冬の間、寂しいベランダを華やかに彩ってくれたヒヤシンスですが、ようやくその季節が終わろうとしています。本日は、今年のヒヤシンス栽培の反省点を振り返りつつ、我が家のベランダで6年目を迎えるベテランの畑地性カラーの様子をお伝えします(下に続きます…)。
夏越しをしたヒヤシンスの球根
ヒヤシンスの球根が我が家にやってきたのが、ちょうど1年前の今ごろ。
お花屋さんで、蕾がたくさん付いて今にも咲こうとしている株を選んで購入したのでした。ピンクの控えめな花色も素敵ですが、気に入ったのは、その爽やかな匂い。強すぎずなんとも心地より香りがしました。
その後、シーズン終わり、ヒヤシンスの球根は、小さな鉢に入れられたまま、葉が枯れるのを待って、そのまま放置。夏の間も、ベランダの隅の植木鉢の土の中でひっそりと一人で静かに過ごしていました。
気がつけば、肌寒い11月。一回り大きな鉢に植え替えました。今回は、球根の数をろくに確認せずに、鉢替えのみを行なったのでした。急いで水遣りを再開すると、待っていましたとばかりに、ニョキニョキと茎を伸ばしてきました。
ヒヤシンスが開花
そして、年明けて2017年1月、ヒヤシンスの花が咲き始めました。これは、2017年1月31日の写真です。
何を勘違いしたのか、球根の数は増えていないだろうと勝手に思っていたのですが、よく見ると、中央の球根以外の場所からも茎がニョキニョキと伸び、蕾まで付いてきています。
あー、子株が結構できていたんだなと思ったけど、時すでに遅し。複数の子株から蕾が出ているのを見て、この鉢じゃ小さすぎるよな、としみじみ。これは、2017年2月16日の写真です。
根元から別の花が咲きはじめています。
茎が十分に伸びる前に、花が咲き始めちゃうの、前にどっかで見たことあったな、なんだっけ?
そうだ、チューリップだ!
前にチューリップを育てていたときに、茎が十分に伸びずに地面から花がダイレクトに覗いてたということがありました。あれは、あれは、そう!
植える時期が遅すぎたんでした。
十分な期間、低温に晒されなかったがために、茎が十分に伸びきるよりも前に、開花が始まってしまったよう。11月に水をやり始めるんでは遅かったかぁ、と反省。ただ、一つ目の花はきちんと茎が伸びて咲いていたんですね。その他の子株からの花が、成長するには十分に時間がなかったかな。あと、これだけたくさんの子株から花が出て来るなら、鉢ももう少し大きいものに植え替えてあげるべきでした。肥料も足りなかったかな、花数が少ない。やはり初の夏越しヒヤシンス、最初の年は学ぶべきことがたくさんありますね。
さわかやかな香りでベランダを彩るヒヤシンスですが、2017年2月28日現在、子株からの花は、早くも萎れはじめています。そろそろヒヤシンスの季節は終わりです。花茎をハサミで切り、ベランダの隅に移動させました。あとのお仕事は、残った葉っぱを十分に太陽に当ててあげること。来年も素敵なお花を咲かせられるよう、太陽の光から十分に栄養を吸収してくださいね、と祈りながら。
畑地性カラーの球根を植える
ヒヤシンスとバトンタッチする形でベランダにやってきたのが、我が家のベランダで6年目を迎えるベテランの畑地性カラー。いつもは、植木鉢の土の中で冬越しをさせていたのですが、今年は、多肉植物がベランダに導入され、鉢のスペースが限られていたので、秋に球根を一度掘り起こして、保管していました。
さぁて、土に戻してあげるかな。植え替えを実施したのは、2017年2月27日。
今年は、子株もたくさん出てたけど、球根は3つだけ残して保管したのでした。既に数か月前の出来事なので、球根の上下どっちだったかしら、と戸惑います。
根っこが付いているのが下かしらと思って、根っこのある方を下に植えてみたのですが、根とは反対側の球根があまりにスベスベしていて、ここから茎が出て来るとは到底思えなかったので、よくよく観察すると、根の間から茎らしきものを発見。スベスベしている方が下で、根やら何やらが付いてゴツゴツした方が上だったようです。
良い感じに太った球根を3つほど鉢の底に植えます。そして、土をかけて、できあがり!
軽くお水をあげて、畑地性カラーの茎が出て来ることを祈りつつ、春の訪れを待つのでした。
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