さて、今年も胡蝶蘭が花を開く季節がやってきました。我が家に来てから8年目の胡蝶蘭。花芽が付いてから、一番花が開くまでの2017年胡蝶蘭を時系列で紹介します(下に続きます…)。
今年の胡蝶蘭の室内環境について
毎年、花芽の付く時期が微妙に異なる胡蝶蘭。だからこそ、今年はいつ咲くんだろうか、本当に咲いてくれるんだろうか、とドキドキしながら、胡蝶蘭が花咲く日を心待ちにしてしまうことも、胡蝶蘭を育てている醍醐味と思います。
なぜ、開花時期が毎年変わるんだろうといえば、私は胡蝶蘭の周囲の環境、とりわけ室温が大きく影響しているのではないかと考えています。というのも、ここ2、3年ほど、赤ちゃんが生まれてからというもの、冬は一日中暖房を付けていることが多かったのです。そのためか、花芽が付く時期が遅れがちでした。
ですが今年は、胡蝶蘭が置いてあるリビングのエアコンが壊れ、温風が出ない状態が続きました。修理してもよかったのですが、家に小さい電気の暖房器具があったので、それを使用してみたところ、エアコンより暖かかったのです。なので、これでいいよね、ということで昼間は電気の携帯式暖房器具を利用し、夜は暖房は切って過ごしていました。
胡蝶蘭の花芽を発見
一日中エアコンが付いていたころの室温は、24~25度でした。ですが、夜間に暖房を切っていると、室温は18度くらいまで下がる日があります。これが幸いしたのか、今年は花芽が出て来るのが早かったです。
2016年11月22日 花芽が付いているのを発見しました。
上の写真の一番下の手前の葉の根元に、ほんのり白っぽい芽が出ているのがおわかりになるでしょうか。これを11月末に発見しました。
茎がぐんぐんのびてくる
一度、花芽が付いたらしめたもの、あとは、天を昇るみたいにグングン茎が伸びてきました。
こちらは、2016年12月28日の写真です。茎が天井に向かって、まっすぐどんどん伸びています。このあたりで、一度液体肥料を与えました。最近は手抜き栽培で、あんまり肥料をあげていなかったのですが、花芽も伸びてきたことだし、ここらで一度あげておくか、と液体肥料を水に混ぜて、全体にかけてみたのです。
下の写真は年明けて、2017年1月24日の写真です。
例年と違うのは、花茎が複数に枝分かれしてきたことです。いつもなら、一本だけまっすぐな花茎がビューンと伸びてきて、花が咲ききった後に、根元から2番めくらいの茎を切るとその下からもう一本花茎が伸びてきて、2番花を咲かせるというパターンでした。年によっては、2つに枝分かれすることもありました。でも今年は、2本の枝が分かれて伸びてきてます。結局、さらに枝はもう一本増えました。これは一気に花が咲いて終わるパターンかもしれません。
蕾が付いて膨らんできた
そして、この写真は2016年1月26日のものです。蕾が付いているのが分かりますね。これがどんどん大きくなってきます。
下の写真は、2017年2月16日の時のもの。ここからは、早いです。カウントダウンするみたいに蕾がどんどん膨らんでいきます。10、9、8、7…!
そして、下が2017年2月22日の写真です。もう咲くのは時間の問題。いつぱっくり蕾が割れてくるかしら、とドキドキ。6、5、4、…!
そして、開花
3、2、1、はい開花でーす!
最初の花が咲いたのは、2017年2月25日でした。これから数日に1つのペースで次々とお花が咲いていくことでしょう。
胡蝶蘭は、花芽が付くには多少低い温度に当ててあげなければいけないと聞いたことがあります。今年は、夜間の室温が下がった(18度程度)ためか、11月末には花芽が付き、2月25日には一番花が開花しました。
満開になりましたら、またご報告いたします~。
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