さて、ドツボにはまったGoogle Assistant APIの有効化作業も何とか終了しました。
無事、OKGoogleのデモプログラムを実行すると…
できました! パチパチパチ!
ここからは、VNCやSSH経由の遠隔操作で、WindowsなどのPCからGoogle AIYのラズパイを操作してOKです。
「OK Google」と言うと、ボタンのランプがピカッと光り、ちゃんと答えてくれます。2メートルくらい離れた場所から話しかけても、きちんと聞き取れるようです。
ただし、
ただし、なんですが…
このOK Googleさん、英語しか理解しません。日本語はまったくNG!
自分のスマホのGoogle アシスタントのようなものを想像してましたから拍子抜けでした。
「OK Google、今日の天気は?」
と聞いても当然無反応なので、
「OK Google, How is the weather today?」
と言わなければなりません。
で、Googleさんも、流暢な英語で答えてくれるんですが、気温を、摂氏じゃなくて華氏で言ってくる。43度とか言われても、摂氏で何度なのか分かんない…。そこをWebでググってしまう私はおバカでしょうか。
えっと、英語で何聞こうかな…。日本語より無駄にアセる。
えっと、えっと。
「Do you believe in God?」
やだ、「あなたは神を信じますか」、なんてめっちゃベタな質問しちゃった。Google のAIが神を信じようがどうでもいいんですけど(^^;)
あるいは、
「Tell me the recipe of fried eggs.」
「目玉焼きのレシピ教えて」、なんて、そんなことGoogle さんに聞かなくても知ってるよー。でも、レシピのサイトからの情報を読み上げてくれました。
不毛な会話が続く私と英語のGoogleさん。
じゃ、これはどうだ!
「Tell me the news of today in Tokyo」
「東京の本日のニュースを教えて」、だ。
しかし、Google さんてば、「申し訳ございませんが、その機能はまだサポートされておりません」と返してきましたよ。CNNのニュースでもダメでした。
そうだよね、これ、デモのプログラムですものね。
んー、じゃあ、これは?
「Do you like beer?」
「ビールは好きですか?」って、とりあえず聞いてみました。そしたら、Googleさんは、流暢な英語で、「近くに3軒あります。1軒目は、XXXXでXXXX町にあります…」とビールの飲めるお店についての情報を丁寧に説明してくれました。でも、英語が早口すぎて住所がよく聞き取れませんでした(^^;。
うちにはコーギー犬がいるので、
「Do you know Welsh Corgi Pembroke?」
「ウェルシュコーギーペンブロークって知ってる」と聞いたら、なんとかpuppy.comみたいなページからのテキストを読み上げてくれました。
ついでに、
強烈だったのが、
「Do you like music?」
「音楽は好き?」と聞いてみたら、「ええ、好きです。私は自分のテーマソングの作曲もやってます」と言って、その次に、ネコの鳴き声のような音が聞こえてきました。でも、その後は「Do you like music?」と聞くたびに違う答えが返ってくるので、何パターンか答えが用意されてるのかな。不思議です。
ついでに、
「Please sing a song.」
「歌を歌ってみて」と言ったら、メリーさんの羊を歌ってくれました。歌う曲は、お願いするたびに変わるようです。
あとは、
「one minute timer」
「1分のタイマー」と言ってみたら、OKって言って、1分後にタイマーを鳴らしてくれました。タイマー機能もあるようです。「stop timer」って言ったらアラーム音は止まりました。
ついでに
「What is the sound of a dog?」
「犬の鳴き声は?」と聞いたら、ワンワンと犬の鳴き声が。ここは、ネコとかライオンとかサメとか、いろいろなバージョンで試せます。
もう駅前留学ならぬ、AIY留学みたいになってますが、とりあえずGoogle AIY Voice Kitが機能するようになりました。日本語でできたらもっと面白いんだけどなー。でも、こちらのVoice KitはGoogle Homeの英語版とするなら結構面白いので、英語版として楽しんで使っていきたいと思います。
次のステップ行くぞー!
(追記 2018年3月15日)
2月21日付けのGoogle AIY ProjectのOSアップデートにより、日本語対応が可能となりました。ボタンも光ります(^^♪。こちらのページもご参照くださいませ。
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