前回の記事では、飛行機の機内持ち込みのバッグをスーツケースにしようと決意した経緯について説明してみました。
今回は、機内持ち込み可のスーツケースのサイズについてです。
そもそも、機内持ち込みが可能なスーツケースのサイズって、どれほどのサイズなのでしょうか。これは、各航空会社によって異なるのですが、だいたい以下の通りです。
日本発着の飛行機便の場合
日本発着の飛行機便の場合、大まかには以下の通りです。ただし、ローコスト便などは条件が変わってくることがあるので、事前に利用する航空会社のホームページ等で、機内持ち込み可の手荷物のサイズを確認しておきましょう。
国際線および100席以上の国内線
3辺の和が115センチ以内。重さは10キロ以内。幅40センチ以内、高さ55センチ以内、奥行き25センチ以内。
3辺の和というのは、幅、高さ、奥行を足した値ですね。たとえば、幅40センチ、高さ50センチ、奥行20センチのスーツケースならば、3辺の和は、40＋50＋20で、110センチとなります。上の規定の、「幅40センチ以内、高さ55センチ以内、奥行き25センチ」をそのまま足していくと、3辺の和は、120センチになってしまい、「3辺の和が115センチ以内」という条件をオーバーしてしまいますので、ご注意くださいませ。
100席未満の国内線
3辺の和が100センチ以内。重さは10キロ以内。幅35センチ、高さ45センチ以内、奥行き20センチ以内。
これは結構、厳しい条件ですよね。100席未満の国内線で、持ち込み可能なスーツケースというと下のようなタイプが対象になりますね（画像をクリックすると、トラベラーストア
もっとも、国内線のフライトは、国際線よりずっと短いですし、必要となる荷物も、ヨーロッパ行の国際線に乗るときに比べたらずっと少なくても済むのかも。
利用する航空会社の規定をチェック
機内持ち込み可のスーツケースを購入する前に、自分がよく利用する航空会社の規定を事前にチェックしておくと良いでしょう。私がよく利用するのは、JALの国際線なので、こちらのページが参考になります。
参考までにJAL国内線はこういう感じです。
基本、上に書いた条件に合致していますね。
ヨーロッパ（スペイン）の飛行機便の場合
この記事を読んでらっしゃる方の中で、果たしてどれだけヨーロッパはスペイン発着便の機内持ち込みのスーツケースのサイズに興味のある方がおられるかわからないのですが、念のため、サイズについてまとめた記事がございましたので、リンクを貼っておきます。スペイン語ですが、数字等の情報はなんとなくお分かりになるかと思います。
上の記事を見るまでは、いわゆるヨーロッパのローコスト系の飛行機会社の規定は厳しいという印象があったのですが、日本の100席以下の国内線より全然ユルいです（苦笑）。
とりあえず、RyanAir（重さが10キロ以内。幅40センチ以内、高さ55センチ以内、奥行き20センチ以内）と、Eurowings（重さが8キロ以内。幅40センチ以内、高さ55センチ以内、奥行き23センチ以内）が一番、規定が厳しいのかなという印象。また、Wizz Airが、幅30センチ以内、高さ42センチ以内、奥行き25センチ以内という多少キツイ条件を出してきてます。
まとめ
以上、ざくっと、機内持ち込みが可能なスーツケースやバッグのサイズについて書いてみました。各飛行機会社の規定等を踏まえて、自分にあったスーツケースやバッグが選べると良いですね。
次回は、機内持ち込み可のスーツケースを選ぶ基準について説明したいと思います。こちらからどうぞ。
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