ネモ犬、年に一度の予防接種の季節

獣医にかかる
この記事は約3分で読めます。

犬を飼っていると、飼い主として最低限行わなければいけないことが出てきます。

まずは、年に一度の狂犬病などの予防接種をおこなうこと。そして、定期的にピペット、首輪、飲み薬等を与えて、寄生虫や感染症を予防してあげることです。今日は、年に一度の予防接種のお話です(下に続く…)。

予防接種

毎年、定期的な予防接種は、ネモの誕生日付近に設定しています。誕生日が来たら獣医さんに連絡、と覚えておけば忘れにくいですからね。

というわけで、今年もネモの9歳の誕生日がやってきたので、獣医さんに電話しました。獣医さんは、ネモが足を捻挫して以来なので、1ヶ月ぶりくらいでしょうか。足の経過も気になっていたので、ちょうど良い機会です。

獣医さんが家にやってくると、ネモはもう長いお付き合いなので、すぐに分かります。ちょっと落ち着かないような。でも、自分のために来てくれた人だと分かるので、ソワソワしながら、嬉しそうに尻尾をフリフリさせています。

一方、3歳の息子は不思議な様子で獣医さんを見ています。「ネモのお医者さんだよ」というと、へぇーという顔をしていましたが、獣医さんが聴診器を取り出すと興味津々。いつもごっこ遊びで、カメラのUSBケーブルを聴診器に見立てて遊んだりはしていますが、おうちで本物の聴診器はそうめったにお目にかかれないですからね。しかも自分の具合が悪いわけではないので、意識もしっかりしていて、もう完全に観客状態。

獣医さんはネモの体をあちこち触ったり、目や歯の状態を確かめたりしています。そして、特に問題がないことが分かると、予防接種のワクチンの入った容器を注射針に挿して、サクッと首の後ろ付近に刺します。注射に関しては、ネモは我慢強いです。騒ぐことなく、一瞬固まって、そのあとピヨピヨ言ったりするけど、基本じっとしていてくれます。

こちらがスペインはカタルーニャ州の犬猫健康手帳です。ここには飼い主の住所はもちろん、ネモに埋め込まれているマイクロチップのコード番号やこれまで行なった予防接種の情報が全て記載されています。

おまけですが、ネモは生後4ヶ月までイタリアにいたので、イタリア版の犬の健康手帳もあります。それがこちらです。国によって違うもんですねぇ。

ちなみに、今回行なった予防接種はこちら。

接種したワクチンの種類が記載されています。文字が小さくて分かりにくいですが、カタルーニャ語で以下の箇所にチェックマークが付いています。

  • 肝炎(Hepatitis)
  • 犬ジステンバー(Brom)
  • レプトスピラ症(Leptospirosi)
  • 犬パルボウィルス(Parvovirosi)
  • 狂犬病(Ràbia)

狂犬病ワクチンと、日本でいう混合ワクチンみたいなものです。

寄生虫用の飲み薬が切れていたので、それもお願いしました。でも、飲み薬をあげるのはスケジュール的には来月なんですけどね。前もってもらっておけば、好きなタイミングであげることができるので。

この写真は、ネモのお得意の開脚180度。この記事とは何の関係もございませんが、癒やしの一枚。

というわけで、今年の予防接種は無事おわりました。なお、ネモの捻挫した左足の経過については、また別の記事でお話したいと思います。

コメント