前回は、機内持ち込みのスーツケースを選ぶ際に、重視する点について考えてみました。
今回は、実際にどのようなメーカーのスーツケースが、選ぶ際の候補に上ったかをみていきたいと思います。
選ぶ際の基準を明確に
前回の記事でも書きましたが、次第に自分の中で、購入したいスーツケースのスペックの要素が明確になってきました。それはずばり、
軽いのに、容量がたっぷりあるスーツケースです。しかも、壊れにくい。
軽さと容量は、多くの場合、相反するものです。軽いスーツケースを選べば、少ししかモノが入らず、容量の多いスーツケースを選べば、重くなってしまう。しかも、今回は、機内持ち込みできるタイプのスーツケースが欲しいため、大きさにも限度が出てきてしまう。
そんな中で、軽さと容量の多さを兼ね備えたスーツケースを3つほど選んでみました。
軽くて容量たっぷりなスーツケース3選
サムソナイト コスモライト スピナー55
まずはこちら。スーツケースの王道、サムソナイトから。
サムソナイト コスモライト スピナー 55 (55cm/36L/1.8Kg)
Amazonで見る 楽天で見る
サムソナイトのコスモライトは、軽量かつ強度に優れた革新的な特許素材「Curv(カーヴ)」を使用しているため、軽いのに頑丈。しかも、カッコいい。機内持ち込み可のタイプの55は、36リットルの容量があって、重さがわずか1.8キロという点が、大きな魅力です。車輪も4輪だし、使い勝手もよさそう。
ただし、正規の販売店で買うとお値段は高いです。上のリンクで言うと、アマゾンで販売されてるのがまさにそうです。一方、楽天で販売されているのは、海外からの並行輸入品なので、とってもお安い。ただし、並行輸入品というのは、10年保証といった日本正規店の長期の保証は付きません。購入するお店によっては1年保証が付いたりします。そこをどう考えるか、ですね。
ミレスト トロット ダッフルキャリー
続いてこちらは、一見ボストンバッグかな、と見違うデザインのミレストのトロットダッフルキャリー。
(画像をクリックすると、トラベラーストアの商品詳細ページに飛びます)
こちらは、スーツケースとボストンバッグの中間的なデザイン。44リットルの容量で1.8キロというこれまた嬉しいスペックです。
こちらの良いところは、普通にバッグのように横にしても持てるし、必要あれば、スーツケースのように引っ張れるという二つの使い方が可能な点でしょう。私は長年、機内持ち込みの手荷物バッグや短期の旅行はボストンバッグでやりくりをしていたので、こういうのは、とっつきやすい。布バッグ的なデザインなので、当然、外ポケットもたくさんあります。
ただし、車輪は2輪です。なので、移動するときは、ある程度の負荷をかけて、えいやっとスーツケースを押す必要が出てきます。だから、ずっと長時間スーツケースを引っ張って移動するのではなく、普段はバッグみたいに持っていて、疲れたら棒を伸ばして引っ張る的な使い方になるのかな、という気もします。
いずれにせよ、普通のバッグとしても、スーツケースとしても、両方の使い方がしたいという場合は、最適な選択肢かもしれません。
アメリカンツーリスター ヒーローライト
そして、今回、私が一番気になったのがこちら。アメリカンツーリスターのヒーローライトです。
アメリカンツーリスター ヒーローライト 42L
アメリカンツーリスターというのは、1933年からの続く老舗のアメリカのメーカーで、日本では、サムソナイト・ジャパンが正規の販売を取り扱っています。
こちら、アメリカンツーリスターのヒーローライトというモデルは、布製、いわゆるソフトキャリーのスーツケースです。42リットルの容量がありながら、軽さは1.52キロ(日本のお店のページでは1.66キロと表記)という驚くべきスペックなのです。車輪は4輪で、メインポケットの他に、書類などが入る外ポケットも2つ付いています。まさに私が欲しかった条件がそろっていました。
一方で、実は、これ、まだ日本では正規のサムソナイトのお店では、販売されていないみたいです。ネットで探した限り、1店舗のみ販売されているのを確認することができましたが、ドイツからお取り寄せの並行輸入品としてのみ入手可能なようです。日本から購入すると、日本正規店の保証が付かないのが残念なところ。まぁ、その分、お安いんですけどね。
それにしても、42リットルで軽さ1.5キロは、本当に魅力!
まとめ:結局どうした?
以上、様々なスーツケースの中から、軽くて容量がたっぷりあって、機内持ち込みが可能なスーツケースを、3つほど選んでみました。どれも魅力的なものですが、私はどうしたか。
私は…、日本へ帰国する前に、スペインで、アメリカンツーリスターのヒーローライトを購入してしまいました。
実際の使い心地、日本へ来るまでの旅程でどのように活躍したか、などは次回の記事でご紹介していきたいと思います。
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