ついにラズベリーパイデビュー!

ラズベリーパイ
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最近、気になっていたヤツ、それがラズベリーパイ(Raspberry Pi)でした。ついに、ラズパイデビューしちゃいましたので、本日はラズベリーパイに関する記事です。

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ラズベリーパイって何?

そもそもラズベリーパイって何さ?

アメリカのおばあちゃんが焼いてくれたケーキかっ!ていう甘酸っぱい名前ですが、スイーツじゃなくて、コンピュータです。小さなシングルボードコンピュータ。

名前のとおり、一枚の基板に必要なものが乗っかったミニコンピュータなんです。サイズは手のひらサイズ、と小さい!

そもそも、ラズベリーパイは、複雑になりすぎちゃった昨今のコンピュータをシンプルにして、学校や発展途上国の教育の現場でコンピュータって何?ってことを学びやすくするために、イギリスのラズベリーパイ財団で開発されたものなんですって。

初めて、第1世代のラズベリーパイ1モデルBが世に出たのが2012年2月というから、比較的最近のことですね。

それからバージョンアップを重ねて、2016年2月にはWifiやブルートゥースが付属したモデルであるラズベリーパイ3モデルBが出ました。現時点での主流はこのモデルですね。

一方で、さらに小型化されたモデルであるラズベリーパイゼロ(2015年11月)、ゼロにWifi機能を付けたラズベリーパイゼロW(2017年2月)なども登場しました。
Raspberry-Pi-Zero-FL

パソコンのくせに小さくてカワイイ。これだけで何か惹かれちゃいます。

おまけに安い

値段は、本体だけで見るなら、ラズベリーパイ3モデルBが35ドル前後、日本だと5000円前後。ちびっこのラズベリーパイゼロにいたっては、5ドル前後、日本だと1000円弱で入手可能なのです。

何ができるの?

そんな小さなラズベリーパイで何ができるのかしら。小さいくせに、使い道はけっこういろいろあるんです。具体的には、

  • デスクトップパソコンとして
  • サーバーとして
  • 電子工作に使用する

といった感じです。

デスクトップパソコンとして

デスクトップパソコンとして、というのは、ラズベリーパイにマウスやキーボードを接続すれば、WebブラウザやWordやExcelのオフィス文書を作成したり、ゲームやプログラミングができたり、といった利用ができるんですね。

サーバーとして

あるいは、ラズベリーパイは消費電力が小さいので、ウェブサーバー、ファイルサーバー、メディアサーバーみたいに使えます。常時電源オンにして、家庭内でビデオや写真などのデータを共有したり、といった用途が考えられますね。

電子工作への利用

そして、電子工作への利用、です。

実は、私がラズベリーパイを欲しかったのが、電子工作をやってみたかった、というのが一番の理由でした。

ラズベリーパイには、LEDライトなどの様々なセンサーが取り付けられるので、いろいろ作って楽しめるっぽい、というわけです。

正直、やってみるまではどんなもんかイマイチ分かってないってのが実情です。でも、小さな安いパソコンでガジェットが作れるなんて楽しそう、そんなポワンとした動機をもちながら始めてみようと思ったのでした。

どうやってはじめよう…

問題はそこです。

そりゃ、プログラマーの人とか技術屋さんとか、その道に詳しい人だったら、何となく触っているうちに、余裕でできちゃうのかもしれません。

が、こちとら、文系出身のアラフォーのオバハンですからね。実際に挑戦してみたら、歯が立ちませんでした、スンマセン!となる可能性だって十分あります。かつて挑戦して挫折したアラビア語やドイツ語学習のように…。

ネットでサーチして、ラズベリーパイを扱っているブログを片っ端から読み漁るというのもアリですが、それだとどうも体系的な思考が身に着けにくい。全体像を把握してない分、今、自分がやっていることがどんなことなのか分かりにくいわけです。Q&A的に、実際に具体的なトラブルに直面している時には、ウェブの情報ってとっても役に立つんですけどね。

というわけで、ラズベリーパイに関する本を購入しようと決めました。

電子書籍という選択肢もあったけど、こういうマニュアル的な内容は、紙の本の方がパラパラめくりやすくて扱いやすいと思ってしまう昭和世代の私。本屋さんで実際に見てみて、分かりやすそうな本だと思って選んだのがこちらでした。

クジラ飛行机さんの「やさしくはじめるラズベリーパイ」の本がいいなと思ったのは、本屋でパラっとめくって比較したときに、視覚的に見て情報がまとまってて分かりやすいなと感じた点でした。

実際、購入して本を読み進めていくと、電子工作もさることながら、ラズベリーパイの基本的な設定方法が詳しく掲載されていて、書いてあるとおりにやっていくと、知識ゼロみたいな私でもだんだんできることが増えていくかんじ。

とりわけ、手持ちのパソコンから遠隔操作でラズベリーパイが操作できる方法は、教えてくれてありがとーって感謝!でした。

というわけで、本の最初の方をパラりと読んだ時点で、さぁ、本体のラズベリーパイを購入しようと決めたわけです。

ラズベリーパイ本体はどこで購入する?

ラズベリーパイ、購入する方法はたくさんありますが、手っ取り早いのはインターネット通販、ということになると思います。

国内のラズベリーパイ系の販売で有名なところだと、KSYSwitch sciencePhysical computing lab秋月電子通商、などでしょうか。国外だと、PIMORONI(イギリス)、adafruit(アメリカ)などですかね。ただ、国外の場合、送料が結構高いので(特にadafruit)、最初のラズベリーパイを購入する分には国内のショップで購入するので十分じゃないかな。来るのも早いですしね。

ラズベリーパイにはラズベリーパイ3モデルB、ラズベリーパイゼロW、などいくつかモデルがありますが、初めて触ります、購入しますっていう方の場合、ゼロよりは高いけど、ラズベリーパイ3モデルBにしておいた方が無難かなと思います。あんまり深いこと考えずに始められますので。

また、上のショップを見ると分かるとおり、ラズベリーパイ単体での販売と、キット・セットと称して、電源ケーブルやLANケーブル、HDMIケーブル、MicroSDカードなどが一緒になって売られているものがあります。初心者さんだったら全部入りのを買っちゃった方が手っ取り早いかな、と思います。あとからいろいろ揃えるのは面倒なのでね。

というわけで私が購入したのはこちら。

Raspberry Pi3 コンプリートスターターキット (Standard)


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ラズベリーパイ3モデルBの本体に加えて、スイッチ付の電源ケーブル、OSがインストール済みのMicroSDカード(16GB)、透明のケース、HDMIケーブル、LANケーブルまで付属の全部入りバージョンです。

次回は、ラズベリーパイ3モデルBを実際に購入してみての感想を書いていきたいと思います。

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