ただいま、3歳の息子と共に日本に一時帰国中で、愛犬ネモはスペインにお留守番。日本の実家にいるのは2匹の猫です。
息子は反抗期の真っ盛りで、暴れん坊。俺に触るとケガするぜ、みたいな状態。
そんな毎日の中で、子供に対する犬と猫の反応ってこんなに違うんだと実感しています。
本日は、実家の猫の子供に対する反応についての記事です。
ビビる猫
3歳半の息子は、動物が大好きです。特に猫が好きなようで、実家に到着してからというもの、猫を見るたびに、本当に嬉しそうに、キャーと奇声をあげて駆け寄っていきました。
「よしよししたいの」
「ネコ、かわいい!」
「しっぽ触りたい」
ネコを見ると、いてもたってもいられなくなり、走り出します。猫が視界の範囲内にいないと、「ねぇ、ネコ、どこ?」と頻繁に猫の居場所を聞いてきます。
しかし、ネコの方はといえば、わけが分かりません。
今まで70過ぎのお年寄りとのんびり穏やかな毎日を過ごしていたのに、いきなり、得体のしれない人間のミニチュアみたいなのがやってきて、動く動く、動き回る。
そして、目があうなり、自分(ネコ)めがけて突進してくるんですもの、気が気でありません。もう速攻逃げるしかない。
実家にはネコが2匹いるのですが、2匹が2匹、そろって逃げます。もう我が息子は、彼らにとって要注意危険人物と認定されていて、姿を見るなり、猛スピードで逃げます。カーチェイスならぬ、ネコチェイスみたいになります。
お散歩から帰ってきても…
ネコは自由気ままな生き物。リードにつなげられてお散歩にいく犬と違って、お散歩も自由気ままに好きな時間に出かけます。
ネコは、外への冒険から帰ってくると、家の網戸を自力でギギーっと開けて、中にいる人間に、俺サマが帰ってきたぞーとプレッシャーをかけ、家の誰かが窓を開けてくれることを期待します。
しかし、窓が開き、家の中をのぞいた視線の先に、3歳の子供がいることを知ると、家の中には入らず、再び、冒険の旅に向かってしまうのです。
ネコの安住の場所
家の中での、彼らの安住の地は、息子が追いかけてこられない、触ることのできない、高い、高い場所。
こんだけ高ければ、奴の手は届くまい。
ほぉー、疲れた…。
いかにもやってられん、という表情がなんとも言えません。ほんと、貴方のお家にお邪魔しちゃってゴメンよー、といつも思います。
我慢しないネコ
以上見てきたように、3歳の人間の子供が突進してきたら、躊躇することなく逃げていくのがネコさんたちでした。
ネコはすばしっこいし、マズいと思ったら、咄嗟に行動する本能が備わっているのでしょう。
というわけで、子供が寝ている時以外は、決して、子供のそばに近寄ることのないネコさんたちなのでした。
一方、スペインでお留守番中の我が家のコーギー犬ネモはどうだったっけ?それはまた次回の記事にて。
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