稚園へ行く前日も10時に寝かしつけを始めたものの、結局眠ったのは12時過ぎ。息子は、今日は幼稚園だということが分かっていたようで、子どもなりに緊張していた様子。寝るときも、眠れないよー、と何度も言ってました。本を読んでも効果なし。終いには、羊が一匹、羊が二匹、と私が羊を数え始めたのですが、それもいまいち。工夫を凝らして、羊がニイチガ2匹、ニニンガ4匹、と知育っぽく九九を交えて羊を数えてみたら、私の方が眠くなってしまって、子どもと同時くらいに寝落ちすることができました。

朝ごはんでゴネる

翌日は7時起きなんですけど、大丈夫かしらと思ったら、7時半にはきっちり起きました。

ですが、朝ごはんはあまり食べてくれません。これは予想できたので、ご飯に代わる必殺アイテムとして、好物のメロンパンを用意していたのですが、いつもと違うパン屋で買ったメロンパンだったため、「表面に格子状の模様が入っていないからメロンパンじゃない」という意味不明の論理が展開され、あえなく撃沈。仕方なくココアとリンゴだけ食べさせるに留めました。

制服でゴネる

さらに、これも予想はしていたのですが、制服のズボンを着るのを嫌がる嫌がる。スペインの幼稚園では制服イヤイヤは数か月間の戦いがありましたからね。今回は、仕方がないので、制服ではなく体育着用の半ズボンを履かせて幼稚園に向かいました。

いざ幼稚園に到着すると、優しい先生方が温かく迎えてくれましたので、私は早々に退散しました。さぁて、日本の幼稚園初日、どうなったことやら…。

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