スペインのわが家にやってきてから今年で8年目になる胡蝶蘭のご紹介です。
例年の胡蝶蘭
今年の胡蝶蘭は、4月初めに咲きそろいました。その時の記事がこちらです。
このときは、花芽が最初に付いたのを発見したのが昨年2016年の11月でした。それから茎がぐんぐん伸びてきて、蕾を付け、花が咲き、すべての花が咲きそろったのが翌年4月だったわけで、半年近くかけて、花芽がググーっと成長したのでした。
さて、これまでも毎年、胡蝶蘭の成長を観察してまいりましたが、たいていは、秋冬に花芽が出てきて、春夏にかけて花が咲く、夏秋で新葉が生えて…というサイクルを守って来ました。
1年に1度お花を楽しめる、というペースです。
花芽が付く時期は年によってまちまちで、去年のように11月だったり、少しずれたり、毎年変化しつつも必ず立派な花を咲かせてくれるのが胡蝶蘭の醍醐味でした。
さて現在は?
私は現在、例年よりも長期間、日本に滞在しておりまして、スペインの胡蝶蘭の世話は、スペインに単身赴任みたいな状態の夫に任せていたのであります。
この夫、植物育てなど全くやったことのない人でしたが、いざ水やり等をしてみると、結構楽しかったみたいで、定期的に家の胡蝶蘭と多肉植物に水やりをしてくれていたようでした。
一方で、胡蝶蘭は、すでに4月に咲いてしまっていますから、花芽が出てくるのは11月あたりかなーと思っていて、花が咲くのは来年の春かなーくらいに思っていて、完全に油断していました。はい。
たまに、「植物、きちんと育ってる?枯れてない?」と聞く程度で、Lineのビデオ通話越しに胡蝶蘭の緑色の葉が青々しているのを見て、よしOKって安心しきっていました。
で、先日のこと。夫がLine電話で言いました。
「そういえば、胡蝶蘭、花が咲き始めたよ。」
は?
「いくつか花が咲いている」
へ?
写真撮って送って~!と頼んで届いたのがこちら。
ほんとだ。
花芽はどっから出てきたんだろう。春に咲いた花の二番花じゃないよねぇ?
茎の部分を拡大してみますと…
一番下のペアの2枚のさらに上の葉(つまり下から2番目の葉)から伸びてきた花芽のようです。
ちなみに、今年の4月に咲きそろったときの写真がこちらです。
この時は、一番下の葉から伸びた花芽から咲いていたので、今回は、その上の葉元から伸びたのが咲いた花のようです。
それにしても、1年に2回咲いたのは、すごい久しぶりかも。
過去の記録を見てみると、わが家に来た翌年の2010年に2回咲いたのね。それ以来です。
写真を見る限り、葉が一枚増えているので、葉をきちんと増やしたのちに、花を咲かせたみたい。
1年に2回も咲くとは優秀ではありませんか!
夫の方が、私より花の管理が上手いのかもしれません(^-^;
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