3歳のいたずらっ子への反応~犬編

犬と子供
この記事は約4分で読めます。

3歳の子供に対する反応って犬と猫でこんなに違うんだなぁと実感する今日この頃、前回の記事では、実家の猫の、子供に対する反応について書いてみました。

3歳のいたずらっ子への反応~猫編
ただいま、3歳の息子と共に日本に一時帰国中で、愛犬ネモはスペインにお留守番。日本の実家にいるのは2匹の猫です。 息子は反抗期の真っ盛りで、暴れん坊。俺に触るとケガするぜ、みたいな状態。 そんな毎日の中で、子供に対する犬と...

今回は、スペインでお留守番中のコーギー犬ネモの子供に対する反応についての記事です。

スポンサーリンク

犬はライバル?

現在、3歳の息子は、犬よりネコが好きと言っています。

一方、ネモは好き?と聞くと、一瞬間があって、うーん、と考えて、「うん、好き」と答えます。

息子にとって、ネモ犬は、友人でもあり、ライバルでもある相手なだけに、複雑な感情を持っているよう。

家にいると、息子がネモ犬に泣かされることもしばしばあります。

どういう場面で、息子が泣くはめになるかというと、たとえば…

オモチャを取られる

ネモ犬は、子供のオモチャには基本的に無関心です。

なので、普通に生活している分にはほとんど問題ないのですが、いくつか、鬼門のオモチャというのが存在します。その一つが、柔らかいゴムでできたオモチャで、押すとピーと音がするオモチャ。

たとえば、赤ちゃんへの出産祝いなどで定番のキリンのソフィみたいなオモチャです。

素敵なオモチャなのですが、ネモ犬にとっても相当魅力的に映るようで、少し油断すると、ネモ犬が噛んでしまうので、置き場所を考えるのが大変でした。

子どもにとって、ネモは時々、おもちゃを噛んで取っちゃう存在であるわけです。

食べ物を取られる

ネモ犬は、食いしん坊です。飼い主よりも食べ物に忠誠を誓っているようなワンコです。

ただし、胴長短足コーギーのため、テーブルの上の食べ物を盗み食いする、といった芸当はできません。このため、床に落ちた食べ物を瞬時に食べるという技を磨いてきました。

一方、最近になって物心付いてきた3歳の息子は、自分のものと他人のもの、という区別がつくようになってきました。このため、自分のモノである食べ物が床に落ちた時に、ネモに食べられるというのを極力嫌がります。

私にしてみれば、落ちた食べ物はもう食べられないし、ネモがそれを食べたところで別にいいんじゃない、と思うのですが、息子にはそれが許せないみたいで、キィーって泣いてしまいます。

子どもにとって、ネモは時々、自分の食べ物を盗み食いする存在なのです。

犬よりもネコが好き、と息子が答えるのは、こういうライバル的存在なネモに対する複雑な感情が関係しているのでしょう。

弟みたいな存在

一方、ネモ犬は、子供にどういう反応を示すのでしょうか。

3歳の息子が生まれたときから現在にいたるまで、ネモ犬は息子の成長をずっと見守って来たわけで、息子はいわば弟みたいな存在です。

我慢強い犬

もう慣れてしまっているのか、嫌だけど我慢しているのか、構われるだけで楽しいのか、3歳の息子に対して、ネモ犬は本当に我慢強いです。

どんだけ我慢強いかというと、こんな感じです(動画は音楽が付いてます)。

こんな風に遊ばれてても、逃げることなく、息子のされるがままになっています。実家のネコちゃんたちだったら、もう速攻逃げてる状況下です。

さんざん構われた後は、ネモはゴロリンとリラックス。さらに息子が構ってきても、放っておいてくださいな、と軽くスルーする一方で、自分に構ってくれるのがちょっぴり嬉しそう。

なお、上の動画や写真のように、子供の顔が、犬の顔に極度に近づく場合は、いちおう注意が必要です。

この時は、犬がリラックスしていて緊張感が見られなかったので、私の監視のもと、許しちゃっています。

ですが、万一、犬が子供をガブリとしたら大変なことになるので、こんな風に遊んでいる間も、子供には

「あまり顔を近づけたらだめよー」

「注意ねー」

「ネモに構うのはほどほどにねー」

声掛けをしてあげて、犬と子供両方の注意を促すようにしています。上の動画では、私のそういう口うるさい声が入っているので、音楽を入れたという事情があります(*_*;

で、どちらかが興奮し過ぎたら、遊びは早めに切り上げるのが無難です。

つい見守ってしまうのかな

外に散歩に出かけても、ネモ犬は息子が気になって仕方のない様子。

子供がお砂場で遊んでいるのだから、公園の周辺をぐるりと一周するなりお散歩してくればいいのに、息子のそばを離れたがりません。その場にどすんと座って動きません。

息子が遊んでいる様子を、じっと見守るネモ犬でした。なんだかんだ言って気になる存在なんでしょうね。

こうやって改めて見てみると、確かに良いコンビ。

ネコは逃げて、犬は我慢

以上、前回の記事に続いて、3歳の子供に対するネコと犬の態度の違いについて、書いてみました。

ネコは本能のおもむくままに逃げて、犬は我慢する(あるいは構われるのが嬉しい)

この違いを実感したわけです。

現在、日本に滞在中の息子は、あいかわらずネコさんたちに夢中。

今日も、ネコさんがいいのぉー、と言って、すばしっこく逃げるネコたちを追い回しています。彼の脳内では、ネコさんとの「泥棒と警察」の遊びが繰り広げられている様子。

そうよね、ネモ犬は決して逃げませんからね。

一方のネモはスペインでお留守番中。家の中では、激しく構ってくれる息子がいないため、こんな風にリラックスしているんじゃないかしら。

ネモさん、おつかれです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました