話題のAIスピーカー4種をチェックしてみる

デジタル製品
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最近、少しだけ気になっている電化製品があります。

それはズバリ、AIスピーカーです。

今回は、AIスピーカーについて、最近登場した各社のモデルを見つつ、いったい何ができるんだろうと考えてみます。

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AIスピーカー元年

日本では、2017年は、AIスピーカー元年だったのかな、って思うほど各社が、AIスピーカーを発売しています。とりあわけ、年末にかけて発売が相次いでいるので、クリスマス商戦を狙っているんだろうな、と思います。

現状、どういうAIスピーカーが出ているのか見てみましょう。

Amazon Echo (Amazon)

AIスピーカーで発売が一番早かったのがAmazon Echoでした。日本でこそ、2017年11月現在、販売予約受付中という感じですが、本国のアメリカではすでに2015年から幅広く販売されているんですね。

Amazon Echoには、Amazon独自のAlexaというAIが搭載されています。

Amazon Echoにはいくつか種類があって、上のAmazon Echoのほかにも、上位機種でスマートホームハブ内蔵のAmazon Echo Plus、廉価版で外部スピーカーと接続可能なAmazon Echo dotなどがあります。
なお、現在、Amazon Echoの購入は招待制になっていまして、招待メールを受け取った人だけが購入できるようです。

 

Amazon Echoの強み

Amazon Echoの強みは、やはりアマゾンの各種サービスと連携したサービスを楽しめる点でしょう。

実際、アマゾンは2017年11月8日より日本でも4000万曲以上が聞き放題の音楽配信サービス「Amazon Music Unlimited」を開始しています。Amazon Echoユーザーなら月額380円で利用が可能なんですって(ただしEcho端末限定での利用)。ちなみに同サービスは、通常のプライム会員の場合は月額780円、通常会員は980円となってます。

現在でもプライム会員向けに、Prime Musicというサービスがありますが、あちらは100万曲以上が聞き放題のサービスでした。これがさらにパワーアップしたのがAmazon Music Unlimitedであるようです。

Google Home(Google)

アメリカで2016年11月に発売されたGoogle Home。日本でも今年2017年10月から販売が開始されました。Google Homeと、廉価版のGoogle Home Miniの2種類があります。

Google HomeにはGoogle アシスタントが使用されています。アンドロイドのスマホ(アンドロイドのバージョンが6.0以上)をお持ちの方なら、「OK Google」と話しかけると、「はい、どんなご用でしょう?」と帰ってくるアレですね。

現在、私はもっぱら、洗濯物を干す前に「OK Google」「今日の天気は?」で利用しております。で、天気予報が外れて雨が降ってきたりすると、「Google のやろう…」とぶつぶつ言いながら洗濯物を急いで部屋の中に取り込むのでした。

確かに、Googleの音声認識はとても優秀です。ブツブツ言った言葉もきちんとテキストに変換してくれますしね。スマホで使用する代わりに、GoogleアシスタントがスピーカーにくっついたのがGoogle Homeになったと思えばいいのかな。

スマホはどうしても個人利用ですから、Google Homeなら、家族みんなで共有する形で利用できると思えばいいのかもしれません。

Google Homeの強み

Google Homeの強みは、Googleサービスとの連携が可能な点です。

Google Homeの疑似体験、ということで、私のスマホで使えるGoogle アシスタントで試してみたのですが、以下のようなことを普通にやってくれました。

  • 「今日の天気予報は」「週末の天気予報は」というと音声で読み上げてくれる
  • 「ソフトバンクの株価は」というと音声で読み上げてくれる
  • 「最新ニュースを教えて」というと、ニュースのページを紹介してくれる
  • 「子供向けの動画をYoutubeで再生して」というと、Youtubeが開いて、動画を再生してくれる
  • 「唐揚げのレシピを教えて!」というとレシピを音声で読み上げてくれる
  • 「今日の12時から友達に会うをスケジュールに追加」というとスケジュールに追加してくれる
  • 「卵とひき肉をショッピングリストに追加」というとショッピングリストに追加してくれる

また、Google Play MusicやSpotifyとも連携できますので、音楽のプレイリストを音声で指示して再生できます。

ソニーのLF-S50G

さらに、同じGoogleアシスタントのAIを使用したものとして、2017年12月9日発売のソニーのLF-S50Gがあります。

同じGoogle アシスタントを使用しているという点で、Google Homeとどこが違うのさ、と思うわけですが、やはり音響技術に強いソニーらしく、スピーカーの性能にこだわりを持った造りになっています。

さらに、ハンドジェスチャーでの操作に対応していたり、多少の水しぶきは大丈夫な防滴仕様(IPX3)となっています。

音質にこだわりのある人には、ソニーのAIスピーカーを選ぶというのもありですね。

Line Clova Wave(Line)

そして、もう一つのAIスピーカーが、2017年10月よりLineから販売開始されたClova Waveです。独自AIのClovaが搭載されています。

Line Clova Waveの強み

Clova Waveの強みはやはり、Lineの各種サービスとの連携でしょう。Line Musicと連携して、豊富な音楽が聞けるので、すでにLine Musicを利用している方ならClova Waveを選ぶといいかもしれません。

Lineのアプリとも連携しているので、Lineメッセージを音声で読み上げたりしてくれます。

また、Google HomeやAmazon Echoと違い、本体にバッテリーが内蔵されているので、持ち運びが便利です。

さらにClova Waveは、赤外線リモコンを内蔵しているので、エアコンのオンオフも操作可能だったりします。赤外線リモコンは、工夫すればいろいろなことができそうですね。

結局AIスピーカーは買い、なの?

結局のところ、AIスピーカーは、買い、なのでしょうか。

個人的には、面白そうだなとは思います。

ただし、手持ちのスマホでもGoogleアシスタントは利用できるわけで…。

スマホで現状できることのために、わざわざAIスピーカーを買う意味ってあるかなーという疑問を持っているのも事実でした。

それでも、やはり、

  • 音楽をよく聞く人
  • 家電まわりを音声で操作できたら楽だなと思う人(設定等に工夫が要りそうですが)
  • 他の作業中にスマホを開かずに耳から情報収集したい人

といった方には、合うんじゃないかなと思います。

結局、私はどうしたかについては、次回の記事で紹介したいと思います。

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