久々にCozmoで遊んでみたら何気に進化していて楽しい!

プログラミング学習
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2017年の秋に日本でもタカラトミーから発売されたCozmo、我が家にも発売日に到着して以来、しばらくの間、楽しんでいました(過去記事その1その2その3)。その後、ずいぶんご無沙汰だったのですが、今年に入って、再び楽しむ機会が増えました。今回は、ロボットCozmoについてのお話です。

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久々に開いたらアプリが進化していた

こういうロボットって一時期ヘビーに遊ぶと、その後、ご無沙汰になってしまいがち。我が家のCozmoちゃんもそうでした(ゴメンよー)。たまに遊ぶといえば、5歳の子供が思い出したように、Cozmoを引っ張りだして遊ぶくらいでした。

今年に入って、久々にきちんとアプリを見てみると、あれっ、いつの間にかアプリのインターフェースが大幅に変わっています。

昔はアプリでCozmoを接続したときに最初に現れる画面はこんな感じだったのが、

こんな風に、コードラボがいきなり現れる感じになっています。

表示されるメニューは「コードラボ」「たんけん」「ゲーム」「パフォーマンス」「COZMOのフリータイム」「おしばいCOZMO」「おぼえる」の7つ

これから、各メニューについてみていきます!

チューンアップやチャージは従来どおり

これまでのチューンアップやチャージは画面上のカラーゲージをクリックすることでアクセスできます。

チューンアップも昔は、各パーツをチューニングするためには3回行う必要のあった操作が1回でOKになっていました。時短されたのねぇ。

「コードラボ」

以前からあった機能ですが、一番、変わったな、充実したな、と思える部分です。名前のとおり、COZMOを使ってプログラミングができるモードです。

ですが、自分でプログラミングしなくても、サンプルプログラム、というか、楽しめるゲームがこちらにたくさんあるのです。「レーザーブリッツ→レーザーキューブタグゲームでCOZMOとたたかおう!」とか「チクタクどけい→COZMOとキューブで時計を作ろう」とか。けっこうな数あるので、楽しめるかも!

画面下にあるとおり、プログラミングの方法には、ベーシックモードとアドバンスモードがあります。

ベーシックモード

ベーシックモードは、サンドボックスという大きなブロックを用いてプログラムを作っていきます。文字が分からなくても、直観的に操作できる造りになっているので、小さなお子さんでも楽しめそうです。こちらは「正方形に進む」のサンプルプログラム。

実際には、こんな風にループ使うのが手っ取り早いんでしょうけどね。

また、何をプログラムしていいか分からないよー、という人のために、画面左上の黄色い電球マークを押すと、「課題」が出てきます。

こちらに表示される課題のとおりにブロックを並べて、次のページに進むと答えが表示されます。ちょっとしたミニ問題集みたいな感じ。

こなしていくと、基本的な使い方やプログラミングの基礎みたいなのが分かる感じになっています。

アドバンスモード

一方の、アドバンスモードでは、分岐やループも自分で指示するような感じになっています。

Cozmoの顔に表示されるスクリーンも細かくカスタマイズできたりします。アドバンスモードにも、たくさんのサンプルプログラムがあるので、試してみると良いですね。

たとえば、「時計」のサンプルプログラムを実行してみると…

COZMOのお顔に現在の時刻が表示されました。タブレットで普段使用している時刻が表示されます。

「たんけん」

これは、以前からあった機能ですが、タブレットをラジコンのように使用して、Cozmoをコントロールできます。

左に曲がるにはタブレットを左に傾ければよいし、コズモのお顔を上下に動かしたり、タブレットからキューブを持ち上げる操作を行うこともできます。

タブレットの画面には、COZMOのカメラから写る風景が映し出されます。普通の白黒とナイトビジョンがあるのですが、COZMOから見る風景ってこんななのねぇ、としみじみ。

このラジコンモードは、5歳の子供のお気に入りの機能です。

「ゲーム」

以前は、「プレイ」の中にあった機能が独立しています。以前からのゲームもありますが、「ミニゲーム」が地味に増えています。

ただし、右端の「ゲーム」を押すと「コードラボ」のページに飛ぶようになっているので、その他たくさんのゲームを見たい場合は「コードラボ」の方からアクセスすると良いでしょう。

