今朝、ネモ犬を散歩させていたら、ジャーマンシェパードが一匹近づいてきました。話を聞いてみると、その方は飼い主さんではなく、犬の訓練士さんとのこと。2歳になるジャーマンシェパードが、きちんと飼い主さんと一緒に歩けるよう訓練中とのことでした。
ネモが近づいていくと、匂いを嗅いだあと、お互いにガウガウとなります。ジャーマンシェパードの子は歯をむき出しにして、グゥゥゥと唸っていました。確かに、飼い主さんが犬の訓練士さんの手を借りたくなるのも少し分かるかも。
その訓練士さんは、ガウガウ言うネモ犬を使って、ジャーマンシェパードが他の犬(ネモ)に吠えない訓練を始めました。ネモにもご褒美のドッグフードをくれたりしながら、私もちょっと訓練にお付き合いした恰好となりました。
犬の訓練士…懐かしいなぁ。
そういう私も、ネモがまだ子犬だった頃、犬の訓練士さんにお願いしてトレーニングをしたことがあったのでした。今日はその頃の話です(下に続く…)。
育犬ノイローゼ?
当時の私はちょっと育児ノイローゼならぬ育犬ノイローゼになってたような感じで精神的に消耗していたのでした。
今になって考えてみると、ネモの行動はそれほど酷くなかったし、何であんなに神経質にしつけようとしてたんだろうと思うのです。ですが、ネモは私が人生で初めて飼った犬でした。ずっと猫派で来た私としては、犬との接し方がいまいち分からなかったのです。
テレビや雑誌で見る犬は、名犬みたいな犬で、人間みたいにコミュニケーションが取れて、人間の言うことに忠実で、あまり吠えなくて、そういう優等生的なイメージがあったのでしょう。そういう理想の犬にしつけなければいけない、と気ばかりが焦っていたのでした。
訓練士さんに頼めば全てが解決する?
犬の訓練士さんにお願いすれば、そういう理想的な犬に仕上げてくれるんじゃないか、みるみるうちに犬の性格が変わるんじゃないか、という変な幻想までありました。
そういうわけで、日本円で10万円相当を払って、犬の訓練士さんにお願いしたのです。インターネットで調べて見つけた人で、家まで来てくれて、週に1、2回、トータルで13セッションだったかな。
犬の訓練士さんに望んだこと
どういう問題行動があったのかと具体的に言えば、以下のとおり。
- お座りとか伏せとか基本的なコマンドを教えたい
- ドアのチャイムが鳴るとガウガウ吠える
- 散歩中に飼い主の横について歩けない。途中で止まって歩きたがらないことも。
- 散歩中に他の犬や人に吠えることがある
- スプレーとか窓を開ける音に反応して吠える
こういった行動をセッションごとに改善していきましょうという感じでした。
訓練士さんとトレーニングしたのはネモが9ヶ月~1歳過ぎくらいの時期でした。期間にして、3ヶ月くらいだったかしら。毎回、家の中や公園でのネモと私と訓練士さんのトレーニングが始まったのでした。
次回は、その結果がどうだったかを記事にします。こちらからどうぞ。
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