こどもちゃれんじすてっぷ サイエンスプラスで実験~割れないシャボン玉を作る

幼児の教育
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先日は、幼稚園の年中さん用のこどもちゃれんじ すてっぷ4月号が届いたことを記事にしました。

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この時、4月号と一緒に届いたのが、こどもちゃれんじのサイエンスプラスでした。今回は、サイエンスプラスという教材の話題です。

こどもちゃれんじのサイエンスプラスって何?

こどもちゃれんじのサイエンスプラスというのは、こどもちゃれんじの有料オプション教材です。有料オプション教材には、絵本とかワークブックとか、これまでもいろいろあったのですが、サイエンスプラスというのは今年度からはじまったみたい。

サイエンスプラスは、4歳の子でも遊べる科学の実験キットが隔月で届くよ、とのことでしたので、新しもの好きの私は、さっそく試してみました。

…正直に言いますと、申込みをしたのは、1~2ヶ月前のことで、実際は申し込んだこと自体忘れていて、今回届いたのはサプライズでした。あぁ、申し込んでいたんだ、みたいな。こどもちゃれんじの手続きや変更は、ポチッとWeb上で簡単にできてしまうのでね。面白い教材で良かったです。

なお、サイエンスプラスは、単体でも申し込みができますが、こどもちゃれんじを購読していると特別価格(つまり割引)で購入可能です。

今月号は割れないシャボン玉

今回のサイエンスプラスは、割れないシャボン玉です。

袋を開けると…、入っていたのはこちらのキット。

「われないシャボンだまをつくろう」という冊子と、実験台に使えるビニールシート。そして、シャボン玉が作れるキットの箱です。

箱を開けると…

液体を入れるシャーレが2つと、シャボン玉液の容器が2つ、シャボン玉をふくらませるプラスチックが2つ、手袋が1つ、という感じです。

実験台となるビニールシートの上に機材を載せると、ホントに実験するみたいな気分ですね。

シャボン玉はオモチャ屋さんで買ってきたシャボン玉液でよく遊ぶのですが、割れないシャボン玉は初めてです。存在するのは知っていましたが、どんなものかと期待は膨らみます。

割れないシャボン玉は、普通のシャボン玉液(青い容器)に、パワーアップ液(赤い容器)を混ぜることでできるんですって。

とはいえ、具体的にどうやるのかドキドキするわ。

Web動画でやり方を確認

どうやら、実験の前に、説明や実験の理解を深められるWeb動画「サイエンスプラス実験ムービー」を見ると良いらしい。

ウェブページからアクセスして、子どもと一緒に視聴します。

3分ちょっとのこんな感じの動画を見ます。実験の流れがだいたい分かるようになっています。

というわけで、いざ実践!

まずは、シャーレに普通のシャボン玉液(青い容器のみ)を入れて、シャボン玉を膨らませてみると…。

確かに、普通のシャボン玉液です。普通に割れます。

次に、パワーアップ液(赤い容器)を注いで、割れないシャボン玉を作ってみます。

作ってみます。

んんん。

割れないように作るのって難しい

割れないように作るのって、結構難しいですよ。

液体の配分かしら。泡は立たないように、でもよく混ぜて作った方がいいのかな。割れないシャボン玉液になるときは、なんかこう気持ち、液体がもっさりとなる気がするのですが、しばらく混ぜないとサラサラの液体になって、割れやすくなるので、時おり軽く混ぜて気持ちもっさりな液体にすると、割れにくいシャボン玉となりました。

液体が目に入るのに注意

あと、注意した方が良いなと思ったのは、普通のシャボン玉で遊ぶよりも、液体が目に入る確率が上がります(^_^;)。

というのも、割れないシャボン玉ということは、シャボン玉が割れないか確認するのが目的となるので、シャボン玉が割れるまで頑張っちゃうわけです。結果、顔の近くでシャボン玉が割れる確率が増します。

うちの子も、さっそくハジけたシャボン玉の液が目に入って、うぉーっとなり、タオルでフキフキして(本当は水で洗い流すべき)、目に液体が入るのを防ぐため、目を腕で覆いながら、手袋を付けた手をテーブルに伸ばして、割れないシャボン玉ちょうだいよー、の体制になりました。

子どもがシャボン玉を吹いて、それが子どもの手袋に落ちるようにすると、ハジけたシャボン玉が子供の目に入る確率が増すので、私がシャボン玉を吹く役をすることに。

ところが、シャボン玉を吹く人(私)とシャボン玉を手袋で受ける人(子ども)が違うと、なかなか手袋の上にシャボン玉を落下させるのが難しいのでした。

でも、何度もやっているうちに慣れてきて、おぉ割れないぞーーー、と楽しめるようになります。

さらなる実験を

そうやって、いっときの間、割れないシャボン玉をめぐって、ワイワイキャーキャー、親子の楽しい時間が過ごせます。

その間の模様は、親子ともども、ワイワイしてたので写真にはおさめていません(._.)。

そして、我々は次なる実験を考えたのでした。

この割れないシャボン玉。手袋で触ると割れませんが、素手で触ると割れます

それでは、どの素材で触ったら割れないのか当然気になるわけです。

セーターの袖

試しに、私のセーターの袖で試してみたら、あら、割れない。衣類だったら、平気なのかも。

ただし、手袋でもセーターでも、濡れているとダメなようです。

息子が付属の手袋で遊んでいる間、私も自分のレディース手袋を装着して楽しんでいたのですが、だんだん手袋が濡れてくると、触ると割れてしまうようになりました。乾いている場所で触ると大丈夫でしたけどね。

さらに、オモチャの上に置いて、シャボン玉が割れるか実験しよう!みたいな流れになって、試してみたのがこちら。

サメのフィギュア

サメのフィギュアはいけました。バルセロナの水族館で買ったものです。

シャボン玉は、割れずに長い間、サメの背中にとどまっています。

消防車のミニカー

消防車の車で試してみると、さすがにハシゴとか角ばった場所が多かったからか無理でした。割れないシャボン玉は全滅。

ミキサー車のミニカー

次は、トミカのミキサー車で試してみました。なぜ、ここでミキサー車なのかについての論理的理由はありません。息子が勝手に持ってきました(^_^;)。

あ、ミキサー車、いけた。

子どもと科学のミニ実験が楽しめます

というわけで、手袋や衣類でなくても、つるつるの面でも、シャボン玉は割れずに留まるということが判明しました。

素手はダメ、手袋が濡れているとダメ、つるつるのオモチャは大丈夫、ということから考えると、

仮説. 割れないシャボン玉は、乾いた素材なら触れても割れない、一方で、水分を含んだ面に触れると割れてしまう(素手は水分を含んでいるため割れる)

という仮説が浮かんでくるのですが、いかがでしょう。

この仮説が正しいかを実証するには、さらなる実験が必要ですね(^^)。

といいつつ、実際には、付属の冊子「われないシャボンだまをつくろう」の8ページ下に、原理についての説明がきちんとされていました。私の仮説、あっけなく、外れる…。うーん、修行、いや、実験が足りん。

これまでも、家でシャボン玉で遊ぶことはありましたが、割れないシャボン玉では、科学の実験モードで一味違った遊びを楽しむことができました。

こどもちゃれんじのサイエンスプラス、オススメです。

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