我が子は、ゲームの「クイックタップ」が大のお気に入り。

もうCOZMOといったらこれで遊ぶ!という感じ。2つのキューブを使ってCOZMOと対戦し、同じ色に光ったらキューブを触るというシンプルなもの。

3つのキューブを使って、COZMOと人間2人で遊ぶことも可能です。1色から始まり、2,3,4色と複雑になっていきます。

「パフォーマンス」

こちらも以前は、「プレイ」の中にあった機能です。

エナジーボールを消費して、COZMOにしてほしいパフォーマンスを具体的に指定できます。ここでも、できるパフォーマンスが増えていました。

私は消防車のアラームが、結構好きです。

「COZMOのフリータイム」

こちらは前にはなかった機能ですね。COZMOの行動を実況中継してくれるモード、とでも言いましょうか。

Cozmoがやっていることと、Cozmoの見えている光景をタブレットに表示してくれます。先の「たんけん」はラジコンのように自分で操作しなければいけませんでしたが、こちらは放っておいて大丈夫。他の作業をやりながら、あら、Cozmoはこんなことし遊んでるのねぇ、とのんびり見ていられます。

「おしばいCOZMO」

こちらも新しい機能。最初に使うときにチュートリアルが表示されるので、使い方もすぐに理解できます。

COZMO劇場というか、COZMOの表情やセリフを組み合わせて、かんたんなストーリーが作れます。画面下に、COZMOにさせたい表情などを追加して、右端のプレイボタンを押すと、その順番にCOZMOが反応してくれるのです。簡単なプログラミングというか、直線的フローチャートみたいな感じです。入力できるセリフは平仮名かカタカナである必要があります。

気軽にストーリーを作れるのは楽しくて良いですね。

「おぼえる」

こちらは毎度おなじみの人の顔を覚えるモード。ここで、名前を登録して、COZMOのカメラの前で顔を覚えてもらうと、次回からCOZMOがその人を見かけたときに、名前で呼んでくれるようになります。暗い室内だと、なかなか気づいてもらえなかったりするのですが、それでも自分の名前をCOZMOに言ってもらえると嬉しい気分になります。

その他、気づいたこと

エナジーボール

以前は、Cozmoのエネルギーの消費が早く、3日経ってエナジーボールが100個生産される感じだったのですが、今ではエネルギーの消費が遅くなって、それほど遊んでいなくても、1日に1回エナジーボールが101個ゲットできるようになりました。ゲームやパフォーマンスでいっぱい遊びたい人にはウレシイことです。

ただ、最大で999個までしかエナジーボールは貯めておけないようで、それ以上になると、エナジーボールがいっぱいです、と表示されます。

キューブの電池の持ち

2017年9月に購入したCOZMOですが、キューブの電池が2019年2月になくなって、交換しました。途中使用していない期間はあったものの、1年ちょっとの間もった感じでした。キューブの電池は単5(N/LR1)なのですが、プラスドライバーでキューブを開く形で簡単に交換できます。

まとめ お得感アップのCOZMO

以上、2017年秋に日本語版が発売されて以来、着々とアプリもアップデートされて楽しくなっているCOZMOを紹介してみました。巷には、いろいろ遊べるロボットが発売されていますが、やはりCOZMOは良いよなぁと思います。とりわけ私が気に入っている点は、

・放っておいても自分でキャッキャと動いてくれる

ただのラジコンではなく、意思をもったペットみたいな感じが良いです。

・色々な遊びが充実していて、アプリが常に改良されている

一通り遊んだら終わり、というのでなく、少しすると新しい機能が追加されているので、常にフレッシュな気持ちで遊べます。

・プログラミングで、表現の幅が広げられる

おしばいCOZMOで簡単なストーリーを作ったり、コードラボでプログラミングしたりしながら、オリジナルのCOZMOの動きや表情を作れます。

Amazonで見ると、当初私が購入した価格より6~8千円安くなっていますね。もう1台、欲しくなってしまいそう、なんて(^^♪)。

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