日本に一時帰国しておりますが、これを機に8年ぶりにノートパソコンを買い替えました。今回は新しいノートパソコンに関する記事です。
些細なきっかけ
日本に一時帰国した当初、正直、ノートパソコンを買い替える予定は全くありませんでした。スペインの自宅にはデスクトップパソコンがあるし、いちおうノートパソコンも8年選手ではありますが、未だ健在です。むしろ、スマホの方が容量がいっぱいになってきて、そろそろマズイ感じ。
ですが、日本に来て使用しようと思っていた実家のパソコンがほとんど使えない状態でした。スマホで文字を打つことにかなり抵抗があるので、ブログの更新もまともにできない。さすがに2か月弱、パソコンが使えないのはキツイな、と。
で、えいや!と購入に至ったのでした。選んだのはLenovo Thinkpadのノートパソコンです。
なぜThinkpadか
実は去年も、ノートパソコンの購入を考えていた時期がありました。その時には複数のメーカーのモデルを比較検討していたのですが…。今回は、Thinkpadで、と他は考えずに一択でした。なぜでしょう。
それは、自分がこの8年間使用してきたノートパソコンがThinkpadであって、非常に満足度が高かったというのがあります。
8年たっても大丈夫だった頑丈さ
今回、スペインの自宅に置いてきたノートパソコンは2010年8月に購入したThinkpad Edge14というモデルでした。
古いパソコンのスペックはざっと以下のような感じ。
- CPU インテル Core i5-520M プロセッサー
- ディスプレイ 14.0型HD液晶 光沢なし
- メモリー 4GB PC3-8500 DDR3 (2スロット使用)
- ストレージ 500GB HDD
- バッテリー 6セルバッテリー
- DVDスーパーマルチ
2年前に機能していなかったバッテリーを非純正のものに交換し、ハードディスクもCrucialの500GBのSSDに換装してあります。
このパソコン、8年経った今も現役です。そろそろCPUのパフォーマンスが時代に追い付かなくなってきたかな、でも、簡単な用途ならまだまだ行けるって感じです。
ちなみに私がこれまで所有してきたノートパソコンは5台(会社支給は除く)ですが、ノートパソコンって結構簡単に壊れるのを実感してきました。
一番注意してきたのがハードディスク。HDDは衝撃に弱いので、持ち運ぶ頻度が多いほど、ハードディスクが壊れて使えなくなる確率があがります。だから、バックアップはデスクトップパソコン以上に念入りにしておかないといけません。最近、標準化してきているSSDは比較的衝撃に強いし、小型化してきているので、ノートパソコンにとっては嬉しいことです。
そして案外壊れやすいのがキーボード。打っているうちに、打てないキーが現れます。知識がある人ならキーボードの交換もできたのかもしれませんが、私はそこまでには至らず、キーボードが壊れてくるとそろそろダメかなぁって新しいのに交換してきた経緯があります。
その点、このThinkpad edge14は、かなりキーボードを酷使してきましたが、いまだ壊れていません。また、これまで何度も落としたり、子供に机の上から落とされたり、キーボードにコーヒーをこぼしたり、コーギー犬ネモの抜け毛がパソコンの周りをフワフワしましたが、幸い壊れることなくまともに動いています。ここまで雑に扱ったのに長年元気だったのは、Thinkpadが初めてでした。
ハードディスクこそ2年前にHDDからSSDに自分で換装しましたが、これもHDDが壊れたわけではなくて、そろそろ寿命が近づいているかなというタイミングで変更できました。これまでのノートパソコンは気づいたらHDDが壊れてた→涙目、というパターンだったので、それよりは全然マシです。
Edge14ってThinkpadの中ではエントリーモデルだったのですが、それでもかなり頑丈だったので、非常にありがたかったです。
夫のMicrosoft Surface(Proじゃないやつ)は、購入後間もなく机の上から落下してディスプレイがガッツリ割れていましたから。まぁ、マイクロソフトはサポートがいいから、数日後には新しいのが届いてましたけどね。
というわけで、我が家には、やんちゃな子供や犬がいるので、雑に扱っても壊れないというのは非常に重要な要素なのでありました。
打ちやすいキーボード
こんにち、ネットでの情報収集や電子書籍の購読、SNSの利用などは、スマホやタブレットで済んでしまいます。そっちの方が軽いし、ソファの上で寝ながらまったり情報がみられます。「今時、パソコンなんて必要ないでしょ」、って友人に言われたこともありました。
逆にノートパソコンならではの利用といえば、キーボードを使った文字打ちです。私は昭和世代ということもあり、どうもスマホで長いテキストを打つ気が起きません。Eメールもできれば、パソコンで打ちたい。変にミスってそのまま送信っていう事態が起きそうな気がしてしまうんですね。
そんなパソコンで重要な要素なのが、打ちやすいキーボードです。長時間使用しても疲れにくいキーボードというのは、ノートパソコンを選ぶうえで重要な要素です。
これまで、Thinkpadを利用してきて、気に入っていたのはやはりキーボード。加えて、トラックパッドが使いやすく、マウスなしでも快適に利用できます。
年齢を重ねると保守的になるっていうのはあると思いますが、やはりこれまでの使いやすさを考えて、今回もThinkpadで行こうと思ったのでした。
なぜX280か
次に考えたのは、どのモデルにしようということです。私が選んだのは、
実は最後の最後まで迷いました。具体的には、360度回転できるYogaシリーズの
デジタイザーペンありか、なしか
折り曲げてタブレットみたいに使えて、デジタイザーペンの利用が可能なYogaシリーズは魅力的でした。デジタイザーペンって、筆圧を感知して、手書きのように書けるらしいんです。
ペンってあまり使わないけど、スクリーンショットを取った際に、ちょっと矢印や説明を入れたりするのに便利かなという気もして。
ただ、私はお絵かきをする派ではないので、そこまでペンを使うかしら、とも思いました。そのペンのために、200~300グラム、パソコンが重くなってしまうのもどうかという気もしました。
結局、軽さを重視して、デジタイザーペン対応ではなく、タッチパネルを付けた普通のタイプにしました。
14インチか、それ以下か
私がこれまで利用してきたEdge14は文字通り、ディスプレイが14インチです。14インチってノートパソコンとしてはとっても使いやすい。だから、このまま14インチを踏襲するか、携帯性を重視して小さいディスプレイにするか、とっても迷ったのです。
ただ、今回、あえてスペインの家にパソコンを置いてきた理由が、パソコンが重く感じて荷物になるのが嫌だから、壊れたら嫌だから、という理由でした。
なので、頑丈で軽いパソコンなら躊躇することなく、どこにでも持ち運べるかなと思い、軽さ、小ささを重視することにしました。
とはいえ、Thinkpad X1 Carbonは14インチですが、12.5インチのX280と重さも大きさも実は大差ありません。なので実際は、X1 Carbonを選んでも重さ、大きさはあまり苦にならないのかなという気もしています。もっとも私の場合、X1 Carbonにタッチパネル付きのモデルがなかったので、今回は選びませんでした。
50パーセントオフに釣られる
そして、何といっても、Thinkpad X280は、サマーセール中で割引率が49~50パーセントでした。他のモデルに比べて割引率が圧倒的で、お得感が満載。しかも、ハードディスクドライブとか、メモリとか、カスタマイズできる各項目にもすべて50パーセントが適用されるので、さらにお得感が。
ま、選んじゃいますよね。
次回は、実際に、カスタマイズして注文する際の注意点についての記事です。
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